『1日1分!お金も時間も貯まる 片づけの習慣』(小松 易著、祥伝社)の著者は、日本初の「かたづけ士」。「スッキリ・ラボ」代表として、個人・企業向けに「かたづけ」のコンサルティング、セミナー活動を行なっているという人物です。 そのような立場に基づいて主張しているのは、「片づける」を卒業し、「片づく動き」を身につけることの重要性。というのも、片づけが上手な人の片づけの動きは、片づけが苦手な人には捉えきれないほど「速い」というのです。そして、そんな「片づく動き」は、日ごろ何気なくしている、たったひとつの動作を変えるだけで身につくのだとか。 それは、モノを「置く」という動作。 片づけが上手な人は、例えばオフィスで書類を手渡されたとき、それをデスクに無造作にポンと置きません。 受け取った書類が手の中にあるうちに、瞬時に、 1. 処理する 2. しまう 3. 捨てる の3つの選択肢を考え、どれかを選択