5月10日に社会学者のトーマス・ルックマンが亡くなった旨を、ドイツ社会学会が発表した。 トーマス・ルックマンはユダヤ系ドイツ人の社会学者。1927年10月14日に生まれた。ピーター・バーガーと共同で1966年に米国で刊行した『現実の社会的構成』において社会構成主義を主張したことで知られるほか、アルフレッド・シュッツとの共著『生活世界の構造』(1982年)も高く評価されている。 ドイツ社会学会の発表によれば、ルックマンは長い闘病の末、5月10日に亡くなった。89歳だった。 photo: scienzesociali.org