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ブックマーク / chakichaki.hatenablog.com (33)

  • 4ヶ月たって 2 - 本屋のほんき

    僕たちが連れてこられた橘高校では、体育館と柔道場が避難所として開放されていた。柔道場は部屋も小さく、暖房が効いているということで、お年を召した方や体の不自由な方が使用されたので、僕らは体育館のほうに行くことになった。体育館にはパイプ椅子や体操マットなどが用意されており、照明もついていたので第4小学校のときよりも格段に過ごしやすかったが、やはり寒さが尋常じゃない。ストーブが2台あったのだが、天井高のある体育館のスペースを暖めるのに十分とは言えなかった。 とは言え、電気がついているというのは非常に大きく、数少ない電気のコンセント口は充電が切れかけたケータイを何とかしようとする人たちが殺到して、充電器ですぐに埋まってしまった。たまたま僕ら3人は全員がiphoneを使っていて、僕がiphone用の充電器を持って来ていたので、交代で充電を始めた。 電話はこの時点でもまだ全然つながらなかったが、twi

    4ヶ月たって 2 - 本屋のほんき
  • 4ヶ月たって - 本屋のほんき

    3月11日の震災の日のことを、忘れないように書きとめておこうと思う。 あの日、僕は偶然にも福島にいた。今度新しくできる店の棚詰めを手伝ってほしいということで、福島まで来ていたのだ。その店舗は福島駅から車で20分ぐらい行ったところにあって、3月11日は搬入後の荷出しも一段落し、丁度帰宅する日のはずだった。 地震が起こったのは、丁度店内のレジカウンターのあたりで作業をしていたときだった。ゴゴゴという地鳴りのような音が響いたと思うと、直後に凄まじい揺れが襲ってきた。咄嗟にすぐ傍にあったガラスのショーケースが倒れないように支えて踏ん張った。ガラスの棚が倒れてしまうと大変だからだ。 揺れはなかなか収まらなかった。それどころかさらに激しくなり、しまいには壁や什器が波打ち始めて、商品がバンバン落下し始めた。コンクリートってこんなに波打つものだったかと思わず目を疑った。こんなにひどい揺れは神戸で経験した阪

    4ヶ月たって - 本屋のほんき
  • 人生で大切なことはすべて本屋さんに教わった - 本屋のほんき

    突然ですが日をもちまして、書店員生活が終了となりました。 飽きっぽい私にとって、十何年も同じ仕事を続けられたというのは、奇跡的であり、それだけこの仕事が自分に向いていたのだと思います。 これまでお世話になった皆様、当にありがとうございました。 4月からは別の仕事で頑張ることになりましたが、何年かしたら、書店にはまた戻ってきたいなと思っております。 内部にいる者の実感として、やはりこの業界は内部の自助努力では変革がどうにも難しく、変わるとするならば、もしくは変えようとするならば、おそらくは外側からの力によるものではないかと考えました。 今回書店員という仕事から一旦離れ、その枠組みの外側からアプローチすることによって、最終的にはお世話になった「屋さん」という存在に、恩返しできるようになりたいというのが、私の遠大な目標です。 なので、戻ってきます。いずれ。 崩壊の危機が叫ばれているこの業界

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    banraidou
    banraidou 2010/04/01
    エイプリルフールかと思ったら3月31日付。本当なのか? だとしたらとても残念。
  • キンドルの衝撃 - 本屋のほんき

    キンドルの衝撃 作者: 石川幸憲出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2010/01/30メディア: 単行購入: 1人 クリック: 67回この商品を含むブログ (30件) を見るキンドルが発売されることによって、紙媒体のマスメディア業界は、グーテンベルク以来の革命期を迎えようとしている、というです。 ただ、このを読めばわかるのですが、内容の半分以上がアメリカの新聞業界の話でして、ネット戦略を誤った新聞業界が苦戦し、kindleをはじめとした電子書籍端末に活路を求めようとしている、という話がメインになります。出版業界の電子書籍がどうのこうのという話はあまり出てきません。 これを読むと何だかkindleが成功しているのも、それが新聞の宅配にかわるサービスだったから、というのがとても大きいように感じます。少なくともそれが最初期に普及した要因の一つではあることは間違いないでしょう。kind

