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ブックマーク / sho.tdiary.net (5)

  • 楽天Rabooが終了へ。そして電子書店は信頼を失う - ただのにっき(2012-09-26)

    楽天Rabooが終了へ。そして電子書店は信頼を失う 楽天がKoboを買収して以来、その行く末が注目されていた同じ楽天の電子書店「Raboo」だが、なんと来年3月でサービス終了ということになった。顧客への救済策はせいぜい購入価格の10~40%程度のポイント還元ということで、これは想定されていた中でもほぼ最悪の対応だ*1。これがどういうことか顧客視点でまとめると、あんたがうちで買ったは全部こっちでブックオフに売っておいたからと言っているのに等しい。まぁ……ありえないわな。 これで将来、Koboストアにも同じことが起きる可能性が否定できなくなったわけで、そんな屋でを買うなんてまっぴらごめんである。もちろん来月にもサービスインすると噂されるAmazonをはじめ他の書店でもこれと同じことがおきる可能性は決して低くないわけで、もはや電子書籍は安心して買えるものではなくなったと言っていい。最初

    banraidou
    banraidou 2012/09/28
    電子書籍は積読に向かないという一例。
  • バリントン・J・ベイリー死去 - ただのにっき(2008-10-17)

    ■ バリントン・J・ベイリー死去 向井さんのところでベイリーの訃報を知り、また一人、大好きな作家が亡くなって悲しかった。もっともベイリーはもう15年も日での紹介が途絶えていたわけで(そもそも書いてなかったようだが)、「もう新作が読めない」といったたぐいの悲しさとはちょっと違うんだが。 なんというか、ベイリー作品を読んだあとの、なんとも言えない高揚感を思い出して、15年ほど意識がタイムスリップしてしまった感じだ。ベイリー作品は一言でいうと「ばかばかしい」んだけど、かといって典型的なバカSFを読んだ後の脱力感はなくて、「ベイリーのバカ話に最後まで付き合ったぜ!」という達成感のようなものがあるんだな。不思議な作家だった。 ベイリーというとまずあげられるのが『時間衝突』だと思うが、個人的に好きだったのは『カエアンの聖衣』と『禅<ゼン・ガン>銃』。時間や宇宙をネタに大きい話を書くのは誰にでもできる

  • MIAUシンポジウム「Google ストリートビュー"問題"を考える」に行ってきた - ただのにっき(2008-08-27)

    ■ MIAUシンポジウム「Google ストリートビュー"問題"を考える」に行ってきた MIAUがストリートビュー問題のシンポをやるという。平日に都内で夕方からというハードルに、普段ならあきらめるところだったんだが、今日は運良く都内で会議があったので、その足で参加してみた。ちょっと遅刻。 自分はIRCでクダを巻きながらTwitterで実況を流していたけど、そっちよりICHINOHE Blogのログがよくまとまっているので、不参加の人はそっちを読まれたし。追記: ITmediaの記事も詳細だ。つか、有花たんいたのか……。 で、すでにネットで山ほど議論がされているので、とりたてて新しいネタはなかったかなぁ。まぁなんだ、壇上に高木さんがいなかった時点で、しまりのない感じになるのは見えていたけど。あ、いろんな「ストリートビュー系サービス」のデモはよかった。「Googleマジ配慮してねぇな」がわかっ

  • リアル書店で"タグ付け"を敢行する「COMICS JUNKUDO」に行ってきた - ただのにっき (2008-05-28)

    ■ リアル書店で"タグ付け"を敢行する「COMICS JUNKUDO」に行ってきた 町田のハンズ跡地にユニクロが入ったのは広告などで知っていたが、昨日かみさんからジュンク堂も入っているという情報を聞いて驚いた。アンテナ低すぎだ。しかもコミック専門店とのこと。これは覗いてみなくては……ということで、会社帰りに寄ってみた。 コミック専門なのにやたらと広いとか、新刊以外はシュリンクラップがかかってないとか、いろいろ特色はあるものの、なんといっても驚くのがそのジャンル分けだ。まぁ、これがあるからこそのジュンク堂なんだろうけど。 レガシーな分類手法とも言える「出版社別」の棚が最大なのは当然として、出版社ごちゃ混ぜの作家棚がある。しかも、作家もカテゴリ別になっているので見つけやすい。写真はギャグ漫画家の棚で、「天才バカボン」がずらりと並んでる。 さらに、作品のカテゴリ別の棚がある。写真はグルメ関係の作

  • Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)(円城 塔) - ただのにっき(2007-06-07)

    ■ Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)(円城 塔) 方々で「傑作」との呼び声が高いので、積みあがった未読を押し分けて先頭に出てきた。 確かに傑作だ。が、どうにもおれは「ケッサク」と呼びたい気分が抜けない。傑作には違いないのだが、読んでいるあいだ中、頭の中で「SF終わったな」というリフレインがね……。ここで「SFなんてとっくに終わってるじゃん」とツッコミを入れようとした人は、自分の過去が改変されていると思った方が良い。 そもそも全編に渡って頻出する「巨大知性体」という用語がダサすぎる。それに、人工知性を描いていながら、シンギュラリティにまったく触れないわざとらしさ。「SFが終わったあと」を狙って投下しているとしか思えないではないか。これをハードSFに分類するのはお目出度すぎる。どうみたってギャグSFだよ、これは。 だいたい、円城塔という小説

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