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ブックマーク / anond.hatelabo.jp (16)

  • 博士課程一問一答

    以下、国立情報系D2の場合の博士課程生活について。 Q1. 博士課程ってなんですか A1. 博士後期課程の略。学部4年、修士課程2年過ごしたあとに、さらに(通常)3年間大学に在籍して研究を行う。 Q2. なんで博士課程に進学するんですか A2. 基的には研究がしたいから。 私の場合、M1の初めはD進も考慮しつつ、夏頃には就職する気マンマンだったが、12月下旬にふとD進しようと思い立ったのでD進した。 Q3. 普段どんな生活してんのさ A3. 朝7時前後起床、眠かったら二度寝。早ければ9時ごろ大学に行き、勉強 or 研究 or 事務作業。 混むのが嫌なので11時半すぎに昼(半分くらいはぼっち飯)、18時〜19時ころ大学を出る、という生活の繰り返し。 気が向かなかったら平日休んだり、気が向いたら休日も大学に行ったりとフレキシブルな生活がおくれる! かまって相手があまりいないので、研究に集中

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  • 徒然草第68段は絶対におかしい

    普段大根を体にいい薬だとして毎日2つずつべている押領使がいた。 ある日そこに敵が現れたんだが、勇敢な2名のつわものが突如現れて敵を撃退した。 押領使は何者か? と二人に問うと、「普段べていただいている大根でございます!!」と言って去って行った。 ああ? これぜってーおかしいだろ。 健康のためにべているご利益が、なんで敵兵を撃退するつわものとして登場するんだよ。 押領使が病気になった時に、二人の美少女(それぞれタイプが違う!初代プリキュアみたいな!!!!!!!!!!)が来て、 一生懸命看病してくれる、ってなら理解できる。よくわかる。 けれど物理的なピンチを助けちゃダメだろ。 と考えるのが平成人の考え。14世紀人はこれでいいのだ。未来人はこれをまたどうかんがえるだろうか。 こういう意味でも古典ってのは面白いのだ。

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  • ラノベ以下のしょうもない人気小説10作品

    なんか前書いたやつがブクマ300超えちゃったみたい。コメント読んでないんだけど、調子に乗って、ぼくがこれはラノベよりひどいなと思った有名な人気小説を紹介したいと思う。 どれも超人気作品なのでぼくの感覚がおかしいだけなのは十分わかってはいるのだけど、こう思うひともいるってことで。気でラノベのほうがマシだと思っている。こういう小説を好んで読んでるくせにラノベ批判してるやつらって頭おかしいんじゃないのって思う。 というか、そもそもフォークナーやナボコフを原書で読むような日に1万人いるかもわからないガチの文学オタクのひとたちがわざわざラノベだけを指定して批判するなんてことがありうるのかってことなんだけど。世界レベルの傑作を読んでしまうと、ラノベも一般層向けの大衆文学も大差ないよねって話になるわけで、ラノベはだめで一般層向けの大衆文学はすばらしいなんて話には絶対にならないと思うんだが。 ラノベは

    ラノベ以下のしょうもない人気小説10作品
  • ラノベを馬鹿にしてるやつらは低学歴の馬鹿なのでは

    東大生協やその他旧帝の生協でラノベが売れまくってることを知らないんだろうか。ラノベはいまや高学歴のたしなみなんだよ。というのもラノベはおもしろくて多読ができるため、ラノベを大量に読むひとは必然的に速読ができるようになって、そして国語の成績があがるわけ。 ラノベだからといって内容が極端に簡単で幼稚だというわけではなく、ちょっとキャラがアニメちっくなだけでストーリーはそこらの大衆文学と全然変わらない。むしろそこらへんのくだらない一般向けの大衆文学よりも上を行ってるものもたくさんある。アイディアとしてはラノベのネタは結構おもしろいことが多い。 もちろん『重力の虹』とか『失われた時を求めて』とか『アーダ』とか『特性のない男』を原書で楽しむような層から見ればラノベは簡単すぎてつまらないのだろうけれど、それをいってしまえばラノベだけじゃなくそのへんの小説すべてがくだらないわけでね。 ラノベを馬鹿にして

