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ブックマーク / blog.kentarok.org (18)

  • リモートワークにおけるビデオ会議にまつわる諸問題について - Kentaro Kuribayashi's blog

    新型コロナウィルスへの感染拡大を抑制するための社会的な取り組みとして、リモートワークへの取り組みが急速に進展していきている。リモートワークによる協働を効果的に実行するために、ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議用ツールの利用が進んでいる。 それらのツールなしではもはやリモートワークを有効に実施することは不可能ですらある一方で、まったく課題がないわけではない。というよりもむしろ、課題が山積みである。エントリでは、リモートワークにおけるビデオ会議に関する課題について素描してみる。 エントリでは、ひたすらあれやこれやを問題として挙げているので、一見するとリモートワークやビデオ会議に対して全体としてネガティヴな印象を述べているように見えるかもしれないが、まったくそうではない。逆に、これだけ問題があってすらなお、ビデオ会議は便利。ただ、いまよりももっともっとよくできるだろうということ

    リモートワークにおけるビデオ会議にまつわる諸問題について - Kentaro Kuribayashi's blog
  • Cに組み込んだmrubyのコードのエラーハンドリングについて - Kentaro Kuribayashi's blog

    「ミドルウェアにmrubyを組み込む方法」についてまとめた - Kentaro Kuribayashi's blogの続き的な話題。Cのプログラムに組み込んだmrubyのコードを評価した時に、そのコードがなんらかのエラーを起こした時にどうするか。 mrubyのコードを評価するAPI まず、mrubyのコードを評価するAPIには、コンテキスト(実行するコードのファイル、行などを示す情報)をわたさないものとわたすものとの2種類があります。 コンテキストをわたさないもの 例: mrb_value mrb_load_string(mrb_state *mrb, const char *s) コンテキストをわたさすもの 例: mrb_value mrb_load_string_cxt(mrb_state *mrb, const char *s, mrbc_context *c) とりあえず、まずはm

    Cに組み込んだmrubyのコードのエラーハンドリングについて - Kentaro Kuribayashi's blog
  • 技術組織をスケールするためのCTL = チーフテクニカルリード - Kentaro Kuribayashi's blog

    GMOペパボにおいて、チーフテクニカルリード(略称: CTL)という職位を作りました。既に以下のブログエントリで新任の2人がエントリを書いているところですが、制度設計者として、その背景を述べてみたいと思います。 diary.shu-cream.net ten-snapon.com GMOペパボの執行役員CTOになって1年半*1、その前に技術責任者に就任してから早2年*2が経過しました。その間、組織面においては、「いるだけで成長できる環境」*3、技術面では「事業を差別化できる技術」*4というコンセプトでやってきました。まだ道半ばではあるものの、逆にいえば、通るべき道は見えているともいえます。 そんな中で、この2年間、ずっと気にかかっていることがありました。 組織的にはエンジニアの人数が90人弱になり、近いうちに100人に達することでしょう。また、技術の移り変わりはますます早くなっていき、つい

    技術組織をスケールするためのCTL = チーフテクニカルリード - Kentaro Kuribayashi's blog
  • mruby-hibariで、ngx_mruby、mod_mruby、h2oで同じコードを使えるようになった - delirious thoughts

    「Webサーバへの組み込みmrubyのRack-based APIまわり」の続き。 Rack-basedなAPIに対応したWebサーバ用のWebアプリケーションフレームワークのmruby-hibariですが、ngx_mruby、mod_mruby、h2oいずれのサーバ上でも同じコードで動く感じになりました。 github.com mrubyでハンドラを書くわけですが、その際、書き方を好みに応じて使い分けられるよう、ふたつスタイルを用意しました。 DSLぽい感じ: hibari do res.code = 200 res.headers["content-type"] = "text/html; charset=utf8" res.body.push("Hello, World!") req.params.each do |k,v| res.body.push("#{k}: #{v}") e

    mruby-hibariで、ngx_mruby、mod_mruby、h2oで同じコードを使えるようになった - delirious thoughts
  • エンジニア専門職のグレードについて詳細な役割定義は必要か? - Kentaro Kuribayashi's blog

