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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (37)

  • 【読書感想】NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 (宝島社新書) 作者:NHKスペシャル取材班宝島社Amazon Kindle版もあります。 NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 (宝島社新書) 作者:NHKスペシャル取材班宝島社Amazon 全国の自治体1392カ所を独自調査 話題の「NHKスペシャル」待望の新書化! 長年にわたるひきこもりの果てに、命を落とす――。 いわゆる「ひきこもり死」が全国に広がっている。 いま、日には推計61万人もの「中高年ひきこもり」の人たちがいるとされる。 高齢の親が亡くなった後、生きる術を失った「子」が衰弱死するという事態を、どうしたら回避できるのか? 2020年11月にオンエアされ大きな反響を集めた NHKスペシャル「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」の制作陣が書き下ろす、渾身のルポ。 このルポを読んでいて、僕はなんと

    【読書感想】NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 田中角栄の昭和 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    田中角栄の昭和 (朝日新書) 作者: 保阪正康出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2010/07/13メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (17件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 田中角栄とは、いったい何者だったのか?時代によってつくられ、時代をつくりかえた政治家。大衆の欲望を充足させた、悲しき代弁者。死したのちにも強力な「遺伝子」を残した絶対権力者―。昭和史研究の第一人者が異能宰相の軌跡を検証し、歴史のなかに正しく刻印する。 1970年代前半生まれの僕にとって、「田中角栄」という人は、物心ついたときから、「賄賂をもらいまくって『ヨッシャ、ヨッシャ』と高笑いしている」「日の闇将軍であり、政治のダークサイドの象徴」というイメージがありました。 金と数の力で日政治を思いのままに動かし、地元にサービスしまくっているおかげで衆議院議員の選挙に落ちる

    田中角栄の昭和 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】リクルートという幻想 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    リクルートという幻想 (中公新書ラクレ) 作者: 常見陽平出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/09/09メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る Kindle版もあります。 リクルートという幻想 中公新書ラクレ 作者: 常見陽平出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/10/24メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 「株式上場」「人材輩出企業」「モーレツ営業」「新規事業創造企業」…… リクルートって、そんなに凄いのか? OBが激白! 気鋭の論客がリクルートの虚像を剥ぐ リクルートは「人材輩出企業」や「新規事業創造企業」等と賞賛され、 「営業武勇伝」に事欠かない。「やんちゃ」な社風は賛否両論あるが、 日人の働き方に良くも悪しくも影響を及ぼした。論客として著名なOBが、 自らの体験と新規取材の両面から、リクルートの

    【読書感想】リクルートという幻想 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】浮浪児1945‐: 戦争が生んだ子供たち ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    浮浪児1945‐: 戦争が生んだ子供たち 作者: 石井光太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/08/12メディア: 単行この商品を含むブログ (7件) を見る 内容紹介 終戦直後、焼け跡に取り残された多くの戦災孤児たちは、どこへ消えのか? 1945年の終戦直後、焼け跡となった東京は、身寄りのない子供たちで溢れていた――全国では、12万人以上。復興と共に街が浄化され、居場所を失い歴史から〝消え去った〞彼らを、残された資料と当事者の証言から上野を中心に現在まで追う。戦後裏面史に切り込む問題作にして、戦争が生み出したものを見つめなおす必読の書。 ここに、もうひとつの「忘れられようとしている戦争体験」がある。 こので紹介されている「元浮浪児」たちの証言を読んで、僕は「戦争によって傷つけられるもの」のことを、あらためて考えさせられました。 「歴史」として戦争について学ぶのは、戦闘での勝

    【読書感想】浮浪児1945‐: 戦争が生んだ子供たち ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】モンスターマザー:長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    モンスターマザー:長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い 作者: 福田ますみ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/02/18メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る 内容紹介 第22回 編集者が選ぶ 雑誌ジャーナリズム賞作品賞 受賞! たった一人の母親が学校を崩壊させた。 不登校の高一男子が、久々の登校を目前に自殺した。 かねてから学校の責任を追及していた母親は、校長を殺人罪で刑事告訴する。 人権派弁護士、県会議員、マスコミも加勢しての執拗な追及に崩壊寸前まで追い込まれる高校。 だが教師たちは真実を求め、ついに反撃に転じた――。 果たしてほんとうの加害者は誰だったのか? どの学校にも起こり得る悪夢を描ききった戦慄のノンフィクション。 とはいえ、この母親は、自分の息子が自殺してしまったショックで「異常」になってしまったのではないか…… 僕は半信

