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ブックマーク / repre.org (7)

  • 武田宙也「研究ノート (3)ポイエーシスとプラクシスのあいだ——エリー・デューリングのプロトタイプ論」 - 表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉

    20世紀後半の芸術が、しだいに「脱物質化」(ルーシー・リパード)の傾向を強めていくなかで、「ポイエーシス」(制作)よりもむしろ「プラクシス」(実践)の次元に重心が移ってきたという認識は、いまやひとつの美術史としてひろく共有されている。また、こうした流れにある意味で棹さし、今世紀におけるその普及に大きく貢献した言説として、ニコラ・ブリオーによる「関係性の美学」の存在も、今日ではよく知られるところとなった ※1 。 一方で、このブリオーの議論に対しては、クレア・ビショップをはじめとする論者からさまざまな批判も出てきている ※2 。たとえば、当のビショップの批判は、おもにそこで問われる「関係の性質」をめぐるもの、つまり「いかなるタイプの関係性が、誰のために、なぜ生みだされるのか」という問いに焦点を絞ったものであったが、同時期にこれとは異なる論点から、「関係性の美学」をはじめとするいわゆる「プロセ

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    contractio 2018/02/23
    「芸術が脱物質化の傾向を強めていくなかで制作よりもむしろ実践の次元に重心が移る」でもう挫折した。あとで読む。/物・生産・実践の関係をこのように捉えることを可能にする概念空間とはいかなるものだろうか。
  • 新刊紹介:ジョルジョ・アガンベン『事物のしるし――方法について』 - 表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉

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    contractio 2013/07/26
    「わずかなりとも理論がなければ歴史は書けず、おおくの歴史なくして理論は打ち立てられない」 理論てなに?
  • 『表象』04 | 学会誌『表象』 | Publications | 表象文化論学会

    特集:パフォーマンスの多様体──エンボディメントの思想 表象文化論学会=発行、月曜社=発売 体価格1,800円、ISBN:978-4-901477-64-2 2010年4月27日発売 目次: ◆巻頭言◆ 「懐疑と礼節」松浦寿輝 ◆特集◆パフォーマンスの多様体──エンボディメントの思想 内野儀「イントロダクション」 共同討議「ピナ・バウシュ追悼・身体技法の継承と制度化──古典演劇からコンテンポラリー・ダンスまで」浅田彰+岡崎乾二郎+渡邊守章 インタビュー「実験と探究──ダニー・ユンに聞く」聞き手=内野儀 インタビュー「京舞井上流の伝統と現在 井上八千代」聞き手=森山直人 横山太郎「身体の近代──三世井上八千代と観世元滋」 熊谷謙介「パフォーマンスという危機?──2005年アヴィニョン・フェスティヴァルとフランス」 中井悠「失われた情報──時間、フレーム、パフォーマンス、実験的行為(1948

    『表象』04 | 学会誌『表象』 | Publications | 表象文化論学会
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    contractio 2012/12/12
    これか。國分功一郎(2010)「欲望と権力──ドゥルーズの「逆説的保守主義」を巡って」
  • 表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉:新刊紹介:『三人称の哲学――生の政治と非人称の思想』

    岡田温司(監訳)佐藤真理恵ほか(訳) ロベルト・エスポジト(著)『三人称の哲学――生の政治と非人称の思想』 講談社、2011年2月 現代イタリアの政治哲学者、ロベルト・エスポジトは、マキアヴェッリ研究から出発しつつ、近年は、共同体や生政治をめぐる考察によって、同じくイタリア出身のジョルジョ・アガンベンやアントニオ・ネグリらと並んで、世界的に知られるところとなった。日でも、2009年に久しぶりに邦訳書(『近代政治の脱構築――共同体・免疫・生政治』)が刊行され、2011年には来日講演も実現するなど、その思考に注目が集まりつつある。 書は、そのエスポジトが、「人格=人称」を意味する「ペルソナ」という概念に正面から取り組んだ、2007年発表の重要作である。エスポジトによれば、「ペルソナ」とは、たんなる概念上のカテゴリーにとどまらず、それをめぐってつねに選択と分離の効果が発生せざるをえない、いわ

