「警視総監、よく聞いて下さい。甘い捜査をやるようであれば、検察審査会に申立てをし、国民の名において捜査を断罪します」 6月16日、新大久保で行われた排外デモ中に、2件の暴行事件が起きた。排外デモの参加者が沿道の市民(NさんとKさん)に対して、蹴る、倒すなどの暴行を加えたのである。24日、この2つの暴行事件に対して全国152人の弁護士が名を連ね、告訴人代理人として新宿警察署に刑事告訴した。同日開かれた記者会見に参加した弁護士の一人、梓澤和幸弁護士は冒頭、強い口調でこのように語った。 受理された告訴状は2通。趣旨は、告訴人であるNさんとKさんに対する暴行、傷害に対し、厳重なる処罰を求めるもの。記者会見に出席したのはNさんのみだったが、参加できなかったKさんについては本人が綴った心情が文書で寄せられ、弁護士がこれを代読した。 「一歩間違えれば怪我では済まなかった。今でも恐い。今後、在特会とは関わ
被告訴人は、平成25年6月16日、自らを「湘南純愛組・優」等と称して、「行動する保守運動」が主催する排外デモ「桜田祭」に参加していたが、同日午後4時38分、新宿区西新宿小滝橋通りにおいて、道路の反対側歩道から抗議の声を上げていた告訴人に腹を立て、車線を横切って反対側の歩道まで走り、歩道内において、告訴人に対し、その体に体当たりをして転倒させる暴行を加え、もって告訴人に全治1週間の頭部打撲の傷害を負わせたものである。 第1 告訴に至る経緯1 当事者(1)被告訴人 被告訴人は、「湘南純愛組・優」と称して、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」を中心として構成される「行動する保守運動」に参加し、新大久保のコリアンタウンで同グループが行う在日朝鮮・韓国人を攻撃する排外主義デモ(排外デモ)に繰り返し参加していた。 犯行当日、被告訴人は、同グループが主催する排外デモ「桜田祭」に参加していた。(2
「お前たちの方が言ってることムチャクチャだろ」。カウンターの市民に向かって怒鳴る在特会の桜井誠会長。=19日夕、新大久保 写真:山田旬= 新大久保や鶴橋で「朝鮮人は出てゆけ」などと連呼するヘイトデモが、政治家の発言に波立っている。 安倍晋三首相が7日、参院予算委員会で「一部の国、民族を排除する言動があるのは極めて残念なことだ」と答弁した。一方で橋下徹大阪市長が13日、「慰安婦(制度)はどこの国の軍隊にもあった」と言い、橋下発言を援護射撃する格好で西村眞悟衆院議員(日本維新)が17日、「韓国人売春婦がウヨウヨいる」と妄言を吐いた。 これまで崇め立ててきた安倍首相から突き放されたことは彼らにとって少なからずショックだったようだが、橋下市長と西村議員の発言は彼らを勢いづかせることになった。 安倍答弁以降、初めてとなった新大久保のヘイトデモがきょう行われた(主催:日本人差別をなくせデモ実行委員会)
いやはや、余りのあほらしさに笑ってしまいましたね。 何がそんなにあほらしく、笑えるかって、それは、在特会(在日外国人の特権を許さない市民の会)が日本弁護士連合会に人権救済を申し立てたことですよ。 その言いぐさが素晴らしい。 最初は、冗談だと思ったが、どうやら本気らしい。 もっとも冗談は本気で言うから面白いのだ、と言う説もある。 在特会は、次のように申し立てている。 「許可を得たデモであるにもかかわらず、デモに抗議する人たちから暴行・妨害を受けたこと、「ヘイト」「レイシスト(人種差別主義者)」などと決めつけられたことが、人権侵害に当たる」 幼児が大人の口まねをしてトンチンカンなことを言って大人を笑わせることってありますよね。 在特会の方々は皆さん成人されているだろうに、言葉だけは大人の言葉を使っているが、言っていることが幼稚園生以下の幼児のようにめちゃくちゃなので、つい吹き出してしまう。 た