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  • 「遊べる本屋」は今 2009-10-12 - 本屋のほんね

    ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を 作者: 菊地敬一出版社/メーカー: リブリオ出版発売日: 1997/09メディア: 単行購入: 2人 クリック: 57回この商品を含むブログ (10件) を見る「ちょっと予定が入っちゃって行けなくなっちゃったから、代理で株主総会に出席してきてくれない?」と言われ、わけもわからずヴィレッジヴァンガードの株主総会に出席することになってしまいました。 いやそもそもヴィレヴァンって上場してたんですか、へー全然知らなかった、というこの私が、株主総会なんかに行っていいもんなんですかと思うのですが、「別に、話を聞いてくるだけだから」だそうでして、あ、そんなもんなんですかと軽く引き受けてしまって、もう後の祭り。 渡された資料見ると、グループの店舗数がいつのまにか300店舗超えてるという事実にまず驚き。確かにどこのショッピングセンターに行ってもほぼ必ずテナントインしてるも

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  • 書棚と平台 - 本屋のほんき

    書棚と平台―出版流通というメディア 作者: 柴野京子出版社/メーカー: 弘文堂発売日: 2009/07/01メディア: 単行購入: 10人 クリック: 193回この商品を含むブログ (36件) を見る日の出版流通制度は、世界的に見てもかなり特殊なシステムによって動かされています。 雑誌が書店で販売されていること、これは当たり前のように思えるかもしれませんが、実は世界的にはかなり特殊な部類にはいります。海外の多くの国では、雑誌は書店で買うものとは決まっていません。書店はあくまで書籍を買う場所であって、雑誌を買う場所ではないのです。 このは、日の書店およびその特殊な出版流通の仕組が、どのような時代背景を経て成立していったのかという歴史を、丹念に追いかけていった学術論文です。 スリップは、いつごろから普及したのか? ジャンルという概念は、どのようにして成立したのか? なぜ、は定価販売で

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  • 出版サービスセンターが倒産!? - 本屋のほんね

    した模様です。電話はかからないし、FAXは戻ってくるし、ホームページはこんなこと(http://www.psc-co.jp/)になってるし、どうなってるの?と取次の方に聞くと7月末で倒産したとの事。 ええっ!多くの書店にとって、これはひそかに一大事! ブックカバーや袋など消耗品を出版サービスセンターに頼ってる店は、緊急で代替備品の仕入先を決めたほうがよいです。うちはB6のブックカバーが足りなくなることが確定してしまいました…。お盆前のこの時期に痛すぎです…。

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  • 新世紀メディア論 - 本屋のほんき

    新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に 作者: 小林弘人出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2009/04/03メディア: 単行購入: 33人 クリック: 575回この商品を含むブログ (92件) を見る知ったかぶり週報さんの記事で知った。読んでみたら猛烈に面白く、かつ衝撃的な一冊だった。 新聞が危ないとか雑誌が危ないとか出版業界が危ないとか騒ぐ前に、新聞・雑誌とは、そもそも何なのか?その質は何か?そもそも考えるべきじゃない?と問いかけるところから、このはスタートする。内容はすごいので要約しない。読んでみてほしい。 読んで思ったことだけ書く。 書は、メディアというものの質を、明確に抉り出すことによって、既存のパッケージメディアという思考形態の枠に捉われている凡俗のわれわれの世界観を崩壊させ再構築を迫る。ここまで鮮やかだと、自分が京極堂に憑物落としをされたんじゃないかぐらいに感

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  • DNPと出版大手三社がブックオフ株を取得!? - 本屋のほんき

