複雑な話。文化人類学の成果を見れば分かるように、実は未開人ほど厳格な文化的なコードの中で生きている。進化心理学が言うような「人間の中の自然」が露呈するのは、環境が文化を破壊する動乱期を除けば、むしろ現代のような文化価値が限り無く脱コード化させられる社会においてではないのか。 — 永觀堂雁琳(えいかんどうがんりん) (@ganrim_) September 21, 2019 ジェンダー論、更にそれを形式化したポリティカルコレクトネスなどは、人間は殆ど完全に文化的な存在である、と言う。文化人類学も社会学もまた然り。しかし、何故わざわざそれを言わなければならないのか、にここでは目を向けるべきだ。近代になり始めて人間の文化と自然が分離したからではないのか。 — 永觀堂雁琳(えいかんどうがんりん) (@ganrim_) September 21, 2019 其れ迄文化に覆われていた人間が近代になって