突発的「著作権」トドの狼藉 —— 本務先である農環研でのこと.先日,農林水産研究情報センターの次期システム更新にあたり,研究用ウェブを利用する際には,公開内容に関する「著作権がらみ」のトラブルがないようにとの指示が下ってきた.とくにぼくの場合,ここ〈leeswijzer〉の母体になっている〈日録(dagboek)〉で,公刊図書の「書影(=書籍画像)」をどんどん掲載していることが,潜在的なトラブルのもとになるかもしれないとのこと.書影画像の著作権は出版社にあるのは確かだ(それだけではすまないかもしれないが).しかし,その日録を公開してもう6年になろうとしているが,いまだに一度もクレームを付けられたことはない.しかし,「万が一」を想定せよという危機管理のポリシーであれば,その方針に従うのはしかたないだろう. ウェブサイトやブログを見渡すと,同様の「書影著作権」の問題は他でも起きているようだ.そ