よく学生に聞かれ答えに窮する質問;「実践」って何ですか? 一応「自然言語の記述を問う水準において一切の人間活動に言及することば」などと答えるが、しっくりしない。というか、肝心のことが説明されていない。この説明しきれない感じ、これは何だろう。 記述が実践を‘可能化する’と一応は言える。EMはこの記述を記述しようとしているというのは、EMの説明としてありだろう。 しかし、この説明があまりに前面化されると、いろいろと不都合を起こす。経験を支える言語的基盤の解明というのは言い古されている。ここで、下手に記述と実践の循環性(相互決定性)などを持ち出しても、それもまた言い古されている(フーコーの誤読も大概この手の誤読だろう)。新しいことを言っているつもりで言い古されたことを反復していることがどれほど思想の歴史において多いことか!言い古されていることと似ているけど、違うことを語っているのだなどという主張
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