東京・新大久保で、「朝鮮人を殺せ」などと連呼するヘイトスピーチ(憎悪表現)のデモが繰り返されている問題で、デモを主催する「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の桜井誠会長らが26日、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた。 許可を得たデモであるにもかかわらず、デモに抗議する人たちから暴行・妨害を受けたこと、「ヘイト」「レイシスト(人種差別主義者)」などと決めつけられたことが、人権侵害に当たると主張している。 新大久保のデモを巡っては、宇都宮健児・前日弁連会長ら有志弁護士が3月、差別や暴力をあおる言動が在日外国人に恐怖を感じさせ、周辺店舗の業務にも影響を与えているとして、東京弁護士会に人権救済を申し立てている。 関連リンク新大久保の反韓デモ、救済申し立て 「身に危険の恐れ」(3/29)「殺せ」連呼するデモ横行 言論の自由か、規制の対象か(3/16)
カウンターアクションが反韓デモを圧倒〜東京・新大久保コリアンタウン 4月21日(日)の午後。東京・新大久保駅前のストリートは、反韓国を掲げる在特会系デモ、それに反対するカウンターアクション、そして警備する機動隊、見物する通行人、これら4者の人波と騒音が入れ乱れて騒然となった。デモ隊は日の丸を林立させ「在日の特権をゆるすな」と叫んで行進。「日本人を脅して補助金ざんまい」などのプラカードが見える。一方、カウンター側は「差別反対」をコールし、「仲良くしようぜ」「差別は日本の恥」などと訴えた。この日で4回目の参加というカウンター側の男性は、「回ごとに向こうが減って、こちら側が増えている。向こうも最初言っていた“死ね殺せ”という言葉が減った。これは私たちの運動の効果だと思う」と語った。(M) *動画(LNTV 5分半)
サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
「朝鮮人を殺せ」「在日韓国人を叩き出せ」……聞くに耐えない民族差別発言が垂れ流されるヘイトデモ。新大久保できょう行われたデモでは、世論の指弾を意識した主催者(日本人差別をなくせデモ実行委員会)が、参加者に自粛を要請したため、過激な言葉はなりを潜めた。 デモの集合場所となった新宿区・大久保公園には、日の丸や旭日旗、プラカードを手にした男女が集まった。年齢層は20代から60代まで幅広い。出発を前に主催者がプラカードのメッセージをチェックした。 持ち込みが認められるのは主催者のHPからダウンロードした文言だけだ。『なぜ中国人・韓国人ばかりをえこひいき』『本名が放送されぬ在日韓国朝鮮人』……ドキッとするような汚い言葉は一片もない。『竹島返せ』『朝鮮人は出て行け』などといったおなじみの文言は目にしなかった。 今週関西で彼らと同じようなヘイトデモに参加しているネット右翼が相次いで逮捕されているため、慎
【説明】 平成25年3月14日、有田芳生ら国会議員有志が呼びかけて「排外・人種侮蔑デモに抗議する国会集会」が参院会館で開かれました。これを受けて細野豪志は「有田さんご指摘の通り、レイシズムはイデオロギーに関係なく、恥ずべきものです。 私も、やれることはなんでもやります!」とツイッターでつぶやきました。これは国民の言論・表現の自由、結社の自由に対する重大な挑戦です。 親にスターリンのファーストネームを付けられた有田氏ら国会議員有志はスターリンのように国民の人権を踏みにじることをなんとも思わない卑劣漢であり、とても国会議員である資格のない人間です。 このような有田芳生ら国会議員有志から議員バッジを返上させるべく、彼らと同様反対派の人権を踏みにじることをなんとも思わなかったアドルフ・ヒトラーの誕生日に彼らに対して怒りの声をぶつけましょう。 まとめ 【実況】排外・人種侮蔑デモに抗議する国会集会(2
