4月3日、あるひとりの在日コリアンの女性が、「某自治体が毎年朝鮮学校新入生にも配っている防犯ブザーを今年度は渡さないと。どうやら市民感情が許さないとかなんとか。まるで流行語になってる」とツイッターでつぶやいた。 そして翌日の夕方には、その自治体が東京・町田市、決定を下したのが教育委員会教育総務課であることが分かった。 朝鮮学校に通う子どもは、北朝鮮に関する問題が発生するたびに標的にされ、むしろ危険であるにもかかわらず、なぜ町田市はこのような決定をしたのだろうか。 ツイッター上では、「これは朝鮮学校の生徒は不審者に襲われても仕方ないということなのか?」、「酷すぎ、朝鮮学校の子供を狙えって言ってる様なもんやん」、「教育委員会がこれだもの。いじめがなくなるわけないよね」と、さまざまな意見が飛び交った。 私は町田市に抗議を、と考えて留まった。電話は業務に支障が出ることもある。在日が圧力をかけるよう