タグ

古代と本に関するarcade00fire01のブックマーク (14)

  • 岩波文庫『万葉集(五)』 - Cask Strength

    万葉集(五) (岩波文庫) 作者: 佐竹昭広,山田英雄,工藤力男,大谷雅夫,山崎福之出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/03/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る まだ書を詳細に検討しているわけではないのですが・・・ 巻十八・4073歌前書簡。この書簡の「先の書に云はく・・・」の「先の書」について、新大系はこれが大伴家持か大伴池主か「二人のどちらの書状か不明」(210頁)と慎重な態度をとっていましたが、文庫では「万葉集に載せられていない、家持の書状であろう」(53頁)と、通説を追認するかたちになりました。 巻十八・4134(題詞「宴席詠雪月梅花歌一首」)。雪・月・花を作品内に詠みこむ例として、新大系は白居易「寄殷協律」を挙げていましたが(256頁)、さすがに時代が下るということでしょうか、文庫では南北朝時代の庾肩吾「和徐主簿望月」の例を挙げています(

    岩波文庫『万葉集(五)』 - Cask Strength
  • 古墳100選 天理巡り : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    天理市内の古墳のデータや発掘調査の成果を同市教委がまとめた解説書「天理の古墳100」が発行された。市制60周年を記念した事業で、出土遺物や空から撮影した古墳のカラー写真を数多く掲載して一般にもわかりやすくした。市教委文化財課は「最新の成果を紹介しているので、一般の方もを手に古墳巡りを楽しんでほしい」としている。(岡田英也) 同書はA4判82ページ。3世紀後半~7世紀の古墳と同時期の遺跡も掲載している。 県内の市町村では最多の1500基以上ある市内の古墳のなかから、規模や歴史ファンの関心が高い100基に絞った。 さらに、▽崇神天皇陵や景行天皇陵とされる巨大古墳がある「柳古墳群とその周辺」▽5~6世紀に栄えた有力豪族・和爾氏の拠地とされる「和爾・櫟周辺」▽大和朝廷で軍事を担当し、聖徳太子や蘇我氏に滅ぼされた物部氏の勢力地「布留・杣之内周辺」――など、5つのエリアに分類。県や天理大などか

    古墳100選 天理巡り : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 偽りの日本古代史 井上 亘(著/文) - 同成社

    目次 はじめに 第1章 十七条憲法と聖徳太子 一 「聖徳太子」 二 「太子」と「摂政」 三 三経義疏 四 十七条憲法 五 十二階冠位 おわりに 第2章 大化改新管見 一 「大化改新論批判」 二 戸籍・計帳の作成 三 「国-評-五十戸」制 四 部民制の廃止 おわりに 第3章 偽りの「日」 一 白村江の戦い 二 侵略の恐怖 三 偽りの「日」 おわりに 第4章 「日」国号の成立 一 七〇二年成立説 二 天武朝成立説 おわりに 第5章 『日書紀』の謎は解けたか はじめに 一 中国音韻学 二 中古音の概要 三 「書紀音韻論」 四 「α群中国人表記説」 五 「書紀文章論」 六 「書紀編修論」 おわりに 第6章 『日書紀』の謎は解けたか・再論 一 無気音と有気音 二 非鼻音化 三 濁音の無声化 あとがき

    偽りの日本古代史 井上 亘(著/文) - 同成社
    arcade00fire01
    arcade00fire01 2014/12/02
    著者名をサイニィで検索するとトンデモさんではなさそうなのに書名がトンデモ…
  • 古代歴史文化賞大賞に市大樹氏の『飛鳥の木簡 古代史の新たな解明』 - 産経ニュース

    優れた古代史の書籍を表彰する「古代歴史文化賞」の選定委員会が開かれ、第2回大賞に市大樹(いち・ひろき)大阪大准教授の『飛鳥の木簡 古代史の新たな解明』(中央公論新社)が選ばれた。市准教授は会見で「この賞はもっと頑張れという激励だと思うので今後、ますます努力していきたい」と語った。準大賞は寺崎保広奈良大教授の『若い人に語る奈良時代の歴史』(吉川弘文館)に決まった。 同賞は古代史にゆかりが深い島根、奈良、三重、和歌山、宮崎の5県からなる古代歴史文化普及協議会の主催で、古代の歴史的事実をもとにした一般読者にも分かりやすいが対象。 大賞受賞作は近年、飛鳥から出土している木簡(文字の書かれた木札)のうち、特に重要なものを取り上げ、背景にある古代国家形成の歴史を読み解く内容。選定委員長を務めた金田章裕京大名誉教授は「研究の最先端情報を惜しみなく盛り込み、学術的にも高く評価できる」と述べた。