    ブックオフ株を大日印刷、講談社、小学館、集英社らが取得へ(海難記) 仲俣さんの記事で知って仰天!&新文化の続報。 講談社、小学館、集英社とDNPグループがブックオフ株式約30%を取得へ(新文化) またしても筆頭株主としてDNPがここで登場しているんですが、今回の主役は出版大手三社ではないかと思われます。出版大手三社がブックオフ株を取得するために、まずブックオフとDNPの両方につながっている丸善に相談、丸善が影のフィクサーとなって、ブックオフの投資会社に話をもっていき、DNPに資金を出させたという構図っぽい気がします。DNPはICタグの件で若干のメリットはあるものの、ブックオフとなると自社の主業務と直接的なシナジーは生みにくいので、今回は出版大手に恩を売るという感じだったのではないかと推測します。 これによって、大手三社は、断裁していた返品余剰在庫を堂々とブックオフに売ることができるように

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  • 主婦の友社、大日本印刷と業務・資本提携 - 本屋のほんね

    http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2009/05/f8-28.html 経営の苦境が伝えられていた主婦の友社がDNPに救われた格好? それにしても、丸善・ジュンク堂・TRCに続き、主婦の友社ということで最近の出版業界ニュースを賑わすDNPですが、狙いは何なのでしょうか? 先日のワールドビジネスサテライトでは、DNPの森野常務はインタビューにこう答えていました。 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2009/04/o1-104.html 「もう一回発想を切り替えて、この業界でわれわれがどんな役割を果たせるのか、試みてみようと思ったわけです」 「日の強い競争力である知の源泉であるこの業界が、今のこの低迷した成熟化社会の中でものづくりだけじゃなくて、日の知そのものが世界に発信する情報発信大国になるんじゃないか」 これだと何だか抽象的過ぎてよく

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    banraidou
    banraidou 2009/05/10
    そうかあ。図書館かぁ。とっとと流通改善すりゃいいんだから、俺らでやっちゃえってか。
  • この世界の片隅に - 本屋のほんき

    この世界の片隅に 上 (アクションコミックス) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/01/12メディア: コミック購入: 23人 クリック: 507回この商品を含むブログ (327件) を見るこの世界の片隅に 中 (アクションコミックス) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/07/11メディア: コミック購入: 20人 クリック: 138回この商品を含むブログ (213件) を見るこの世界の片隅に 下 (アクションコミックス) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2009/04/28メディア: コミック購入: 19人 クリック: 174回この商品を含むブログ (205件) を見るぼちぼち更新していきます。 今日は、あの「夕凪の街 桜の国」のこうの史代先生渾身の傑作「この世界の片隅に」の完結編が発売されましたので、全部

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  • 出版状況クロニクル - 本屋のほんき

    出版状況クロニクル 作者: 小田光雄出版社/メーカー: 論創社発売日: 2009/05メディア: 単行購入: 4人 クリック: 67回この商品を含むブログ (20件) を見るさすがに、このについて言及しないわけにはいかないので、思ったことをちょこっと書きます。 一応ご存知ない方のために申し上げますと、出版状況クロニクル(http://www.ronso.co.jp/netcontents/chronicle/chronicle.html)は、小田光雄氏が出版業界の時事ニュースを定期的にとりあげて独自の視点から論評をくわえたもので、論創社のサイトで時々更新されています。今回のこのは、2007年8月から2009年3月までの業界情報の総集編+ちょこっと対談という感じで、普段からサイトをチェックしている人にとっては、目新しい情報はほとんどありません。が、こうしてまとめて読むと、改めてここ数年

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  • 文教堂書店が古本買取? - 本屋のほんね

    たまたま文教堂の前を通りがかったのですが、中古の買取告知が大々的にされていて驚きました。先日トーハンや多くの出版社の融資を受けたばかりのはずなのですが、中古とは!中古を縮小しつつあるゲオに転売するためとも思えないし、気で中古事業をやるんでしょうか?ちょっとびっくりです。 ただ、何でも買い取るというわけではないらしく、買い取るものは、主にコミック・文庫・文芸書・児童書・新刊に限るみたいです。 雑誌や発売から2年以上経過した実用書・パソコン書・専門書は、ダメと書いてありました。うーん、こんなに制限しちゃったら、みんなブックオフにまとめて持っていっちゃうから、なかなか買取集まらないと思うんですけど大丈夫なのかな?