    【読書感想】モンスターマザー:長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】今を生き抜くための70年代オカルト ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    今を生き抜くための70年代オカルト (光文社新書) 作者: 前田亮一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2016/01/19メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る Kindle版もあります。 今を生き抜くための70年代オカルト (光文社新書) 作者: 前田亮一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2016/02/19メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) UFO、UMA、超能力、心霊写真、ピラミッド・パワー、ムー大陸などの70年代オカルトは、どこから来て、どこに向かったのか?書は、筆者が子供時代に体験した昭和オカルトブームの検証から始まり、その発祥をたどり、日で“オカルト”と呼ばれているものの実態に迫ろうというものである。そこからみえてくるのは、社会現象としてのオカルトブームに映し出される戦後日や僕らの姿な

    【読書感想】今を生き抜くための70年代オカルト ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • ギャラクシー街道 ☆☆ - 琥珀色の戯言

    西暦2265年、木星のそばに位置する人工居住区「うず潮」は、「ギャラクシー街道」と呼ばれるスペース幹線道路で地球と結ばれている。以前はにぎわった街道も開通して150年がたち、老巧化が問題視されてきた。そんな街道の脇で営業している飲店には、さまざまな星からそれぞれに事情を抱えた異星人たちが集まっており……。 参考リンク:映画『ギャラクシー街道』公式サイト 2015年27作目。 平日の19時からの回を観賞。 観客は僕も含めて4人でした。平日の夕どきとはいえ、三谷作品の公開初週ですから、もう少しお客さんいるかな、と思っていたのだけれど。 三谷幸喜監督の作品、予告編では、なんかチープな感じのSFコメディということで、どんな作品なんだろう……と、けっこう楽しみにしてはいたんですよね。 ところが、公開後にこの映画のレビューをみてみると、なんだかとんでもないことに。 『Yahoo映画』のレビューでは

    ギャラクシー街道 ☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】タモリと戦後ニッポン ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    タモリと戦後ニッポン (講談社現代新書) 作者: 近藤正高出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/08/20メディア: 新書この商品を含むブログ (12件) を見る Kindle版もあります。 タモリと戦後ニッポン (講談社現代新書) 作者: 近藤正高出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/08/28メディア: Kindle版この商品を含むブログ (4件) を見る 内容紹介 終戦直後に生まれ古希を迎えた稀代の司会者の半生と、敗戦から70年が経過した日。双方を重ね合わせることで、あらためて戦後ニッポンの歩みを検証・考察した、新感覚現代史! タモリが各時代ごとにすごした場所をたどり、そこでの人間関係をひもときながら、戦後という時代を描き出してみると……タモリとは「日の戦後」そのものだった! (講談社現代新書) 今年(2015年)の8月15日前後には「戦後70年」が、さまざまな角

    【読書感想】タモリと戦後ニッポン ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 海街diary ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    鎌倉で暮らす、幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ)、千佳(夏帆)。そんな彼女たちのもとに、15年前に姿を消した父親が亡くなったという知らせが届く。葬儀が執り行われる山形へと向かった三人は、そこで父とほかの女性の間に生まれた異母妹すず(広瀬すず)と対面する。身寄りがいなくなった今後の生活を前にしながらも、気丈かつ毅然と振る舞おうとするすず。その姿を見た幸は、彼女に鎌倉で自分たちと一緒に暮らさないかと持ち掛ける。こうして鎌倉での生活がスタートするが……。 参考リンク:映画『海街diary』公式サイト 2015年14作目。 平日のレイトショーで観賞しました。 観客は僕も含めて3人。 原作は未読で、「3姉妹が、腹違いの妹を引き取って一緒に生活する話」というくらいの予備知識で観ました。 綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずの4人が、主役の4姉妹を演じるということで、人気女優をエサに集客を狙った作品

    海街diary ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】イスラーム国の衝撃 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    イスラーム国の衝撃 (文春新書) 作者: 池内恵出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/01/20メディア: 単行この商品を含むブログ (46件) を見る Kindle版もあります。 イスラーム国の衝撃 (文春新書) 作者: 池内 恵出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/01/28メディア: Kindle版この商品を含むブログ (15件) を見る 内容紹介 謎の「国家」の正体に迫る イスラーム国はなぜ不気味なのか? どこが新しいのか? 組織原理、根思想、資金源、メディア戦略から、その実態を明らかにする。 後藤健二さんと湯川遥菜さんの拘束で、日でも大きく報道されている「イスラム国」。 僕もこの事件の推移を見守っているのですが、これまで、「イスラム国」とは何なのか、ほとんど知らなかったのです。 「国」っていうけど、独立国家なのか? なぜ、そんな組織が誕生したのか? そこ

