端正な語り口で知られる上方落語の第一人者で、人間国宝の桂米朝さんが、19日夜、肺炎のため亡くなりました。89歳でした。
端正な語り口で知られる上方落語の第一人者で、人間国宝の桂米朝さんが、19日夜、肺炎のため亡くなりました。89歳でした。
第23回研究会を下記のとおり開催します。多くのご参加をお待ちしております。 日時:2024年7月28日(日)14:00~ (ハイフレックス開催) 会場:早稲田大学早稲田キャンパス(3号館604演習室)およびオンライン会場(ZOOM) 発表1 杉山兵介 (国際仏教学大学院大学博士課程) 供養と菩提 ―念仏剣舞の由来譚について― 本発表では念仏剣舞における由来譚の考察を通じ、大念仏系の剣舞と阿修羅踊系の剣舞では、<供養>と<菩提>という異なった機能がそれぞれで重視されている点を指摘し、念仏剣舞の機能的かつ思想的な側面の一端を論じてみたい。 <念仏剣舞>は東北地方に分布する念仏踊で、とりわけ岩手県においては鹿踊と双璧をなす民俗芸能として認知されている。しかしながら、念仏剣舞の発生と展開をめぐっては史料の少なさから不透明なところが多く、秘伝書や口伝で伝えられてきた由来譚の殆どは異聞奇譚のため、念仏
日程 2014年6月19日(木) ~ 2014年12月11日(木) ※詳しくは各プログラムをご参照ください 時間 13:00 ~ 14:30 会場 京都精華大学 春秋館2階 S-201 石川九楊(デザイン学部・デザイン研究科教員)による連続公開講座を開催します。 この講座は本学学生のみならず、一般の方も聴講いただけます。皆様のご参加をお待ちしています。 スケジュール ● 第1講 6月19日(木)/花と日本人 ● 第2講 7月17日(木)/花と日本語 ● 第3講 8月26日(火)/自然の花 ● 第4講 8月27日(水)/花と性愛 ● 第5講 10月2日(木)/花言葉 ● 第6講 12月11日(木)/花と生活 石川九楊(いしかわ きゅうよう) 1945年福井県生まれ。京都大学法学部卒。書家。京都精華大学 デザイン学部 ビジュアルデザイン学科 教員。 現在、最高峰、最先端の書家にして、最も根底的
長い髪をなびかせたイケメンで、息継ぎをせず一気に口演する「三段返し」で、明治時代に人気を博した浪曲師・桃中軒雲右衛門(とうちゅうけんくもえもん、1876~1916年)。ひ孫の演芸研究家、岡本和明さん(60)が伝記「俺の喉(のど)は一声千両 天才浪曲師・桃中軒雲右衛門」(新潮社)を刊行した。 雲右衛門は群馬県出身で、「浪花節中興の祖」と称される。伊藤博文や有栖川宮妃の前でも演じ、歌舞伎座で独演会を開くなど大道芸だった浪曲を劇場芸にまで押し上げた。演台に豪華な布をかぶせ、金びょうぶを背に、立って語る現在の浪曲の様式も完成させたという。 「うなるカリスマ」といわれる浪曲師、国本武春さん(54)は「雲右衛門先生は口演中の3分間、息継ぎが聞こえないといわれたほど息が長く、お客も息を詰めて夢中で聞いていたそうです」と話す。
平城京天平祭の「FM OSAKA Dramatic LIVE」に出演する比嘉栄昇さん(上)、大塚愛さん(下) 期間中、平城宮跡を鮮やかな花で彩るフラワーアートや朱雀門の開閉を行なう衛士(えじ)隊の再現(1日~3日、8日・9日の各10時~開門の儀、15時45分~閉門の儀)や、「万葉蹴鞠(けまり)」(8日、11時~、13時45分~)などの古代行事の再現。風車のインスタレーションの展示などのほか、謎解きイベントも開き、奈良時代の平城京を彷彿(ほうふつ)させるようなイベントを展開。 大極殿前の特設ステージでは1日~3日と8日・9日、さまざまなジャンルのアーティストが出演しパフォーマンスを披露する。1日13時からは「FM OSAKA Dramatic LIVE」が開かれ、BEGINの比嘉栄昇さん、大塚愛さん、吉田山田がライブを繰り広げる。 入場無料。期間中、近鉄西大寺駅南口から奈良観光周遊バスを運行
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
舞台芸術文化を未来につなぐ。 日本文化の軌跡「芝居番付」五千枚をデジタル化。 この画像データを、日本演劇研究に役立てたい。 こんにちは、松竹大谷図書館の武藤祥子と申します。今年4月より須貝前主任の後を引き継ぎ、事務局の仕事を担当しています。昨年、「【第2弾】歌舞伎や映画、大切な日本の文化を次世代に残す」プロジェクトでは、皆様からの温かいご支援により、図書館の運営を維持し、『蒲田週報』の解体・修復・デジタル化を実施することができました。本当にありがとうございました。 当館には、『蒲田週報』以外にも数多くの貴重な資料が保存されています。なかでも「芝居番付」については、江戸末期から明治、大正時代のものを五千枚以上所蔵しています。破損がこれ以上進む前にデジタル化により原資料を保護し、この分野で実績のある立命館大学アート・リサーチセンターにご協力いただき、画像公開することで、日本演劇の研究に役立ちた
