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ブックマーク / blog.livedoor.jp/hosoyayuichi (5)

  • 多湖淳氏の優れた平和安全保障法案反対論 : 細谷雄一の研究室から

    2015年08月29日 多湖淳氏の優れた平和安全保障法案反対論 このブログの末尾のリンクで、神戸大学の多湖淳先生のすばらしい平和安全保障法案反対論のスピーチ原稿が記されています。国際政治理論研究に基づいた、実に良質な、読むべき価値のある反対論だと思います。 私自身は平和安全法案を支持する立場ですが、今まで読んだ中でもっとも良質で、最も説得力のあるそれへの反対論です。さすが、多湖さんです。是非、反対する野党の方々も、国会のまわりで反対運動をしている方も、このような良質で誠実な反対論を展開して頂ければ、与党内にも緊張感が生まれ、よりよいかたちで日の安全保障政策を展開してくれると思います。 一点のみ、賛同できない点がありました。囚人のジレンマや、安全保障ジレンマを用いて、同盟強化が安全を強化することにはならないという主張には、理論的には適切な認識ではありますが、現実の東アジアの安全保障環境を考

    多湖淳氏の優れた平和安全保障法案反対論 : 細谷雄一の研究室から
    bros_tama
    bros_tama 2022/06/18
    2015年の論考.ほぼ合ってるというより,中国の軍事力は当時の想定よりずっと強力になった.
  • Political WarfareとInfluence Operation : 細谷雄一の研究室から

    2020年08月20日 Political WarfareとInfluence Operation 少し前に「影響力工作」についてのブログの記事を書いたのですが、それについて一部の方からかなり激しい反発と批判を頂いており、少しばかり驚いています。「そのようなものはない」あるいは「デマを流している」というような批判が多いのですが、これは裏返せば、日国内ではpolitical warfareやinfluence operationについて、おそらく安全保障専門家外ではほとんど知られていないということなのだろうと感じております。 私はこの分野の専門家ではなく、あくまでも下記のような文献や報告書から学んだり、あるいは国際会議に参加してアジアの安全保障などをディスカッションする中で、事の席や休憩時間などに、外交官、軍関係者、そして一部インテリジェンス関係者の方、そして安全保障専門家の方などと意見

    Political WarfareとInfluence Operation : 細谷雄一の研究室から
    bros_tama
    bros_tama 2020/08/21
    それは主要国であればおこなっているのが当然なのであって、いわば、外交活動、情報収集活動、パブリック・ディプロマシーの延長線上に、「影響力工作」があるのであって、多くの場合は合法的な活動です。(抜粋)
  • 日本が、感染爆発と医療崩壊を自主的に回避できた例外的な模範国家となるために、われわれができること : 細谷雄一の研究室から

    2020年03月28日 日が、感染爆発と医療崩壊を自主的に回避できた例外的な模範国家となるために、われわれができること いま日は、これから感染爆発に移行して、イタリアやイギリス、さらにはアメリカのような感染者の急激な増加と、医療崩壊に近い状況に陥るか、あるいはそれを回避できるのかの重要な分岐点にあると思っています。 そのような緊張感と危機感を持って、一人一人が責任ある行動をすることで、可能な限り「自宅待機」をして感染者の発生を防ぐ努力をする方々と、むしろそのようなことを面倒で、不愉快で、ばかばかしいと無視する人たちとに、分かれています。そして後者のような方々が、今でも東京都内で、密閉空間での密集をつくり、感染拡大を加速させる傾向が見られます。ここ数日でも、都内のクラブハウス、ライブハウスなどでの集団感染が報じられていました。 なぜそのようなことになるのか。少し考えたのですが、一つには、

    日本が、感染爆発と医療崩壊を自主的に回避できた例外的な模範国家となるために、われわれができること : 細谷雄一の研究室から
    bros_tama
    bros_tama 2020/03/28
    “個人と社会の高い倫理観や規律によって、国民の生命を守ることが出来た国として、”←国際秩序の大きな変化が起きそうだし,その危機も乗り越えないといけないんだよな.高いハードルだけど.
  • リベラルな国際秩序の運命 : 細谷雄一の研究室から

  • 集団的自衛権の行使容認に関する閣議決定 : 細谷雄一の研究室から

    2014年07月02日 集団的自衛権の行使容認に関する閣議決定 7月1日、昨日になりますが(私はパリにいるのでまだ7月1日です)、安倍晋三政権で集団的自衛権の行使容認をめぐる閣議決定がありました。2006年に第一次安倍政権が成立してから実に8年が経っています。私は、2013年9月から、安保法制懇のメンバーに入りまして、今年の5月15日に安倍総理に提出された報告書作成にも多少は安保法制懇有識者委員としては関係しておりますし、報告書提出の際にも首相官邸で安倍総理の近くに座ってその重要な場面に居合わせることができました。 この問題をめぐるマスコミの報道、反対デモ、批判キャンペーンを見ていて、少々落胆しております。あまりにも、誤解が多く、あまりにも表層的な議論が多いからです。昨年11月には、特定秘密保護法案が成立しました。その際にも同様の誤解に基づく反対キャンペーンがあって、うんざりしました。特定

    集団的自衛権の行使容認に関する閣議決定 : 細谷雄一の研究室から
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