リサーチ・ナビは、調べものに役立つ情報を紹介する国立国会図書館の調べ方案内です。 テーマや各種資料ごとに、調査のポイントや参考になる資料、便利なデータベース、使えるWebサイト、関係する機関などを紹介しています。
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最近女性の社会参画や、そのための配偶者選択について、twitter上で意見を集めたり、togetterにまとめて感想を募っていたりしたが、どうしても本文を読まずにコメントする人や端から喧嘩腰の人がいて限界を感じたため、女性が女性にインタビューしたものをまとめた中野円佳「『育休世代』のジレンマ」, 2014を再読し、女性の考え方というのをもう少し深く確認した。 空気のごとく当たり前の前提条件である上昇婚 この本の終わりのほうでは提言が並べられているが、その中の筆頭は男性の育児参加を増やしていくことである。言いたいことは分かるのだが、ただ、それまでの議論で「なぜ主夫を配偶者に選ばないのか?」という疑問に対して検討を加え、無理と却下してしまっている。 本書で筆者はインタビュー対象女性の配偶者選択を以下のようにまとめている。 ・同級生や同僚との恋愛結婚が多く、出来婚も多い(4章2の1) ・だが、調
専門性を持った人材がもっとたくさん必要だ、と言われる。たしかにそうかもしれない。 しかし、専門性を持った人材が社会において機能するためには、彼ら彼女らほどの専門性は持っていないが、その専門性を正しく評価し、彼ら彼女らを支援し、適切に処遇することができる人材が周囲に存在しなければならない。おそらくその数は、当の専門人材よりはるかに多くなければならないだろう。 そのような「自分の持ち合わせていない他人の専門性を正しく評価できる人材」をどのように育成するかということは、専門人材を育成するのと同じか、もしかしたらそれ以上に重要かもしれない。 裾野が広くなければ山は高くならない。専門性のグラデーションと分散に支えられた評価コミュニケーションが、社会全体の専門性の質を高める。 そういうわけで、大学での専門と関係の無い分野で働く人材は、大量に必要なのである。 もちろん、だからといって必ずしも「大学での専
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