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ヴィアンに関するamanoiwatoのブックマーク (6)

  • 朝倉ノニーの<歌物語> | 僕はスノッブだJ'suis snob

  • 最高にかっこいい詩「ぼくはくたばりたくない」 - 朝時間.jp

    今日のカフェボンボンは、ボリス・ヴィアンの詩を。 ヴィアンは、作家、詩人、画家、トランペット奏者、俳優など、さまざまな分野で活躍した、フランスの天才的なアーティスト。書は、詩、シャンソン、エッセイを収めた傑作アンソロジーです。 『ぼくはくたばりたくない』(伊東守男・村上香住子訳/早川書房) ボリス・ヴィアンの詩「ぼくはくたばりたくない」はこんなふうに始まる。 ぼくはくたばりたくない 夢もみずに眠っている メキシコの黒犬たちを 知らずには くたばりたない「わけ」のひとつひとつが想像をかき立てる。 ぼくは死にたくない 永遠の薔薇を 作ってくれるまでは 二時間の一日 山にある海 海にある山 苦痛の終り …… 39歳の若さで亡くなったヴィアン。この詩を書いたとき、死の気配をすぐそこに感じていたのか。そうでなければきっとこんな言葉は生まれない。 だけど、おれはくたばらないよ。最期まであがくんだ。

    最高にかっこいい詩「ぼくはくたばりたくない」 - 朝時間.jp
  • 『北京の秋  ボリス・ヴィアン』

    青子の棚「すぐれた作家は、高いところに小さな窓をもつその世界をわたしたちが覗きみることができるように、物語を書いてくれる。そういう作品は読者が背伸びしつつ中を覗くことを可能にしてくれる椅子のようなものだ。」  藤和子 ☆椅子にのぼって世界を覗こう。 たった一つのホテルしかない砂漠の地・エクゾポタミーに鉄道を敷設するために、技術者・秘書・工夫とその子供たち・医師が派遣される。そして、偶然ともいえる殺人を犯してしまったため世捨て人となった男も。既にエクゾポタミーで暮らす考古学者や神父やホテルのオーナーたちと繰り広げられる不思議な交流を軸にして鉄道工事は着々と進められる。しかし、鉄道はホテルの真ん中を通るべく計画され‥‥。 読んでいて思い浮かべたのは、映画「アメリ」の映像です。 偶然の悪戯でエクゾポタミーへと辿り付く人々のそれぞれのエピソードがまずヴィアン風で奇妙な物語。 アマディス・デュデ

    『北京の秋  ボリス・ヴィアン』
  • ボリス ヴィアン 『心臓抜き』 | 土偶StaticRoute

    以前同作家の『日々の泡』を読んだけど、その時は「シュールで耽美で何ともいえん世界」という感じでそれほどのインパクトは無かったような気がする。 でも読んでだいぶ時間がたってもクロエの肺の中に睡蓮が咲くという奇病とか「貧乏人のとむらい」とかの彼の描くモチーフがずっと印象に残ったままどんどん大きくなるような感じで、どうやら私はこの作家が好きらしいという事に気付いた。 そう言うわけもあり、ボリス・ヴィアン『心臓抜き』を読了。やっぱり私はこの世界が大好きなようだ。 今から50年ほど前のやけど、全然そんな感じがせん。 彼の描く歎美な世界は一見、稲垣足穂に似たような感じがするけど、稲垣足穂が無機的で宇宙的で透明な感覚であるとすると、ボリス・ヴィアンは有機的で生物的でカラフルな雰囲気がするのだ。 例のごとくストーリーはあって無いようなものやけど、生まれた時から空白のままの成人で、他人の欲望で自分の空白を

  • 読書感想 『心臓抜き』ボリス=ヴィアン - バナナフィッシュをつかまえて

  • ほかのものは消えていい。なぜなら醜いから。 - チェコ好きの日記

    なんかどうかしてる小説っていうのは、とにかく冒頭とラストの破壊力がとんでもないものだと私は思っています。 大切なことは二つだけ。どんな流儀であれ、きれいな女の子相手の恋愛、そしてニューオ ーリンズの音楽、つまりデュ ーク・エリントンの音楽。 ほかのものは消えていい。なぜなら醜いから。 ボリス・ヴィアン『うたかたの日々』の、有名なまえがきです。 久しぶりに読んだら、やっぱりこれめちゃくちゃいい小説だわ……と思ったので、今回はこれの感想文を書きます(思いっきりネタばれします)。 コランとクロエ 『うたかたの日々』、直訳すると『日々の泡』となるそうですが、前に私が読んだのはこっちでしたね。今回読んだのは光文社文庫の新訳です。 日々の泡 (新潮文庫) 作者: ボリスヴィアン,Boris Vian,曽根元吉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1998/03/02メディア: 文庫購入: 5人 クリック

    ほかのものは消えていい。なぜなら醜いから。 - チェコ好きの日記
    amanoiwato
    amanoiwato 2015/05/24
    いかにも短命、というか元から長生きする気の全くない人だからこそ思いつく話。まさにパンク。/この小説から「北京の秋」、「赤い草」、そして「心臓抜き」と世界観がどんどんシニカルかつ厭世的になっていく。
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