概念分析とフーコー流の知の考古学とを織り合わせ、現代哲学に大きなインパクトを与え続けてきたイアン・ハッキング。みずからの方法を「歴史的存在論」という形で提示した論文をふくめ、『言語はなぜ哲学の問題になるのか』から『何が社会的に構成されるのか』に至る、四半世紀にわたる多彩なテーマと活動を一望する論集。著者自身による「ハッキング入門」。 歴史的存在論 五つの寓話 哲学者のための二種類の「新しい歴史主義」 ミシェル・フーコーの考古学 ミシェル・フーコーの未熟な科学 人々を作り上げる 自己を改善すること いつ、どこで、なぜ、いかにして言語は公共的なものになったのか 歴史言語学についての夜想 根底的誤訳など現実にあったのか? 言語、真理、理性 歴史家にとっての「スタイル」、哲学者にとっての「スタイル」 ライプニッツとデカルト―証明と永遠真理 哲学的心理学者ヴィトゲンシュタイン ドリームズ・イン・プレ
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