〈人権保障は人間社会の共通の到達点〉朝鮮学校への物理的、法的、経済的弾圧許すな/佐野通夫 2013年04月16日 13:24 主要ニュース 権利 自分の文化、自分の言葉、自分の民族に誇りを持つこと、異なった文化、異なった言葉を持つ人々がいるときに、その異なった人々も同等の権利を持っているから、おたがいにそれぞれの文化、言葉、民族を尊重すること。これは法律や条約に記されていなくても、人間の尊厳を考えるとき、当然の権利です。しかし、現実にはその当然の権利が侵されてきました。それも国家によって侵されることが多かったので、国際社会はこれら人権の保障を一つの国家に任せるだけでなく、どの国家であっても、人間社会の共通の到達点としてこの尊厳を守ることを「条約」の形で求めてきました。 しかし、日本の現在はどうでしょうか。植民地時代の朝鮮語抹殺政策はもとより、解放後も日本の国内においては朝鮮人の民族性を抹殺