3月31日に新大久保で行われた排外デモ(彼ら自らそう名乗っています、デモ名に『排外カーニバル』と書いてあり現場には『排外者』と書いてある服を着ている人もいました)の現場で撮影したデモ側のプラカード等の画像をまとめておきます (カウンター側のプラカード等も撮影しましたが今回載せるのはデモ側のものだけです) 17日のデモでも見かけたプラカードも多数ありましたが今回初めて見たものを中心にまとめました 中には気分を害する画像もあるので閲覧には注意してください 以下はデモの出発地点である公園やデモを行った通りで撮影したものです なお今回のコンセプトは「楽しく排害」だそうです(告知ページより) (左の画像は『駅からハングル文字がなくなりますように』と書いてある) (ワンちゃんがいた、何か着させられている) (右端の男性のプラカードには『日本からカネをたかるな朝鮮人』と書いてあるようだ) (さっきのワン
東京の新大久保や大阪の鶴橋などで昨今頻繁に行われている「排外デモ」に抗議するための国会集会が3月14日に開かれた。その呼びかけの中心となった民主党の有田芳生参院議員(61)のもとには、連日匿名で「国に帰れ!」「売国奴!」などの電話がかかって 東京の新大久保や大阪の鶴橋などで昨今頻繁に行われている「排外デモ」に抗議するための国会集会が3月14日に開かれた。その呼びかけの中心となった民主党の有田芳生参院議員(61)のもとには、連日匿名で「国に帰れ!」「売国奴!」などの電話がかかってきているという。さらに4月20日には京都で、有田氏らから、議員バッジを返上させるための街宣活動も予定されている。まさに批判の的となっている有田氏に、排外デモについて思うことを聞いた。 ――「国会でも問題にしたい」と、排外デモについて初めてtwitterでつぶやいたのは今年2月26日ですが、それまではどういう気持ちで受
「東京・新大久保の韓国人排斥デモに見るヘイトスピーチと言論の進歩(降旗 学)」という記事に対して、ブコメでも書きましたが、エントリーにもしておきます。 降旗氏はここで、新大久保などで見られる在特会などの嫌韓デモに対して批判的な記事を書いています。しかし降旗氏の場合、在特会による汚い言葉を用いた排外差別に対し「汚い言葉を用いた」部分だけを批判し、「排外差別」に対しては批判しているようには見えません。 こういう姿勢は在特会などのネトウヨを批判しているネット上の論者にもよく見られますが、要するに彼らは「汚い言葉を用いない」排外差別を許容し、あるいは支持すらしているわけで、差別主義者・レイシストという意味において、在特会と何ら変るところがないわけですね。 本来、言葉の清濁など大した問題ではなく、言動が本質的に排外差別であるかどうかが問題です。 これが理解できない人の言うヘイトスピーチの法的規制など
2013年3月31日、新大久保で、「特定アジア粉砕新大久保排害カーニバル!!」と題した排外デモが行われた。主催は、新日友会という「行動する保守」団体。同会代表の中井ケイノスケ氏は、デモ出発前の集会で、「もう『殺せ』などのコールはいらない」とし、過激なコールやヘイトスピーチを控えるよう参加者に呼びかけた。 デモスタート地点である新宿大久保公園からすぐの職安通りには、差別反対を訴える市民が集結。多くの市民がデモ隊に並走し、スタート地点からゴール地点まで、「レイシスト帰れ」、「日本の恥」と抗議の声を上げ続けた。 ※IWJは取材チームを組み、デモが吹き荒れた新大久保の街に住む「当事者たち」の声を聞き取り、ルポルタージュにまとめました。その第一弾をまぐまぐと、ニコニコのブロマガ(epub対応)で発行しました。現在第二弾を発行予定です。「まぐまぐ」ご購読はこちらから、ニコニコのブロマガご購読はこちらか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く