    ラノベを馬鹿にしてるやつらは低学歴の馬鹿なのでは
  • 本屋大賞決定。そして私は書店員を辞めました

    今年の屋大賞が決定しました。ググって見るのもめんどくさい人がいると思うんで以下ラインナップ。 1 『村上海賊の娘』和田竜 2 『昨夜のカレー、明日のパン』木皿泉 3 『島はぼくらと』辻村深月 4 『さようなら、オレンジ』岩城けい 5 『とっぴんぱらりの風太郎』万城目学 6 『教場』長岡弘樹 7 『ランチのアッコちゃん』袖木麻子 8 『想像ラジオ』いとうせいこう 9 『聖なる怠け者の冒険』森見登美彦 10 『去年の冬、君と別れ』中村文則 で何が言いたいかって、書店員か、もしくはある程度書店に行く人が見ればわかるんだけど、これもう売れてるんですよ。 出版社がわざわざ「○万部突破!!」の絶賛ポスター持参で来るくらい売れてるんです。 部からPOPもバンバン来てるわけです。これこれこう平積みにどうこう。で売れるわけです。ランキング棚にも乗るわけです。もっと売れます。 どれもこれも書店員も常連客も

    本屋大賞決定。そして私は書店員を辞めました
  • 海の優位性

    今は亡き軍事評論家の江畑謙介氏は、 「西側が冷戦に勝利した一因は、西側エリアが交易に海上ルート・水運を利用できて効率的だったのに対して、 東側は大陸国家の集合体で、陸路しか使えずに物流効率が非効率だから」と看破していた。 そう考えると、西洋においてイギリスが、東洋において日が、域内でもいち早く経済発展した一因に、 「周囲を海に囲まれ、海上輸送に有利だったから」という理由もありそうな気がする。 また、江戸時代において、各藩の「公式の石高」と比較して、西日の諸藩は「実質的にはもっと豊か」だったらしい。 これは、瀬戸内海という内海海運を利用できた西日の方が、外洋海運しか使えない東日より、当時の海運技術の制約下では より海運ができ、経済成長できたからでは?という説もある。 (あと西日諸藩は二毛作ができたから豊かだった、という説もあるが) ・・・こういう「海運の優位性」というキーワードで、

    海の優位性
  • 「国立国会図書館はお気づきでしょうか」について

    素朴な感想は次の通り。まず「安く買うことはお客様に失礼」という価値観を共有できない。次に「適正な価格で売る」の「適正」が恣意的なものであることへの認識が欠けている点が気になる。それから「高く買い入れて売る機会を失っている状態に憤りを感じ」るというのがよくわからない。 古書の価値について。「古書を売る」というのが紙のという特定メディアに依存した商業形態である以上、電子書籍の登場によって古書の価格が落ちるのは市場原理から考えて必然。古書の内容を求める需要が電子化により満たされてしまうのだから。だから価格低下も必然。そこを受け入れたくないということになると、電子書籍を排斥するか資主義経済を革命するかという話になってくる。どっちも無理なら「受け入れたくない」ということについて精査するほかない。 「(紙の)がいいか/電子化されたがいいか」という議論がなされているけど、これは飛躍。そこまで話を

    「国立国会図書館はお気づきでしょうか」について
  • 「代替」を「だいがえ」と読む奴らがいることに耐えられない

    「代替」は「だいたい」に決まってるだろう。 「それは知ってるけど、音だけだと相手が誤変換するかもしれないから」とかいう言い訳も通用しない。 文脈上、「代替」が「大腿」「大体」「大隊」と紛らわしい場合なんてほとんどないだろう。 明らかに機材の話をしてて、「ダイタイキをご用意します」って言われて、 「ん、なんでふとももなの?」とか思う奴がいると思ってるのか。 それとも「だいがえ」って言ってる奴らは「交替」も「こうがえ」って読むの? 「鋼体」「後退」「抗体」との混同を避けるために? ふーん。