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  • 【読書感想】実録! あるこーる白書 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    実録! あるこーる白書 作者: 西原理恵子,吾ひでお,月乃光司出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2013/03/15メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 6回この商品を含むブログ (24件) を見る 内容紹介 失踪日記vs毎日かあさん!! 元アルコール依存症者だった吾ひでおと、アルコール依存症だった夫に悩まされた西原理恵子、個性あふれる二人のマンガ家の初コラボ企画――踏んだ地雷はお酒だった! 酒好き、酒飲み、酒乱に依存症……その違いって一体なに。まさに「実録」なトラブルの数々を、赤裸々かつギャグたっぷりに語り合う、普段わからないアルコールに関する裏知識が身につくエンタテインメント啓蒙書。 吾ひでお、西原理恵子、月乃光司の3氏による、「アルコール依存症」についての鼎談。 「エンタテインメント啓蒙書」と内容紹介にはありますが、このメンバーから期待してしまうほどのエンターテ

    【読書感想】実録! あるこーる白書 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】江戸しぐさの正体 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書) 作者: 原田実出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/08/26メディア: 新書この商品を含むブログ (47件) を見る 内容紹介 「江戸しぐさ」とは、現実逃避から生まれた架空の伝統である書は、「江戸しぐさ」を徹底的に検証したものだ。 「江戸しぐさ」は、そのネーミングとは裏腹に、一九八〇年代に芝三光という反骨の知識人によって生み出されたものである。そのため、そこで述べられるマナーは、実際の江戸時代の風俗からかけ離れたものとなっている。芝の没後に繰り広げられた越川禮子を中心とする普及活動、桐山勝の助力による「NPO法人設立」を経て、現在では教育現場で道徳教育の教材として用いられるまでになってしまった。 しかし、「江戸しぐさ」は偽史であり、オカルトであり、現実逃避の産物として生み出されたものである。我々は、偽りを子供たちに教え

    【読書感想】江戸しぐさの正体 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰、龍馬、晋作の実像 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰、龍馬、晋作の実像 (集英社新書) 作者: 一坂太郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2013/09/13メディア: 新書この商品を含むブログ (11件) を見る Kindle版もあります。 司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰・龍馬・晋作の実像 (集英社新書) 作者: 一坂太郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/03/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 国民的作家として読み継がれている司馬遼太郎。そのあまりの偉大さゆえに、司馬が書いた小説を史実であるかのように受け取る人も少なくない。しかし、ある程度の史実を踏まえているとはいえ、小説には当然ながら大胆な虚構も含まれている。司馬の作品は、どこまでが史実であり、何が創作なのか?吉田松陰、坂龍馬、高杉晋作が活躍する司馬遼太郎の名作をひもとき

    【読書感想】司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰、龍馬、晋作の実像 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • そして父になる ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ: 申し分のない学歴仕事、良き家庭を、自分の力で勝ち取ってきた良多(福山雅治)。順風満帆な人生を歩んできたが、ある日、6年間大切に育ててきた息子が病院内で他人の子どもと取り違えられていたことが判明する。血縁か、これまで過ごしてきた時間かという葛藤の中で、それぞれの家族が苦悩し……。 参考リンク:映画『そして父になる』公式サイト(音が出ます!) 2013年28作目。 先行上映のレイトショーで鑑賞。 カンヌで賞を獲ったり、福山雅治さんが主演していたりと、かなりの話題作でもあり、40人くらい入っていました。 任天堂Wiiと、ゲームウォッチのドンキーコング。 豪華なタワーマンションに住む、一流企業勤務の父親と上品な母親、そしてひとり息子。 かたや、田舎の小さな電気店を営み、おじいちゃんも同居している、3人兄弟の大家族。 「なんでもひとりでできるようにするために」という理由で、広々としたお

    そして父になる ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • R100 ☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ: 男(大森南朋)は誘惑に負け、1年という期限付きでミステリアスなクラブへの入会を決意する。入会の際の条件は、たとえ何があろうとも途中で退会することはできないという内容だったが、当初彼はそのことをまったく気にも留めていなかった。その後、彼の人生には次々と型破りで魅力的なキャラクターの女性たちが出現するようになり……。 参考リンク:映画『R100』公式サイト 2013年30目。 月曜日の19時からの回(通常料金)を観ました。 観客は、僕も含めて5人。 ネット上では、早くも「(映画館が)ガラガラ伝説」を築きつつある、松人志監督の『R100』。 僕は『大日人』『しんぼる』『さや侍』と、松監督の映画、これまでは全部映画館で観ているんですよね。 映画監督としては、高評価とはいえない松さんなのですが、僕は松さんの「既存の映画を打ち破りたい」という志に魅力を感じてもいるのです。 『大

