文枝 東京に69年ぶり上方落語の定席 若手育成の場に
外れ馬券も経費…大阪高裁、検察側の控訴を棄却 A―PAT(インターネット投票)で大量に購入した馬券の払戻金を申告せず、所得税約5億7000万円を脱税したとして所得税法違反(単純無申告)の罪に問われた大阪市の元会社員の男性(40)の控訴審判決で、大阪高裁(米山正明裁判長)は9日、外れ馬券を含むすべての馬券の購入代金を経費と認めた一審判決を支持、検察側の控訴を棄却した。 検察側は経費と認められるのは当たり馬券代のみと主張していたが、被告側の主張が完全に認められた。男性は「検察には上告を断念していただき、一日も早く安心して暮らしたい」とコメント。検察側は上告するかどうか検討する。一審では男性の馬券購入について、FX(外国為替証拠金取引)や先物取引との共通点を指摘して資産運用の一種と認定していたが高裁では営利目的とした継続的行動と判断。男性の弁護士は「一審より一歩踏み込んでおり、理由付けとしては
麻生副総理 改憲でナチス引き合い、都内の講演で語る 麻生太郎副総理兼財務相は29日夜、都内で講演し、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。 「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静かな環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言したが、ナチス政権を引き合いに出す表現は議論を呼ぶ可能性もある。 麻生氏は「護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧。改憲は単なる手段だ」と強調した。その上で「騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない」と指摘した。 安倍晋三首相や閣僚による終戦記念日の靖
「脅しだ」大阪市議会困惑 維新は戦闘モード「参院選も盛り上がる」 「訳が分からない」「脅しだ」。橋下徹大阪市長が出直し市長選に踏み切る可能性が浮上した30日、市議会には衝撃が走った。問責決議案可決の鍵を握る公明党議員は控室にこもったまま。各会派も議員が慌ただしく駆け回り、対応の協議に追われた。一方、橋下氏率いる大阪維新の会は「いつでも戦える」と勢いづいた。 決議案提出を主導した自民党議員の一人は「今、市長選をやっている場合じゃない。まじめに市長の仕事をしてくれという意味で決議案を出すのに…」と困惑した。別の自民議員も「問責を出すたびに選挙をしていては、市長に何も言えなくなる」と自嘲気味に語った。 決議案を共同提出する共産党会派の幹部は「日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事を通じて出直し市長選の話を持ち出すとは、脅しだ。こんな揺さぶりに、ぐらつくべきではない」と強硬姿勢を貫いた。
橋下氏の出直し選検討 大阪都構想住民投票と同日 記者団の質問に答える橋下大阪市長 Photo By 共同 橋下徹大阪市長が代表を務める大阪維新の会が、来年秋に想定される「大阪都」構想の是非を問う住民投票と同じ日に、出直し市長選の実施を検討していることが分かった。大阪維新幹部が8日、明らかにした。大阪維新幹事長の松井一郎大阪府知事の出直し選も合わせて行う可能性も視野に入れているという。 橋下氏は市役所で記者団に「今は都構想の中身を詰めている段階だから、そういうことを議論すること自体がおかしい。まだ先の話だ」と述べるにとどめた。 府と大阪市は都構想の制度設計を担う法定協議会を設置。新設する特別区の区割りや名称などを定めた協定書を2014年4月以降に取りまとめ、市民を対象に住民投票を実施する予定だ。 大阪維新側には、出直し市長選との同日実施とすることで住民投票への関心を高め、都構想を推
子供の日前日に…母親が2歳女児を4階から投げ落とす 母親が4階のベランダ(左側)から女児を投げ落とした団地 Photo By 共同 埼玉県上尾市瓦葺(かわらぶき)の尾山台団地の4階から4日午前9時半ごろ、2歳の女児が転落した。上尾署は女児を自宅のベランダから投げ落としたとして、殺人未遂の疑いで母親で中国籍の主婦、王金瑶容疑者(31)を現行犯逮捕した。こどもの日を前に幼児が親に投げ落とされる惨劇に、連休中の静かな団地は騒然とした。 上尾署によると、王容疑者はベランダで、長時間にわたり大声で叫んでいた。騒ぎに集まった他のマンションの住民の目の前で、下から放り投げるように投げ落としたという。女児はTシャツ1枚の姿だった。 ベランダは地面から約10メートルの高さ。上尾署員が駆けつけると、女児はベランダ真下の草地の上で倒れており、意識はなかった。ほかに目立った外傷はなかったという。女児は病院に
クールジャパン会議新設 秋元康氏らを民間議員に起用 政府は26日、アニメ、ゲームなどのコンテンツや日本食など日本独自の文化や産業を海外に売り込む「クールジャパン戦略」の在り方を検討する推進会議を設置した。稲田朋美クールジャパン戦略担当相が議長を務め、民間議員に人気アイドルグループAKB48のプロデューサー秋元康氏やデザイナーのコシノジュンコ氏、茶道裏千家の千宗室家元らを起用した。 発信力強化に向け4月に提言をまとめ、政府の成長戦略に盛り込む方針。 ほかの民間議員は、角川グループホールディングスの角川歴彦会長、評論家の金美齢氏、日本フードサービス協会の佐竹力総理事、映画配給会社「ギャガ」の依田巽会長。