    「代替」を「だいがえ」と読む奴らがいることに耐えられない
  • 杜子春 - と、ある生物系教授の捏造編 -

    (注:作中の話のほとんどがフィクションです) 一 或春の日暮です。 とある大学の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の男性がありました。 男性は、元はとある大学院で学位を取得し、その後に海外へ留学し、帰国後別の大学の助手となりそこで三大誌に論文が掲載されて、元いた大学の助教授になったものでしたが、助教授就任後はこれといったデーターがなく、多数の大学院生やポスドクを採用したおかげで科研費が底をつき始め、今はその月の研究費にも困る位、あわれな状態になっているのです。 「日は暮れるし、腹は減るし、その上、学生やポスドクたちがデーターを出さないし。こんな思いをして生きている位なら、いっそ死んでしまった方がましかも知れない」 助教授はひとりさっきから、こんな取りとめもないことを思いめぐらしていたのです。 するとどこからやって来たか、突然彼の前へ足を止めた、白衣を着てメダルをぶらさげた老人があり

    杜子春 - と、ある生物系教授の捏造編 -
  • で、きみらは人文系なの?

    http://anond.hatelabo.jp/20130703205623 横だが、ブコメうっざ。 自分は文学部で国文学を専攻してた。 ただの学部卒ではあるけれど、一流の大学だし4年間それなりに真面目にやってきたので、人文系を名乗る資格はあると思う。 で、人文系の一人として言わせてもらうけど、元増田よりはてブの諸君の方がよっぽどムカつくよ。 「人文系(というか国文学)は、学問ではあるが、役には立たない」 これはほとんど全ての人文系(というか国文畑の人間)が共有してる感覚だと思う。人文系(というか国文畑の人間)ってのはそういう自虐的なところがある。 だから、「趣味でやれよ」とか「国の金もらってやることか」とかいう批判にはまったくごもっともで、すいませんへへへ、としか思わない。 そんなのよりはるかにムカつくのは、門外漢に人文系(というか国文学)についてしたり顔で語られることだ。 自分たちに

    で、きみらは人文系なの?
  • 人文系は学問じゃない

    知り合いの話を聞いた感じでは、人文系の研究って二次創作みたいな感じなんだな。 なんかのについて延々論文を書くだけで研究になるんだから。 少なくとも学問じゃないよね。 別に趣味ならいいけどさ、国の金もらってやることか? 税金で二次創作やるって恥ずかしくないんだろうか? 生きていることが恥ずかしくなったりしないんだろうか? 金回すべきところは他にいくらでもあるだろ。 まああの人たちは、質()とか真理()とか分かってるから世界が違って見えるんだろうな。 幸せそうで羨ましいことだ。

    人文系は学問じゃない
  • 「書評ブログ」という闇

    ブログの人気ジャンルの一つに「書評ブログ」というものがある。読んだ書籍をもとに記事を書き、内容の紹介をして、アフィリエイトに誘導したりしている。 彼らは実にたくさんのを読んでいて、とても感心する。記事にするのもとてもエネルギーのいることだろう。 しかし、同時に彼らを見ているとある疑問が湧いてくる。「いったい読書で得られることってなんなんだろう」という根源的な問いだ。 一般的にを読むのは良いことだとされる。だから、新聞では活字離れが嘆かれるのだし、学校では朝読書が導入されるのだ。読書は読者の視野を広げ、思考を深め、よりよい人生に導いてくれる。 そんなことがまことしやかに信じられているが、書評ブログを見ていると果たしてそうだろうかと思ってしまうのだ。 彼らはたくさん読んで、たくさん書いているが、それによって何かが深められているという跡がまったく見えてこない。 さすが博識だなぁとか、すごくう