    R100 ☆ - 琥珀色の戯言
  • なぜ、Amazonで本を買わないの? - 琥珀色の戯言

    参考リンク:消える書店:ネットに負け相次ぎ閉店 地域中核店も− 毎日jp(毎日新聞) この記事を読んで、ずっと考えていたんですよね、「リアル書店は、どうすれば生き残れるんだろうか?」って。 なんのかんの言っても、僕は「屋さん」が大好きなので。 でも、「値段も同じで、配達してくれて、品揃えもよければ、Amazonで買うよね」と言われると「まあそうですよね」としか言いようがないのも事実ではあります。 都会には巨大な新刊書店がたくさんあるけれど、人口数万人レベルの地方都市では、TSUTAYAが最大の新刊書店、なんていうことも少なくありません。 リアル書店も時代とともに変遷しつづけているのです。 村上春樹の『ノルウェイの森』は1970年くらいの話なのですが、その時代、僕が生まれたくらいの時点で、すでに「商店街の小規模家族経営書店」の経営が厳しくなっていることが描かれています(ミドリの実家のこと)

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  • 【読書感想】新卒で“給食のおばさん"になりました ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    新卒で“給のおばさん"になりました ~女の園は敵だらけ~ 作者: 松山ルミ出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー発売日: 2013/06/21メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 調理師学校を卒業したルミは、病院の給調理師として晴れて社会人デビュー!しかし、そこは女だらけの職場。ひと筋縄ではいかない、濃い~い先輩方に囲まれ働く毎日は…!?第21回コミックエッセイプチ大賞“A賞”受賞。 こののタイトルを最初に見たとき「ああ、学校給のおばさんになったんだな」と思ったのですが、実際は病院の給調理師さんの話でした。 僕にとっては、より身近なところにある仕事のはずなのですが「給」=「学校」というイメージって、なかなか抜けないものですね。 「自分の知らないお仕事についての」には興味があるので、購入して読んだので

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  • 【読書感想】妻と飛んだ特攻兵 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    と飛んだ特攻兵 8・19満州、最後の特攻 (角川文庫) 作者: 豊田正義出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2015/03/25メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る Kindle版もあります。僕はこちらで読みました。 と飛んだ特攻兵 8・19満州、最後の特攻 (角川文庫) 作者: 豊田正義出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2015/03/25メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「女が乗っているぞ!」その声が上空を旋回する十一機まで届くことはなかった。白いワンピース姿の女性を乗せた機体を操縦していたのは谷藤徹夫少尉(当時二十二歳)、女性はの朝子(当時二十四歳)だった。一九四五年八月十九日。満州で二十代の青年将校たちは、ある者は許嫁の自決を見届け、ある者は恋

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    amanoiwato
    amanoiwato 2013/08/22
    『戦争というのは「特攻を選ぶしかないような状況をつくりだすもの」であることを、忘れてはならないと思う』
  • 【読書感想】ファミリーレストラン 「外食」の近現代史 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ファミリーレストラン 「外」の近現代史 (光文社新書) 作者: 今柊二出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/01/17メディア: 新書 クリック: 7回この商品を含むブログ (10件) を見る Kindle版もあります。 ファミリーレストラン?「外」の近現代史? 作者: 今柊二出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/04/12メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 日で、「家族」という単位での「外」が格的に開始されたのは、明治以降だった。鉄道や海上交通が発達するにつれ、駅弁や駅前堂、大衆堂、デパート堂といったものもまた、発展していった。その後、戦時中の糧難、戦後のアメリカの影響などを経て、ファミリーレストランの誕生へとつながっていく。その前史から、一九七〇年代に迎えた黄金期、「べる場所」から「いる場所

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  • 【読書感想】(株)貧困大国アメリカ - 琥珀色の戯言

    (株)貧困大国アメリカ (岩波新書) 作者: 堤未果出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/06/28メディア: 新書この商品を含むブログ (47件) を見る 内容紹介 1% vs 99%の構図が世界に広がる中、元のアメリカでは驚愕の事態が進行中。それは人々の卓、街、政治、司法、メディア、人々の暮らしを、音もなくじわじわと蝕んでゆく。あらゆるものが巨大企業にのまれ、株式会社化が加速する世界、果たして国民は主権を取り戻せるのか!? 日の近未来を予言する、大反響シリーズ待望の完結編。 堤未果さんの『貧困大陸アメリカ』シリーズの最新作(完結編だそうです)。 この新書を読んでいる途中で、「あーはいはい、そんな感じだよなー」と、特に驚くことすらなく、読み流している自分に気づき、愕然としました。 シリーズの第1作『貧困大陸アメリカ』を読んだときには、「自由の国」で行われている、「貧困

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