    文教堂書店が古本買取? - 本屋のほんね
    banraidou
    banraidou 2009/05/07
    「雑誌や発売から2年以上経過した実用書・パソコン書・専門書は、ダメ」ってのは、無難に思える。
  • セルフレジ - 本屋のほんね

    150turboさんから、ご指名を受けましたので、セルフレジについて少々書きます。といっても私も全然詳しくありません。 ただ私も書店でのセルフレジ導入に関しては非常に期待を寄せていまして、ガソリンスタンドのセルフ方式があれだけ普及してるんだから、書店でできないはずはない!と思ってる人の一人です。 写真は、南砂町のフタバ図書を見に行った際にその下にあったホームセンターのセルフレジです。私も使ってみましたが、すぐにヘルパーさんが飛んできて、使い方を懇切丁寧に説明してくれました。自分でバーコードを読ませてカゴに入れると、マスタに登録されている重さでチェックするという仕組みらしいです。会計は現金でもカードでも選択できて、使い方さえわかればかなりスムーズで簡単です。ここはセルフレジと普通の有人レジが両方ともあるのですが、セルフレジを使う人はまばら。ご年配の方はほぼ100%有人レジに、並んでました。つ

    セルフレジ - 本屋のほんね
    banraidou
    banraidou 2008/12/12
    窃盗対策的な意味で態度保留。
  • 書店は入場料を取って良い、はてブでこんな意見が人気だったんで、書店員として思ったことを書いてみます。 - 本屋のほんね

    http://chikura.fprog.com/index.php?UID=1227163619 はてブでこんな意見が人気だったんで、書店員として思ったことを書いてみます。 こんなことをしたら、一瞬でその店は潰れるのではないでしょうか。都会の大型書店ならアリとか書いてる方もおられるようですが、完全にナシだと思います。大体、このアイデアに賛同されている方は、屋という商売のビジネスモデルをご存じないのでしょう。屋は集客してなんぼの商売なのです。 最近の書店の悩みは、客数減に歯止めがかからないことでしょう。そのため、売上が下がり続けた書店の閉店が相次いでいます。立ち読み目的のみの客だけが減る、というそういう都合のよいことがおきればよいのですが、そんなことはないのですよ。買い上げ客数は、来店客数に比例しているため、来店客数が減ると買い上げ客数も減って、売上も下がるんです。大体その書店の駐車場

    書店は入場料を取って良い、はてブでこんな意見が人気だったんで、書店員として思ったことを書いてみます。 - 本屋のほんね
  • 雑誌返品をやめてみたら? - 本屋のほんね

    取次の方から面白い話を聞く。 「chakichakiさん、ちょっとご相談があるんですけど」 「はい、なんでしょう?」 「雑誌の返品、やめたらどう?って案がでてるんですけど」 「え?それは雑誌を買いきりにするってことですか?」 「いやいや、そうではなくて、返品分の入帳はされるんです。ただ、送り返すのをやめるっていう話です」 「?」 「今までの取次って、雑誌の売上確定は「送品−返品⇒売上」で計算してたじゃないですか。これだと返品で戻ってくるまで売上が確定ができないんですよ。それをもう書店のPOS売上のデータで確定にしてしまっていいんじゃないかっていう案が出てるんです。そうなったら、売れ残りを送り返してもらう必要が無いんです」 「ほう!それは大胆な案ですね」 「この方法に変えると、今まで「送品−返品⇒売上」だったのが、「送品−売上⇒返品」になるので、売れなかったやつは全部返品入帳されるんですよ。