    「書評ブログ」という闇
  • 冥福は祈るな

    「ご冥福をお祈りいたします」を意味も分からず、安易に使う奴が多すぎる。「深くお悔やみ申し上げます」じゃいけないの? この言葉、「死後の世界での幸福を祈る」という意味なので、死後、信者は必ず幸せになると教える宗教の人には、ひどく失礼な言葉。例えていえば、小学校の卒業式で、「中学校も無事卒業出来るようにお祈りいたします」って言ってるようなもの。中学校は基的に全員必ず卒業できるのに、わざわざ卒業をお祈りされるという事は、「お前のような低脳が中学校なんかに行くべきではない」という皮肉に取られてもおかしくない。 同じように、死者は、生前いかなる悪行を犯そうとも、必ず天国に行ける、と教える宗教の人に「ご冥福をお祈りいたします」と言う事は、「故人は生前酷い悪行を犯したので、天国へ行くべきではない」と言う皮肉に取られてもおかしくない。つまり、「地獄に落ちろ!」と同じ意味になる。 そもそも、死後の世界の幸

    冥福は祈るな
  • 国連職員の友人にメイロマさんについて聞いてみた

    国連職員と言ってもタイプがあり、G(general)スタッフとP(professional)スタッフに別れているらしい。事務員はGスタッフといって学歴など関係なくなれるかわりに Pスタッフのサポートする。Pスタッフはプロジェクトを立ち上げたり、そのための論文を発表したり、支援金を各国からとりつけたり、プロジェクトで国に干渉したり、協力したり…、そういう仕事をする人達。学歴によるヒエラルキーはかなりしっかりしていて、Pスタッフはだいたい3カ国語以上話せる人が多く、学位は博士以上。修士では論文が出せないからPにはなれないらしい。 メイロマさんはイタリアの国連関連組織、FAO(糧農業機関)で情報通信士として2003〜2007まで働いていた。そもそも、FAO自体は国連の主要な組織ではないっぽい…(もちろん重要な組織だが、花形ではないという印象)。彼女の学歴は法政大卒、シラキュース大学で修士課程修

    arcade00fire01
    arcade00fire01 2013/04/10
    みんなが薄々感じていたことをはっきりと。アレをありがたがる神経というのがいまいち理解できない
  • 偏差値40で大学に入る君たちへ

    もう15年も昔に卒業した大学に卒業証書を貰う事になった。戯れに偏差値を調べてみたら40だった。 15年前の偏差値を知るよしも無いが、当時から3流大学だった事は間違い無いし、それでも大学は非常に楽しかった。 ふと、もしかしたら高校生や浪人生で偏差値40の大学に入学する事に不安を抱いている人もいるかもしれないと思い、ここに吐き出してみる事にした。 少し僕の話をする。いい大学へ入りなさい。いい会社に入りなさい。安定した仕事をしなさい。親が公務員だった事から常日頃からそう言われて育てられた結果、小学校から成績は低空飛行を続け、高校では県下で下から数えた方がいい3流高校へ入学。そのまま推薦で3流大学へ入学という底辺コースをひた走った。 努力無く見栄えだけは整えようと、部活や生徒会の役職をこなしながら教科書の代わりに小説漫画を読み、寝を忘れてゲームにのめり込んだ。というのが僕の小中高だった。 当然

    偏差値40で大学に入る君たちへ
  • 青二才の読解能力

    http://d.hatena.ne.jp/NOV1975/20121022/p3著者は何を言いたいか述べよ まず青二才の答案、というか感想文。読まなくていい。やっと話のわかる奴の記事・意見が見られて少しは救われたかなぁ…と思った次第。はてな村なんて偉そうにするならこのぐらい書いてみろ!このぐらいのレベルをよ…と結構不機嫌な面しながら思ってたわけで…大物なしで、私にはてな包囲網とな…最近のブコメみてると必死にシロクマと一緒に逃げようとしている哀れな村民の姿が見られて面白い。エントロピーにあたってぽかぽかしたかっただけの軽薄な連中が自分の想像を超えた途端に血相かいて後ずさり・逃亡する姿が腹を抱えて笑いたくなる次第に面白い。君らは大事なことに気づいてない。シロクマ先生がいたから君らの楽しめる規格の中に収まってやっていたわけで、僕が当に見境なく喋り出したら、ウォッチャーだけをつぶしに行く所存で

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