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ブックマーク / urag.exblog.jp (5)

  • 書物の脱製本化をめぐって | URGT-B(ウラゲツブログ)

    日付けでホットワイアードに掲載された、南優人さんの記事「米アマゾン、をページ単位でばら売りへ」についてコメントすべきことが多々あるのですが、今日は他の用事があって詳しく書けません。また明日にでも今日のエントリーに書き加えます。(H) *** 11月5日追記。 さて、のページ単位のばら売りについて。版元ではなく書店からこうした潮流が起こったことは、おそらく歴史的に特筆すべきことだと思う。読者の便宜を考えればこうしたサービスはあってもおかしくない。なのに、出版社サイドはなぜこうしたサービスに先鞭をつけなかったのか。 たとえば雑誌のコンテンツをオンラインで有料提供するということは出版社はやってきたけれども、書籍のコンテンツのばら売りはやっていない(いや、私が知らないだけかもしれない*1)。販促のための無料の「部分立ち読み」は推進してきたけれども、ページ単位で売るという発想とは違う。 ページ

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  • 近刊チェック《知の近未来》:09年5月25日 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    先々月の話の続きをしなければならない。丸善、図書館流通センター(TRC)、ジュンク堂書店を次々に傘下におさめた大日印刷(DNP)は、今月初旬に主婦の友社の筆頭株主となり、さらに中旬にはブックオフの筆頭株主にもなった。さすがに音羽(講談社)と一ツ橋(小学館・集英社)も黙過できなかったのだろうか(それとも出来レース?)、同様にブックオフの株主となったが、音羽や一ツ橋とDNPの関係が良好なのか緊張を孕んでいるのか、実際のところ外部からははっきりとは見えにくい。ただ、はっきりしているのは、来月には小学館と丸善の常務二名がブックオフの社外取締役になり、さらにDNPから社外監査役に就く人物がいるということだ。 09年5月13日付の「新文化」ニュースフラッシュの記事「講談社、小学館、集英社とDNPグループがブックオフ株式約30%を取得へ」によれば、ブックオフの株式取得の目的は、「二次流通も含めた出版業

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  • アマゾンのWarehouse Dealsは再販制に抵触しているのでは? | URGT-B(ウラゲツブログ)

    弊社の品切がAMP(アマゾン・マーケット・プレイス)で高額になっていて、先日もお客様から『文化政治』が2万円で出品されていてとても買えない、とのお叱りを頂戴いたしました。税込1680円のが2万円。誰に話しても驚かれます。 弊社は『文化政治』を重版したくないわけではありません。時事的な内容なので、アップデートが必要かもしれないと考えており、著者と編集担当者が折に触れて意見交換をしています。2万円ではとても買えないけれども、どうしても購読したい、というお客様は、メールなどで弊社営業部までお問い合わせください。ごくまれにですが、書店さんから返品されてくることがあります。 あちこちの書店さんを探し回っても買えないお客様がいらっしゃる一方で、在庫が残っていてそろそろ返品しようかと考えておられる書店さんもおられます。うまくいかないものです。サプライ・チェーン・マネジメントという手法が何年もから

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    banraidou
    banraidou 2008/08/25
    今更クリップ。まあ、商売の上ではAmazonのやっていることのほうがまともだわな。普通の本屋でやってる取引の方が公正じゃないように見える。
  • 洋販倒産、青山BCはブックオフの支援で民事再生へ | URGT-B(ウラゲツブログ)

    業界紙「新文化」の08年7月31日付け速報記事「洋販が破産手続き開始の申立て、洋販ブックサービスはブックオフ支援で民事再生へ」によれば、「洋販(日洋書販売株式会社)が資金繰りの悪化により今日付で破産手続き開始の申立てをしたこと、これに伴い洋販ブックサービスは東京地裁に民事再生開始の申立てを行い、同日付で弁済禁止の保全処分及び監督命令の発令を受けた」そうです。 洋販ブックサービス傘下には、青山ブックセンターや流水書房があります。記事には「洋販ブックサービスが、「お詫びとお知らせ」(民事再生手続開始申立について)と題した文書を出版社など債権者に送付」とありますが、直取引が多少あった弊社にはまだ届いていないし、他社情報でもまだ届いていない会社があるようです。 さらに記事によれば、「民事再生にあたっては現在、ブックオフコーポレーションがスポンサーとして支援する意向を示しているという。債権者説明会

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  • 明屋書店中野ブロードウェイ店の返品を運送業者が横流し | URGT-B(ウラゲツブログ)

    事件です。7月10日付の「文化通信」に小さいながらも衝撃的な記事が載っていました。「明屋書店中野ブロードウェイ店、700万円被害、運送業者が返品を横流し」。一行記事は、「文化通信」のサイトの「出版業界ヘッドライン」のバックナンバーで確認できます。 事件の詳細はこうです。中野ブロードウェイの3Fに入居している明屋(「はるや」と読みます)書店から取次の日販に返品されたはずのが、出入りの運送業者によって無断で「大手新古書店の高田馬場店」へ売り飛ばされていたというのです。昨秋から今春までの半年間で、ダンボール100個分が返品の荷物の中からちょこちょこと間引きされて、日販には届かず新古書店に売られていた模様です。 運転手が白状したところの「大手新古書店の高田馬場店」というのは、有名なあそこしかありえないような気がするのですが、名前は伏せておきましょう。ダンボール一個につき数十冊は梱包されているでし

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