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    contractio 2012/10/22
    「行為遂行的な「装置」/「「三人称」という「非人称的なもの」」・・・意味がわからないよ。
  • ロベルト・エスポジト来日報告 - 表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉:トピックス (2)

    イタリア哲学の回帰──その起源とアクチュアリティ 3月4日京都大学にて、このたび初来日したロベルト・エスポジト氏(イタリア国立人文科学研究所副所長)の特別講義が、岡田温司教授(京都大学大学院人間・環境学研究科)のはからいにより行われた。 この講義では、近年の現代思想の動向におけるイタリア哲学の台頭が指摘された上で、それが何に由来するのか、系譜学的な説明が試みられた。エスポジトによれば、分析哲学(アングロ=サクソン)、解釈学(ドイツ)、脱構築(フランス)といった「言語論的転回」にもとづく諸潮流とは異なって、イタリア哲学は伝統的に、「言語」よりも「歴史政治・生」というカテゴリーを重視してきたという。つまりイタリア的思考は、「歴史」や「政治」との(緊張を孕んだ)結びつきから理解された「生」のカテゴリーを拠り所にして、国民国家的な発想とは別の仕方で繰り返し「共同」(エスポジトはここに「非人称」と

    contractio
    contractio 2012/10/22
    「葛藤や闘争を回避し解消することで共同性を獲得しようとした(…「免疫化」をおしすすめた)他国の哲学者たちとは異なって、…イタリアの哲学者たちはむしろ対立や葛藤を前提として共同性を考えてきた」(キラッ☆
  • 表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉:第4回大会報告:シンポジウム「免疫・多孔・液晶──表象文化論のアクチュアリティ」

    7月4日(土) 13:30-14:30 京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 春秋座 シンポジウム「免疫・多孔・液晶──表象文化論のアクチュアリティ」 【パネリスト】 問題提起:松浦寿輝(東京大学) 応答の試み1:岡田温司(京都大学) 応答の試み2:田中純(東京大学) 【コメンテイター】 前川修(神戸大学) 【司会】 小林康夫(東京大学) 表象文化論学会第4回大会は、場所を過去3回の東京大学駒場キャンパスから京都造形芸術大学に移し、7月4日(土)・5日(日)の2日間にわたって開催された。春秋座の舞台を使ったシンポジウムは、そのオープニングである。 シンポジウムに先立ち、学会理事で京都造形芸術大学舞台芸術センター長の渡邊守章氏からホストとして挨拶があった。そのなかで、表象文化論は現場と研究のダイナミックなからみを「国是」としつつ、しかしそれは容易なことではないという内容のことが語られたが、じ

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    contractio 2012/10/22
    「自己免疫化の要請が過剰に肥大化」なる表現の意味がわからぬ。
  • 研究発表9:表象文化論としてのエピステモロジー/エピステモロジーとしての表象文化論 - 表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉:第5回大会報告:研究発表 9

    2010年7月4日(日) 16:30-18:30 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム 研究発表9:表象文化論としてのエピステモロジー/エピステモロジーとしての表象文化論 フッサールからカヴァイエス、フーコーへ ── 超越論的科学哲学の運命 松岡新一郎(国立音楽大学) フランス・エピステモロジーの系譜とミシェル・フーコーの方法論 阿部崇(青山学院大学) 「19世紀医学」をめぐるカンギレムとフーコーの対話 田中祐理子(京都大学) 【コメンテーター】橋毅彦(東京大学) 【司会】松岡新一郎 表象文化論の研究にとって、自然科学は非常に大きな意味を持っている。あらゆる時代のあらゆる創作・表現は、そのつどの技術的条件に制約されつつその可能性を解放するというかたちでなされてきたものであり、近現代の技術は、理論的学問として方法的・制度的に整備された科学と不可分の関係を成しているからで

    contractio
    contractio 2011/12/19
    「諸々の人間主体(「主観」ではなく)」って フランス語に訳したらどうなるんだろ。>識者
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