    雑誌返品をやめてみたら? - 本屋のほんね
    banraidou
    banraidou 2008/09/24
    あんまりこれを合理化って呼びたくないなぁ。メーカーが在庫管理のリスクを負わない委託販売制なんぞ、悪夢以外の何物でもないと思うぜ。どんぶり勘定にも程がある。
  • 明林堂民事再生 - 本屋のほんき

    http://www.shinbunka.co.jp/news2008/08/080826-01.htm 79店舗もある書店チェーンが民事再生…。 書店業界、今年最大のバッドニュースになる、と思いたい。まだ夏だけど。 こないだの水嶋と言い、こんなのばっかりだ。

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  • 洋販の倒産 - 本屋のほんね

    YOHANに対する銀行の融資がストップ、7月末で破産予定という情報を入手したのは、わずか2日前だった。なすすべがなかった。 賀川氏が去り、ランダムウォークが次々と閉店し、倉庫が移転縮小し、スタッフがどんどん辞め、という状況だったので、ああついに来たか、というのが業界の大方の感想だろう。 今回の事件の影響はかなり大きい。日の洋書販売は、実は大部分をYOHANに頼っていたからである。洋書で有名な丸善も、かつては自前で洋書を仕入れていた時期もあったが、今ではすっかりYOHANに頼っている現状だ。もちろん影響は丸善だけにとどまらない。洋書取次の最大手が倒産したのだ。下手をすると、日の書店から洋書が消え、洋書はアマゾンでしか買えない、なんて最悪の事態が発生する可能性だってあったわけだ。幸いなことに日貿や嶋田洋書、UPS、タッシェン、ベイカーなど、洋書の他卸が健在であり、仕入れ先を使い分けることで

    洋販の倒産 - 本屋のほんね
    banraidou
    banraidou 2008/08/01
    新古書店の在庫問題は新刊書店のMDを導入してもどうにもならん、というのが一応両方を経験中の人間の偽らざる感想。
  • ブックオフが出版業界から嫌われるホントの理由 : 2008-07-06 - 本屋のほんね

    商品名: ブックオフが出版業界から嫌われるホントの理由 価格: ¥700 ショップ: 出版評論社@Web 今日は三省堂の神保町店で販売されていた同人誌をご紹介します。こういう出版業界に対する評論を、業界の外部でやっている人たちがいて、コミケとかで評論集が販売されていたりしているって、これまで全然知りませんでした。同人誌と言えばコミックやゲーム二次創作ばかりかと思っておりましたが、こういうものはちょと面白そうなので、今年は15年ぶりぐらいに夏コミに行ってみようかと思います。 さてこのは、2006年の9月にどこかの会場でおこなわれた鼎談イベントを収録したもののようです。参加者は、自称出版評論家の大内明日香さん、コミュニケーション評論家?の羽山大輔さん、日経済新聞の川崎支局長の平片均也さん。内容を一言で言うと、「新刊書店は顧客を向いていないからダメなんだよ。ブックオフを見習え」というもの

    banraidou
    banraidou 2008/07/07
    ブックオフが従業員第一優先主義だという表現がどうもピンとこない。続編的なエントリをぜひ読んでみたい。
  • ■ - 本屋のほんき

    60坪書店日記さんのところでなぜ紀伊國屋書店のレジは一つなのか - 60坪書店日記という面白いエントリを読む。 紀伊国屋さんとか有隣堂さんとかは、カウンターが複数あってレジが一台しかないという形態が多いのだが、あれは何故なのだろうという疑問。 ちなみにうちは、1つのカウンターに1つのレジがあるので、その形式は試したことが無い。というか試せない。紀伊国屋さん方式のほうが効率がいいんですかねえ?と某チェーンの方に聞いてみたところ、「効率がいいですよ。レジ点検とかが一回で済みますから」と即答。「うちは、カウンター一つ一つにレジはついてますけど、混んでくるまではレジは一台しか稼動させないんです。カウンターが二つでも限界まではレジは一台でまわします」とのこと。ほぉー。 確かに管理面で言うと、レジが少ないほうが、浮いた釣り銭準備金をキャッシュフローにまわせるし、POSのリース代の節約になりそうだし、レ

    ■ - 本屋のほんき