10月11日に京都市上京区の福長神社に参拝した後、北東に約5分歩き、相国寺を訪れました。 相国寺は、京都市中心部に広々とした境内を持つ臨済宗のお寺です。 足利義満が創建した立派な禅寺ですが、意外と旅行や観光で訪れる人が少...
10月11日に京都市上京区の福長神社に参拝した後、北東に約5分歩き、相国寺を訪れました。 相国寺は、京都市中心部に広々とした境内を持つ臨済宗のお寺です。 足利義満が創建した立派な禅寺ですが、意外と旅行や観光で訪れる人が少...
大山崎にあるアサヒグループ大山崎山荘美術館を訪れました。 大山崎山荘美術館 大山崎は天王山のふもとに広がる街で、京都府と大阪府の境にあたります。大山崎山荘美術館は美しい佇まいの洋館が目を引きます。この建物は、大正から昭和の初めにかけて、実業家・加賀正太郎の山荘として築かれました。平成に入り、紆余曲折を経て、アサヒビールが美術館として再生し現在に至っています。 大山崎山荘美術館 美術館となる際に、世界的に有名な建築家・安藤忠雄氏によって新館が築かれ、洋風の山荘とコンクリートが特徴的な新館とが見事に融合した美術館となっています。「地中の宝石箱」と呼ばれる、地中館にはモネの睡蓮の絵が展示され、さらに2012年には「夢の箱」と呼ばれる山手館も完成し、企画展示が行われています。 大山崎山荘美術館 これまでは「アサヒビール大山崎山荘美術館」と呼ばれていましたが、2023年7月からは「アサヒグループ大山
10月20日の午後、ミモロにとっては氏神様である「下鴨神社」」に出かけました。 この日は、「崇敬者大祭(えと祈願祭)」が行われる賑わいの日。 神社の崇敬会の会員でもあるミモロは、神社から送られた券を握りしめ、神社へ向かいました。 この祭りは、下鴨神社崇敬会が主催する五穀豊穣と商売繁盛に感謝するお祭りで、本殿前に並ぶ大国主命の7つのえと社に感謝するもの。七つのお名前をお持ちの大国主命…それぞれのお名前の社は、干支の守り神としても崇敬されているのです。 この日は、午後1時から「えと祈願祭」の神事が行われ、その後、落語・講談・太鼓・盆踊りなどさまざまな神賑行事が続きます。 午後15時までママに用事があったため、神事には参列できず、「う~行くの遅くなっちゃった~」とちょっと不満げなミモロ。 境内の神服殿では、すでに神賑行事が始まって、講談師四代目 玉田玉秀斎さんの語りが観客を魅了しています。 本殿
南山城の岩船寺を訪れました。 岩船寺 「まいまい京都」さんのご案内で岩船寺と浄瑠璃寺を訪れてきました。多くの方にご参加いただきありがとうございました。岩船寺の創立は奈良時代にまでさかのぼり、寺伝によると聖武天皇の発願で行基による開創といわれ、最盛期には広大な境内に39の坊舎がありました。しかし承久の乱で大半が焼失し、再興されたお堂も再度の兵火によって徐々に衰えて、江戸時代初期には十棟程度まで減ってしまいます。その後、庶民から寄付を集める僧が現れたり徳川氏の寄進によって本堂や本尊の修復がなされて復興。その再び荒れますが、昭和18年に三重塔が修理され、本堂は昭和63年に落慶しました。 岩船寺 岩船寺のご本尊は平安時代の丈六の阿弥陀如来で、平等院より107年も古いものです。周りを四天王が囲み、荘厳な雰囲気のある仏様。本堂内部はぐるりと回ることができ、裏側の十二神将を始め数々の仏像を比較的近くで、
「あれ?夏の色と違うね~秋になってる~」と、花壇を見渡すミモロ。 まだ、30度近い気温が続き、夏を思わせる京都。でも、花は、秋色になっています。 毎月2回は訪れている「京都府立植物園」。 開園100周年を迎え、さまざまな企画も行われています。 その一つが、10月18日~12月26日に観覧温室で、ライトアップが行われています。 18時~21時半。日本最大級の温室が、光と音、プロジェクションマッピングなどがいろいろな場所で行われ、昼間とは異なる植物の世界が楽しめるのだそう。チケットは、2500円。 「ミモロ、植物園に入る年間パスポート持ってるけど、ここに入るときは、別途料金なんだって~」と。通常でも温室に入るには、200円が必要ですが、特別イベントの料金は、ちょっと高めです。 いつか夜に来てみる? 「うん、お友達誘って来ようかな?」と…。観光客にとって、夜の楽しみのひとつになりそうです。 秋に
