自民党総裁特別補佐の下村博文前文部科学相が教科書検定について語った。 --平成29年度から使われる高校教科書では領土に関する記述が増えた。安倍晋三政権の意向なのか 「国家の基本である領土を明確に書いていなかった今までの教科書が問題だ。政権の意向ではない」 --教科書検定基準で中国や韓国への配慮を求める近隣諸国条項との関係は 「近隣諸国条項とは次元が違う話だ。愛国主義を強化するわけではない。なぜ中国や韓国と主張が違うのか子供たちに議論させることは重要だ」 --慰安婦に関して「日本軍が強制的に徴用した」などと記述する米国の教科書もある 「事実ではないから、放置してはいけない。日本の主張を書けということではなく、事実を書いてくださいと抗議して、訂正させなかったらおかしい」