春秋社の小島直人さんとお会いする。 小島さんは、青土社の『現代思想』が長く、 郡司ペギオ幸夫の担当だった。 郡司が、原稿を初めて「ペギオ」という 名前とともに送ってきたとき、 「どうしよう」と編集部で相談し、 結局そのまま「掲載」する決断を下した のが小島さんだと聞いている。 「ペギオ」というのは、郡司の子供が 生まれた時に、奥さんに「あなた、何にもしないんだから 子供の名前くらい考えてください」と言われ、 「それじゃあペンギンにする」と郡司がいい、 「それだけはやめてください」と言われたので 仕方なく自分につけた、と聞いたことが あるが真偽は定かではない。 いずれにせよ、そのような因縁の現場に いらした小島さんとお話するのはとても楽しかった。 佐々木厚さんにお誘いを受けて、 電通での研究会に。 ネットワークの特質について さまざまな視点から考察した。 ポイントは、「ネットワーク」という