    様々な人々から、エンジニアに関する制度についてインタビューされる機会が増えてきた。その中で考えが整理されてきたパーツもあるので、せっかくなのでまとめておこうと思う。 ペバボのエンジニア職位制度のアップデートについてなどで書いている通り、ペパボはエンジニア専門職制度を制定し運用している。その前提として、専門職制度がどのような位置付けかというと、簡単に示すと以下の図の通りである。 この構造自体は特になんの変哲もない、わりと一般的な制度だといえるが、我々はこの中にひとひねり加えている。以下に説明する。 前提知識 ただし、その前に人事制度における前提的知識について述べておかないとならない。 社員格付け 昨今は「フラットな組織」「ネットワーク型組織」などというものも出てきているが、それはそれとして、一般に企業組織は、その構成員をなんらかの方法を用いて格付けしている。すぐに思い浮かぶのは、部長とか係長

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  • 全社的に使っているチャットツールをSlackに移行した話 - delirious thoughts

    ペパボでは、チャットツールとしてIRCを長らく使っていたのですが、先日、Slackに全面的に移行しました。その話を少し書いてみようと思います。 追記: 社長的にSlackに移行したほうがいい理由 | ペパボ社長ブログというエントリが出ていたので、そちらもご参照ください。 IRCの利用程度 そもそもIRCをどの程度使っていたかというと、職種や役職等を問わず、全スタッフ(アルバイト等も含む)が使っていました。つまり、エンジニアも総務も、マネージャーも社長もみんなIRCにいて、そこでフローのコミュニケーションを行っていたということです(ちなみに、情報のストックや、チャットには向かないような共有にはGitHub Enterpriseを使っています)。また、サーバの状態監視等の様々な通知や、いわゆるChatOps的なこともIRCでやっていたので、人間もbotもとにかくたくさんいて、賑やかな状態です。

    全社的に使っているチャットツールをSlackに移行した話 - delirious thoughts
  • Casto: 史上最速にライブコーディングができるサービス - Kentaro Kuribayashi's blog

    CastoというWebサービスがあります。史上最速に、インターネット経由でライブコーディングができる、非常に素晴らしいサービスです。その素晴らしさのわりにまだあまり知られていないので、紹介します。 Castoでライブコーディングを始めるには、ふたつの方法があります。 CastoのWeb UIから、ライブコーディング対象のファイルをドラッグアンドドロップする castoコマンドを用いる 後者のコマンドの例は、作者によって以下の様なアニメーションGifで紹介されています。 ↑の画像では、Casto上のURLをコピペしてブラウザで開いていますが、--browseオプションをわたすと自動的にブラウザで開くよう、pull requestを送って、マージされております。 コマンドについては、最近追加されたのですが、さらに利便性が高まったと思います。是非お試しいただきたいサービスです。

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  • 「「技術的負債」を問いなおす」というタイトルでJAWS DAYS 2014で話してきた #jawsdays - Kentaro Kuribayashi's blog

    JAWS DAYS 2014のImmutable Infrastructure(以下、II)に関するトラックに呼ばれたので、話をしてきました。Immutable Infrastructure時代のConfiguration Management Toolの要件およびその実装についてや最近のImmutable Infrastructureに関する議論(Orchestration編)というエントリを書いていたからということでしょう。 ただ、最近は首都大学東京ビジネススクール不合格記に書いたように、経営学関連の学習をずっと行っていて、すっかりそのような話題から離れてしまっていた、ありていにいえば特に興味を持たなくなってしまっていたので、進学していたら研究テーマのひとつにしていたであろう件について、だいぶ生煮えではあるけれども最近またそうした話題でネットが盛り上がっていたりもしたので、以下スライド

    「「技術的負債」を問いなおす」というタイトルでJAWS DAYS 2014で話してきた #jawsdays - Kentaro Kuribayashi's blog
  • 情報共有の必要性について

    エントリは、社内向けに書いた記事を公開するものです。 なぜ情報共有するのか みなさんご存知の通り、コーポレートサイトにて、以下のように謳われています。 意見やアイデアは、ミーティング、社内SNS、メールなどで積極的に発言しましょう。不採用かもしれないと思っても、他のアイデアと合わさることで新しいものになることがあります。そのために、すべてのアイデアに耳を傾けると同時に、頭に浮かんだことをどんどん外に出しましょう。 また、インターネットで表現し続ける、コミュニケーションし続けることを楽しんで、自分たちが一番のユーザーであることを心掛けましょう。 大切にしてほしいこと | 採用情報 | 株式会社paperboy&co. このことからもわかる通り、様々なことに関してアウトプットを行い、広く共有することは、我々みなに求められていることです。 組織面からの理由 他にも理由があります。それは、我々が

