「きみの持ち続けている その絶望にはいまだ名前がないのだ。誰も その名を知らないのだ。その絶望の名前を。 きみは喪失し続ける。その喪失にも名前がないのだ」 「なぜ……ですか?」 「歴史は敗者の苦痛に名前を与えない。その絶望に近い名は……死だ。 どんなことがあっても 自らは死なないと約束してくれ」 http://www.moae.jp/comic/chibasho_utukushiikodomo/1 えーとですね。ここで終わりっていうのは怖すぎるんですけれど。 これうつくしいのかもしれないけれど、この美しさは自分以外の人間を殺すよ。 もうこの女の子が生き延びた時のほうが怖い。 別に徳ちゃんの考えを受け入れろとは言わない。でも、誰かに弱音を言って欲しかった。 最後まで誰一人何一人許すこと無く、許されること無く。 それでも「私は、私を肯定する」というのは、これは自分が自分にとっての神になるという