2010/8/130:1 ホメオパシーをめぐって(1) 菊池誠 ◇ひとつの事件◇ ホメオパシーをめぐる動きがあわただしくなってきた。きっかけは、山口で起こされたひとつの民事訴訟である。新聞にも大きくとりあげられているのである程度ご存じのかたも多いとは思うが、まずはポイントを簡単にまとめておこう。 ところが、問題の助産院ではビタミンK2シロップの代わりに、ホメオパシーのレメディが与えられ、それにもかかわらず助産師は母子手帳にビタミンK2投与と嘘の記載をした。細かい事実関係は法廷で明らかにされるのを待つとして、新聞報道によると、少なくとも上記二点は間違いなさそうなので、それを前提として話を進めよう。 じつこの事件そのものは、訴訟になるずっと以前からインターネット上では知られていた。「助産院は安全?」というブログがこの件をずっと伝えてきたからだ。訴訟を起こすにあたっても、ブログでこの件に注目した
本研究会は3月19日、数多くの方々のご出席のもと、盛況のうちに終了いたしました。 ご協力いただいた方々にこの場を借りて感謝いたします。 ■本研究会の意義 教育研究におけるエスノグラフィーに「変革」の波がおしよせている。シカゴ学派エスノグラフィーから、ポストモダンエスノグラフィーまで、様々なエスノグラフィーのパラダイムを歴史的にふりかえりつつ、エスノグラファーのあいだで問題となっている以下のような研究のトピックを解決する糸口を協同的に探求することが、本研究会の意義である。 エスノグラフィーを記述する際の客観的認識論に対するアンチテーゼ エスノグラフィーというテクストの特権性について エスノグラフィーの実践性、および宛名性の問題について 学習環境のデザインとエスノグラフィーすることの関係性について ■文献 原則としてひとりひとつの論文を担当して、A4で2~3枚程度のレジュメを作成し、それをもと
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