    情報共有の必要性について
  • A/Bテストでいちばん大切なこと - Kentaro Kuribayashi's blog

    「A/Bテスト」が、Webサービスの最適化技法として人口に膾炙して久しい昨今ですが、それでもなお、個々の施策実行時にはいろいろと迷うことがあります。たとえば: 有用なテスト結果を得るためにパターンをどのような基準で用意すればよいのか テスト結果の統計的有意性をどのように検定すればよいのか 個々の改善がそれぞれによかったとしても、それらが局所最適に陥らないためにはどうしたらよいのか といったあたりが挙げられます。(2)については純粋に技術的な問題なので、ここでは議論しません。問題にしたいのは(1)および(3)についてです。ひとまず、いまのところ僕が思う一番大切なことをひとつだけ述べておきましょう。それは: 「それに対してなんらかの肯定的/否定的意見のあるパターンをテストする」 ということです。どういうことか。 視野狭窄的なA/Bテスト A/Bテスト、あるいは同様の最適化技法については、かつて

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  • 『Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン』 - Kentaro Kuribayashi's blog

    訳出が待望されていた『Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン』が刊行されたので、さっそく購入して読みました。 このは、ひとことでいうと組織変革を試みるひとへの手引です。組織には歴史や慣性などもあって、ただ意欲のまま無手勝流に変革に臨んだところで、きっとうまくいかないことでしょう。そこで、先人の知恵を集積したものとして紹介されるのがパターンです。プログラマにとってのデザインパターンが、ソフトウェア設計という困難な仕事に道標を与えるように、こので紹介されているパターンたちもまた、組織変革にとって役立つことでしょう。 Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン 作者: 川口恭伸,木村卓央,高江洲睦,高橋一貴,中込大祐,古家朝子,安井力,山口鉄平,米沢仁,角征典出版社/メーカー: 丸善出版発

    『Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン』 - Kentaro Kuribayashi's blog
  • 最近の会社での統計学普及の取り組みと入門書について - Kentaro Kuribayashi's blog

    データサイエンティストブームですね。というのはおいといて、弊社でも統計学をいろんなひと(特にディレクタやデザイナとか)が学んで使えるようになるといいよねという感じで、みんなで勉強しよう!みたいなことをしています。今日は、若手敏腕ディレクタのzaimyが、下記資料に基づく勉強会をしてくれました。 http://www.storyboards.jp/viewer/u0arvn 僕も目下勉強中なのでなんもわからないのですが、読んだのうち、統計学に馴染みのない人向けでよかったものについて社内向けにまとめてみたので、こちらにも転載しておきます。 完全独習 統計学入門 作者: 小島寛之出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/06/17メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る これが一番オススメです。見た目は固そうですが、簡単だし、内容もいいと思います。Kindl

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  • 2013年の(主に技術的な面ので)まとめ - Kentaro Kuribayashi's blog

    エントリでは、2013年の主にエンジニアリング面での活動について、外部に公開されたリソースに基づいて、定量的・定性的なふりかえりを行います。 数字によるふりかえり まずは数字によるふりかえり。イベント登壇、GitHub上の活動、執筆活動を見ていきます。 社外イベントでの登壇 今年は、社外での発表は以下の5件(パネラーなども含めると7件)でした。去年はもう少し多かったので、あんまり話せなかったなあ。 Fluent Casual Talks #2: Log Everything with Fluentd // Speaker Deck カヤックさんとの勉強会: Software and Spiritual Ability // Speaker Deck DCI Hansei Meetup: A Missing Part of OOP // Speaker Deck Provisioning

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  • 最近のImmutable Infrastructureに関する議論(Orchestration編) - Kentaro Kuribayashi's blog

    この分野について議論する際には、インフラ系技術の流れ - Gosuke Miyashitaで紹介されている Bootstrapping Configuration Orchestration という整理を前提に議論すると、どのレイヤについて話しているのかごちゃごちゃにならなくてよいと思う。ただ、 上記は階層を成す概念なのだけど、それぞれが必ずしも排他的ではなく、重なる部分が多々ある(たとえば、(1)に該当するDockerやPackerにも(2)の要素が含まれている等) Orchestrationというネーミングがいまやミスリーディング(な面がある) ということもあって、一部に混乱をきたしている。ここでは、特に(2)について、時系列を追って論ずる。 時系列の整理 インフラ系技術の流れ - Gosuke Miyashitaによる整理 Rebuild: 25: Immutable Infrast