    古代歴史文化賞大賞に市大樹氏の『飛鳥の木簡 古代史の新たな解明』 - 産経ニュース
  • 『ようやく最後の「念校」が終わって、ただいま印刷中です(笑』

    日、ようやく最後の「念校」が終わって、ただいま印刷中です(笑) 写真は、第四章に登場する、明治期の出雲国造、千家尊福さんです。 書店には4月上旬に並ぶと思います。

    『ようやく最後の「念校」が終わって、ただいま印刷中です(笑』
  • ★おすすめ本――『大麻と古代日本の神々』(山口博著、宝島社新書) - 川村裕子の王朝と猫

    arcade00fire01
    arcade00fire01 2014/03/11
    でもこの人は…
  • 岩波文庫『万葉集(三)』 - Cask Strength

    求む:「岩波文庫『万葉集』についての覚え書(仮称)」 - Cask Strength のような記事を書いてしまったがために、「第3巻が出たのだから、当然、今回もひとことあるでしょ?」みたいなプレッシャーに晒されていますが、当に勘弁してもらいたい・・・w 万葉集(三) (岩波文庫) 作者: 佐竹昭広,山田英雄,工藤力男,大谷雅夫,山崎福之出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/01/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 今日買ったばかりですから、自分の関心の範囲で気づいた点だけだよー。歌の前の数字は、歌番号。 1774 たらちねの母の命の言にあらば年の緒長く頼み過ぎむや 反語に解していますが、新大系では第5句が「頼み過ぐさむ」。岩波文庫の注では「「頼み過ぐさむ」と訓み、頼りにして過ごそうと解釈する説もある」と、例のように他人事。 2030 秋されば川霧立てる天

    岩波文庫『万葉集(三)』 - Cask Strength
  • 「古事記はいかに読まれてきたか」書評 〈神話〉の変貌|好書好日

    「古事記」は、どのように読まれてきたのか。江戸時代の居宣長からさかのぼり、中世の渡会家行、平安初期の多人長まで。1300年の時空を超え、新たな神話へと変貌する「古事記」… 古事記はいかに読まれてきたか [著]斎藤英喜 『日書紀』が宮中で講義され、正史としてよく読まれてきたのに対し、『古事記』は原が伝わらず、少ない写もほとんど読む人がいなかった。いや、読みたい人がいても、伊勢神宮では神道系の古書の閲覧を禁じ、天皇すら読むことができず、文書も櫃(ひつ)に入れられ白蛇に護(まも)られていると噂(うわさ)された。それどころか、『古事記』には長年にわたり偽書疑惑があって、賀茂真淵までが後世の作ではないかと疑っていた。 だが今読み比べれば、教科書みたいで味も素っ気もない『日書紀』よりも、歌謡やドラマやファンタジーにあふれた『古事記』のほうが断然面白い。江戸時代にようやく版が出てだれでも読め

    「古事記はいかに読まれてきたか」書評 〈神話〉の変貌|好書好日
  • ★おすすめ本――『日本文学史 古代・中世編』(小峯和明編著、ミネルヴァ書房) - 川村裕子の王朝と猫

  • 続々・万葉集(衆)議員、橘慶一郎氏 - Cask Strength

    これも毎年の恒例記事になってきたかな?→ 万葉集(衆)議員、橘慶一郎氏 - Cask Strength、続・万葉集(衆)議員、橘慶一郎氏 - Cask Strength 今回も 国会会議録検索システム を利用いたしました。以下の一覧表は、日時と歌番号、そして歌(表記は議事録のママ。後述)です。3月5日には、同日に万葉歌が5回披露されるという、おそらく憲政史上初の珍事が。 細かいことですけど、1814歌(3月5日)の「植え」の仮名の誤り(正しくは「植ゑ」)は入力時の誤りでしょう。 平成24年02月16日 巻八、1426。我が背子に見せむと思ひし梅の花それとも見えず雪の降れれば 平成24年02月27日 巻五、849。残りたる雪に交れる梅の花早くな散りそ雪は消(け)ぬとも 平成24年03月01日 巻十八、4134。雪の上に照れる月夜に梅の花折りて送らむはしき子もがも 平成24年03月05日 巻十

