2月3日に福知山市三和の大原神社の節分祭を訪れました。 大原神社 追儺式 京都府北部の福知山市三和町大原地区にある大原(おおばら)神社は、平安時代から安産祈願の信仰があり、今でも戌の日に参拝される方が多いと聞きます。境内には犬の像も置かれています。祇園祭の綾傘鉾の町内にある大原神社とも関係があり、祇園祭ファンの方は足を延ばしてみるのもよいでしょう。ただし、神社の駐車場に至る道が非常に急こう配のため、積雪や路面凍結には十分にご注意を。近くには全国的にも貴重な「産屋(うぶや)」が残されており、大正時代までは妊婦が七日七夜この産屋の中にこもって出産し、産後の体を癒したといいます。 大原神社 さて、大原神社の追儺式(節分祭)は大変ユニークな行事です。19時になると本殿で神事があり、四方が矢で清められた後、本殿外で参列者に豆が配られます。準備が整うと、本殿前にて神職さんが世間一般とは逆の「鬼は内、福