橋下市長 文楽補助金打ち切り表明 「公開の意見交換」拒否され 大阪市の橋下徹市長は24日、文楽協会への補助金削減問題をめぐり「公開の意見交換ができないということなので、執行は断念せざるを得ない。残念な結果になった」と述べ、凍結している2012年度の補助金は執行しない意向を表明した。 「税を使わずに自由にしたらいい」とも述べ、現状のままでは文楽協会への補助金自体を打ち切る考えも表明。文楽協会への意見交換の働き掛けをやめる考えも示し「税を投入しないことになれば、一切、文楽については口を出さない」と突き放した。市役所で記者団に語った。 市長は補助金支出の条件として、演者の技芸員との公開の場での意見交換を要請していた。 文楽協会は23日、あらためて非公開での面談を求める回答を大阪市に提出していた。取材に対し24日、「あくまで非公開が技芸員の総意なので、公開での意見交換には応じられない。市の
「アニキ」「こんばんは」ラッシャー木村さん死去 マイクパフォーマンスで人気だったラッシャー木村さん Photo By スポニチ 元プロレスラーでノア社員のラッシャー木村(本名・木村政雄)さんが、24日午前5時30分、腎不全による誤嚥(ごえん)性肺炎のため都内の病院で死去した。68歳。1964年に角界から日本プロレス入りし東京、国際、新日本、全日本、ノアなどで活躍。コミカルなマイクパフォーマンスで人気者となり04年に引退した。通夜、告別式は遺族の意向で親族のみで執り行われる。後日、ノアとしてお別れの場を設ける予定。 昨年の三沢光晴さんの死去に続き、プロレス界を悲報が襲った。ラッシャーさんの突然の訃報に接したノアの仲田龍GMは「三沢さんに続きプロレス界の功労者が亡くなって本当に残念としか言えない。半年前くらいに仕事の件で自宅に電話した時は元気そうだったのに…」と肩を落とした。 関係者によれば
宿命の一族…“凱旋門賞銀メダル”
沖縄で再会した幻のG1馬 【夏のメモリー=梅崎晴光】夕凪(ゆうなぎ)迫る沖縄のビーチに青毛馬がこつ然と現れ、波打ち際を疾走する。小柄な沖縄在来馬とは明らかに異質な胴長の大型馬。舞うように四肢を弾ませ、やがてコバルトの海へ身を沈ませていく。そんな光景に地元では、たちまち噂が広がった。「北方系の馬じゃないかねえ。こっちにはあんなに大きくて速い馬はおらんさあ」。沖縄に北方系の馬といえば、古琉球期から昭和初期まで続いた沖縄競馬の至宝「野国仲田青毛」。18世紀、琉球王朝の画家・自了の描写によると、今日の競走馬のように胴が長い。亜熱帯の島にサラブレッド? 青毛馬の正体を知りたくて、しばしば現れるという金武湾(沖縄本島中東部)の昆布ビーチを訪れた。目の当たりにした噂の馬は端正な鼻面、勝ち気な目、流れるような後肢のライン。どこかで見たような…。「本土の競走馬だったそうです」と言う乗り手の後を追うと、
【8月27日】1990年(平2) 本塁打王放棄!パリッシュ突然の退団 川藤惜別の贈り物 【ヤクルト8−1阪神】試合を終えた阪神の背番号45は、前年までチームメイトだった三塁側のヤクルトナインに向かって大きく手を振った。「グッバイ…」。 完投で9勝目を挙げたヤクルト・川崎憲次郎投手がやや涙ぐんで言った。「ヒットで一塁に出た時に聞いたんだ。“ヒザ、痛いの?”って。笑っているだけで答えなかったけど、すぐに“カワサキ、ガンバッテ”って言われた。涙が出そうになっちゃって…」。 古巣の選手まで寂しがるほど、好かれた阪神のラリー・パリッシュ一塁手は、甲子園での阪神−ヤクルト21回戦を最後に退団。19年の大リーグ、日本プロ野球での選手生活にピリオドを打つことを決断した。28本塁打で2位の中日・落合博満内野手に3本差をつけ2年連続本塁打王も夢ではない位置にいながら、タイトル獲得のチャンスを放棄し、23
「朝バナナ」本で提訴 類似出版の中止求める 朝にバナナを食べるというダイエット方法を紹介した書籍をめぐり、類似本を出版され、商標権を侵害されたとして、出版社のぶんか社(東京)は24日までに、データハウス(同)に対し、販売の中止や約1000万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。 データ社は「係争中なのでコメントできない」としている。 朝バナナダイエットは昨年、テレビ番組で取り上げられたことをきっかけに全国的にバナナの売り上げが一時急増し、品切れになる店舗も出るほどのブームとなった。 訴状によると、ぶんか社は昨年3月、書籍「朝バナナダイエット」を出版し「朝バナナ」という言葉を商標登録。本は50万部を超えるベストセラーとなったのに対し、データ社は同12月、「朝バナナダイエット成功のコツ40」と題した類似本を出版した。
【1】7年前の“出会い”が導いた初重賞
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