"Science, Technology, and Society" Network Japan (STSNJ http://stsnj.org) の最新情報です。 STS Network Japanは今年で20周年を迎えることとなりました。その節目にあたりSTS Network Japanでは、「STS再考」をテーマとしたシンポジウムを3月27日に開催いたします。シンポジウムではパネリストの方々をお招きし、フロアーも交えた活発な議論が行われることを期待しております。また翌28日には2009年12月に3冊の邦訳が刊行されましたS・フラーの合評会、研究発表会を開催予定です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。 日 時:3月27日(土) 場 所:東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館 W933教室 ※参加費無料。申し込みなどは必要ありません。どなたでもご参加いただけます。 20周年記念
ポパーの科学哲学 ― 誤解を種にして 『パリティ』1998年6月号,p. 4-8 小河原 誠 カール・ライモンド・ポパー( Karl Raimund Popper, 1902-1994)が今世紀を代表する偉大な哲学者の一人であることは間違いないが、その哲学はずいぶんと誤解されてきたし、また現在でも依然として誤解されているように思われる。 少しばかり古い話になるが、たとえば、彼の哲学が日本で紹介され始めたころ、彼は、一部の論者によって、言明の有意味性の基準として、検証可能性の基準に代えて反証可能性の規準を唱えた異端者として紹介されていた。彼は、異端的な説を唱えているものの、基本的には論理実証主義者の仲間であり、言明の有意味性を問題にした哲学者であったというわけである。 しかし、この種の誤解は今日ではほぼ消えたと言ってよいであろう。むしろ、今日では、話題性のあるところから拾えば、フラ
哲学思考トレーニング (ちくま新書 (545))(ちくま新書545、筑摩書房、2005年) *2006/03/16現在 *感想 読みやすく、分かりやすく、親切。 最後に書かれている「再構成」に従ってもう一度読み返したいと思う。 終盤の文献案内がありがたい。 思考実験や論理の立て方、議論の作り方を学び始めるときに役立つ。 無駄な論争を避け、効率的かつ堅実に議論を積み重ねてゆく方法を学ぶために読むべし。 哲学的な思考を身につける必要性を痛感させられる。議論の精度を上げるためにここからさらに奥へ行かねばと思わされる。 クリティカルシンキング:情報の送り手と受け手両方の共同作業の中で、社会において共有される情報の質を少しでも高めていくためのものの考え方 議論を構成する三つの要素 主な主張(結論) 理由となる主張(前提) 前提と結論のつながり(推論) クリティカルシンキングの基本 議論の明確化 前提
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