  • 『上宮聖徳法王帝説』(岩波文庫)旧版と改版 - Cask Strength

    来月刊行予定 → http://www.iwanami.co.jp/topics/annai/annai.pdfpdfファイル直リン) 楽しみですね!今回わざわざとりあげたのは、旧版も話題にしたこと(もう8年近くも前か・・・)があったからです。『上宮聖徳法王帝説』(第三刷)・付正誤表 - Cask Strength 大変読みづらいですし、今にして思えば正誤表を丸ごと転載するのもいけなかったかもしれませんが、とりあえずそのままにしておきます。 ところで、今回の新刊案内では『上宮聖徳法王帝説』の底が何かわからないので、大いに気になっています。旧版は「平子尚氏自筆の上宮聖徳法王帝説【狩谷望之証注・平子尚補校】」でして、狩谷望之(棭斎)と平子尚(鐸嶺)の注釈も文に取り込んだ上で、それを読み下して校注を付すという非常に便利な体裁でした。なので、知恩院の影印やそれを底にした研究書はあるので

    『上宮聖徳法王帝説』(岩波文庫)旧版と改版 - Cask Strength
  • バトンを継いで - 伊野尾書店WEBかわら版

    伊野尾書店では近隣の学校・企業・個人家庭に外商営業を行っていますが、一点だけ早稲田大学の図書館に納品しているがあります。 塙(はなわ)書房の「日書紀研究」という全集がそれです。 伊野尾書店の創業者である私の父は早稲田大学の卒業生だったのですが、卒業後屋を始めるときに学生時代お世話になっていたという教授先生のところに挨拶に行くと、「それじゃあこれから伊野尾君のところにを頼むから持ってきてくれ」と言われ、を届けるようになったそうです。 その後その先生が退職される時に、「これとこれとこれは私が辞めたあとも学校に届けてくれ」と指定された全集がいくつかあり、そのほとんどは完結したものの唯一まだ刊行が続いているのがこの「日書紀研究」です。 先日刊行されたのが「第28冊」になりますが、「第1冊」が刊行されたのが1964年というので、もう49年も刊行が続いていることになります。 http://

    バトンを継いで - 伊野尾書店WEBかわら版
  • 『礼記』に見る、正しい入浴法

    『礼記』には、古代の中国人の習俗が記録されています。たとえば彼らは、どのように入浴していたのでしょうか。『礼記』玉藻篇に興味深い記事があります。 日五盥。沐稷而靧粱。櫛用樿櫛,髮晞用象櫛。進禨進羞,工乃升歌。浴用二巾,上絺下綌。出杅,履蒯席,連用湯,履蒲席。衣布晞身,乃屨,進飲。 『礼記正義』によると、これは卿大夫の身分を有する者の入浴法であるとのことです。鄭玄の注と孔穎達の正義に従いつつ、読んでみます。 「日五盥」。毎日五回、手を洗う。 「沐稷而靧粱」。洗髪にはコウリャンのとぎ汁を用い、洗顔にはオオアワのとぎ汁を用いる。なめらかさを与えるために、とぎ汁を使うのである。なお君主の場合は、洗髪・洗顔ともにオオアワのとぎ汁を用いる。 「櫛用樿櫛,髮晞用象櫛」。洗髪の際には、ツゲの櫛を使う。髪を乾した後には、櫛を用いて髪をとかすが、その時は象牙の櫛を使う。洗髪の際は汚れを効果的に落とすためにツゲ

    『礼記』に見る、正しい入浴法
  • ★おすすめ本――『長谷寺銅板法華説相図の研究』(片岡直樹著、中央公論美術出版) - 川村裕子の王朝と猫

  • 1