    最近のImmutable Infrastructureに関する議論(Orchestration編) - Kentaro Kuribayashi's blog
  • 『入門Puppet - Automate Your Infrastructure』という電子書籍を出版しました - Kentaro Kuribayashi's blog

    Chefとならんでよく利用されているサーバの構成管理フレームワークであるPuppetについて、『入門Puppet - Automate Your Infrastructure』というを出版しました。 入門Puppet - Automate Your Infrastructure【電子書籍】栗林健太郎 達人出版会 発行日: 2013-05-08 対応フォーマット: PDF, EPUB 詳細を見る 入門Puppet - Automate Your Infrastructure 作者: 栗林健太郎発売日: 2013/04/29メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る id:naoyaさんの許諾をいただいた上で、『入門Chef Solo - Infrastructure as Code』の姉妹(兄弟?)のような体裁の、コンパクトな電子書籍です。表紙は、naoya同様「

    『入門Puppet - Automate Your Infrastructure』という電子書籍を出版しました - Kentaro Kuribayashi's blog
  • SQLインジェクションについてのスライドを作成した - Kentaro Kuribayashi's blog

    社内で、SQLインジェクションについてあらためて原理・原則から議論したいねという風潮がにわかに起こったので、ひとまずは叩き台として僕の方でまとめて皆で議論しましょうというわけで、以下のような資料を作成した。 社内勉強会用の資料なのだけど、僕は別にセキュリティに詳しいわけでもないし、ましてやPHPのことは素人なので、外部の識者にレビューしていただいて、できるだけ正しい知識に基づいて議論できればと思い、まずスライドを先行公開することにした。そうしたところ、Twitter上で多数の識者よりいろいろとご指摘いただいて、少くとも決定的におかしな内容にはなっていないものになったようだ。ありがとうございます。 僕らの職務のひとつに「セキュリティ関連」というものも謳われているので、そのあたりの知識普及・基盤整備についても、仕事のひとつとして行っている。先にも書いた通り、僕自身がその点についてよく理解できて

    SQLインジェクションについてのスライドを作成した - Kentaro Kuribayashi's blog
  • EmacsでPerl開発する上で必須な設定 #3 - perldoc-m - Kentaro Kuribayashi's blog

    PODを読んでもよくわからない、あるいは、そもそもPODがちゃんと書かれていないモジュールの挙動を知りたい場合、perldoc -mを使いまくることがよくあると思います。単にperldocを読みたい場合は、id:IMAKADOさんによる素晴しいperl-completion.el(これも当然必須です)が非常に便利なのですが、perldoc -mの表示をバッファを作って表示させたい場合、以下のような設定を書いておくと、これはこれで便利だと思います。というか使いまくってます。 ポイントがある位置のモジュール名、あるいはなんにもなければプロンプトでモジュール名を指定して、ウィンドウをポップアップしてperldoc -mを表示 perldoc-mコマンドを実行したバッファが、既にperldoc-mコマンドで開いたバッファなら、その場で表示 多分これ、どこかからもらってきたのを改造したのだと思うけど

    EmacsでPerl開発する上で必須な設定 #3 - perldoc-m - Kentaro Kuribayashi's blog
  • EmacsでPerl開発する上で必須な設定 #2 - flymake

    Emacs22から標準添付されているflymakeが超便利です。flymakeは、動的にシンタックスチェックを行ってくれるelispで、typo等によるミスが、これでかなり減ること受け合い。以下の設定には、set-perl5lib.elが必要なので、あらかじめload-pathの通った場所にインストールしておく必要があります。 http://svn.coderepos.org/share/lang/elisp/set-perl5lib/set-perl5lib.el 以下、設定。 ;; flymake (Emacs22から標準添付されている) (require 'flymake) ;; set-perl5lib ;; 開いたスクリプトのパスに応じて、@INCにlibを追加してくれる ;; 以下からダウンロードする必要あり ;; http://svn.coderepos.org/share/

    EmacsでPerl開発する上で必須な設定 #2 - flymake
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