「能楽の扉を開く」シリーズの第2弾。今回は愛欲をテーマに、能楽の魅力をひも解く。許されざる愛に溺れてしまった男女の末路やいかに。『定家』をもとに、観世流の家元と能楽研究の第一人者が語り合う。 観世清河寿 KANZE Kiyokazu 二十六世観世宗家。1959年、二十五世宗家観世左近元正の長男として東京に生まれる。4歳で初舞台を踏む。90年、家元を継承し、二十六世観世宗家として、現代の能楽界を牽引する。1995年度芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。99年、フランス芸術文化勲章シュバリエ賞を受賞。2012年度芸術選奨文部科学大臣賞、2013年第33回伝統文化ポーラ賞大賞を受賞。2014年元日、「観世清和」より「観世清河寿」に改名。重要無形文化財(総合指定)保持者、(一財)観世文庫理事長、(一社)観世会理事長、(一社)日本能楽会常務理事。(独)日本芸術文化振興会評議委員。東京芸術大学音楽学部講師。
ボーカロイド™ オペラ 葵上 with 文楽人形(C)2014 opera-aoi ボーカロイドの楽曲にあわせて文楽人形が演じ、舞う――。伝統芸能と最新技術が融合した映像作品「ボーカロイドオペラ 葵上 with 文楽人形」が、7月25日から3日間開催されるイギリス・ロンドンの日本文化紹介イベント「ハイパージャパン」でプレミア上映されることが決まった。 これはオペラの上演舞台を撮影した30分の短編映画。歌はボーカロイドの「VY1V3」「猫村いろは」「結月ゆかり」が、演技は文楽人形が担うという、いまだかつてない趣向となっており、国立文楽劇場や国内外の舞台で活躍する吉田幸助さんを筆頭に、文楽の歴史と伝統を受け継いだ5人の人形遣いが文楽人形を操る。着想は源氏物語の「葵」から。ここに新たな解釈を加え、現代を生きる人々にも通じるような問題を内包した歌詞と、和楽器による幽玄な雰囲気を漂わせた楽曲を合わせ
わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日本近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 大阪大学附属図書館には、横山重氏旧蔵の古浄瑠璃・説経正本コレクションがある。信多純一先生らのご尽力により、阪大が収書した。そして信多先生がさらに4点を寄贈され、合わせて100点となった。 その一部については、『赤木文庫 古浄瑠璃稀本集―影印と解題』(八木書店)に紹介されているが、数年前に図書館が、全点の画像を公開した。その後、有志による翻刻作業が進められていたが、このたび、20点ほどの翻刻データを試験公開するにいたったので、ここにご紹介申し上げる。 こちらの、私のホームペ
大阪市中央公会堂(大阪市北区中之島1)地下1階展示室で3月6日、「第5回 水の都の古本展 in 大阪市中央公会堂」が始まった。主催は、大阪・奈良の古書店11店が加盟する大阪古書研究会。 マッチラベルや包装紙のスクラップブック 1997年に発足した同研究会。会員はいずれも全国古書籍商業組合連合会に所属する店で、古本展の開催や目録の発行、大阪の古書店の変遷の研究などを通じ、古書文化の普及・啓発を目的とした活動を行っている。大阪で最も歴史のある屋外での古書即売会「天神さんの古本まつり」を毎年春と秋に開催してきたが、2010年から春のイベントは大阪市中央公会堂に会場を移し開催している。 今年は同研究会に所属する店から8店が参加。中央にはガラスケースを設置し、今回の特集「ニッポン オン ステージ」に関する書籍や史料を展示販売する。同コーナーには、あしべ踊りや浪花踊り、遊郭にまつわる資料や上方演芸関連
相撲甚句とは何か相撲甚句は地方の神前相撲やお祭りの相撲大会から大相撲まで、その開催時に唄われる甚句(七七七五調の俗謡の一種)で「一つ拍子」と「三つ拍子」があり、地方の神社などで行われる祭礼では唄にあわせて踊り(相撲踊り)が行われるのが普通である。 相撲甚句の動画 「甚句」とは何かその発生には諸説あるが、有力なのは十八世紀初頭、安永から享保にかけての時期(1704~36)に関西地方で流行した「兵庫口説」のなかの長崎の呉服商ゑびや甚九郎の物語をうたった「ゑびや甚九」という叙事歌謡が「甚九郎節」として瀬戸内海沿岸から日本海沿岸に広まり、やがて北前船の船乗りを通じて東北から日本全国に広まるなかで、盆踊り唄の一種としての「甚句」へと発展したという。(山田P106-107)「口説(くどき)」は同じことを”くどい”ほど繰り返す意味で、短い節回しに歌曲の一節を何度も繰り返して唄われる。要するに十八世紀の流
■日英浮世絵往来:下 【増田愛子】役者の表情を捉えた歌川国貞の大首絵から素顔の人気役者を描くものまで、展示された浮世絵版画約60点は質も保存状態も良いものばかりだ。英国エディンバラ、スコットランド国立博物館で開催中の「Kabuki」展(来年2月2日まで)。所蔵する浮世絵版画の特別展は、初という。 所蔵浮世絵版画約4500枚の4分の1を占める豊富な役者絵で、木版表現の変化と19世紀の歌舞伎史とを追う。企画したシニアキュレーターのロジーナ・バックランドさんは「形(浮世絵)と中身(歌舞伎)、両方を伝えたかった」。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く