10月18日に、京都から越前までの「紫式部の旅」を再現する行列が、宇治上神社から出発し、塔の島の宇治公園まで進みました。 「紫式部の旅」 宇治での行列 10月18日~20日の四日間、宇治市・大津市・敦賀市・南越前町・越前市で行われるのが「紫式部の旅」を再現する行列です。長徳2(996)年、紫式部は父の藤原為時が越前守として赴任する旅路に付き添い、都を出発して越前国府があった武生(たけふ)へと向かいました。今回は歴史家の監修のもと、その行列を当時の衣装で再現し、一般から参加者を募集。当日はセリフもありながら、上記各市町で行列が進みます。今年はNHK大河ドラマの主人公が紫式部とあって、関係各地で盛り上がっています。なお、同様の行列は1996年に、長徳2(996)年からちょうど1000年を記念して行われたそうです。 「紫式部の旅」 紫式部と藤原為時 さて、今回の「紫式部の旅」の最初の出発地点は宇
「わ~すごく洗練された感じ~」とミモロが見惚れる作品は、モノトーン調の写真と芳醇な輝きを放つオールドバラカです。 暑いながらも、やはり秋の気配が感じられるようになった京都。「下鴨神社」の西、下鴨本通沿いにある「井村美術館」を訪れました。 ここは、館長である井村さんが、先代から引き継ぎ、海外に渡った日本を代表する陶芸家の柿右衛門や今右衛門の作品を里帰りさせることを目的に、ヨーロッパを巡り、さらに歴史に埋もれたオールドバラカの魅力を研究、蒐集…それらの美術的価値を広く伝えるために美術館に展示、ギャラリーでは、販売も行っています。 見ているだけで、その姿に心惹かれる品々…オールドバラカなどアールヌーボー期の西洋アンティーク…その蒐集数及び内容は国内外から高い評価を得ている美術館です。 「あ、ミモロちゃん、久しぶり~息子が説明するから楽しんでね~」と、お仕事中の井村館長。 「では、今回の特別展のご
毎年10月22日に行われる時代祭。その宣状祭(宣状授与祭)が平安神宮で15日に行われ、足固めとして奉祝踊りが奉納されました。 平安神宮 奉祝踊り 京都三大祭りの「時代祭」。毎年10月22日(順延の場合は23日)に行われますが、この日は、延暦13(794)年に桓武天皇によって平安京に都が遷された日で、時代祭は明治28(1895)年に平安遷都1100年の記念行事として始まりました。同じ年に桓武天皇を祀る平安神宮も創建されています。 平安神宮 奉祝踊り 明治維新から延暦時代まで時代をさかのぼりながら進む壮大な行列で、20列、総勢約2000名が参加し、行列が通過するのにかかる時間は約2時間もあります。列を支えているのは主に京都市民と京都の学生たち。まさに京都市民にとっての一大イベントでもあります。 平安神宮 奉祝踊り 15日に平安神宮で行われる「宣状祭(宣状授与祭)」は、時代祭を1週間後に控え、今
「ミモロちゃん、見に来てくれてありがとう~」と、いつもいろいろお世話になっている友禅作家の黒田庄七郎さんと染色作家の気谷麻由子。 京都の醒ヶ井仏光寺の工房&ギャラリーで、様々な作品づくりを積極的になさっているお二人。 10月15日~20日は、「京都市京セラ美術館」の2階の展示室で、「第15回 写真と美術と工芸の文化交流展2024」が開催されています。 この展示会は、長年交流を深める写真家や美術・工芸作家などが集い、作品を多くの方に見て頂くためのもの。 秋晴れの京都…「芸術の秋だよね~」と言いながら向かった「京都市京セラ美術館」です。 でも、実は、この日も秋と言っても、30度近くの夏日…汗ばみながら美術館へ 美術館内では、他に、グッチ展など興味惹かれる展覧会が… 館内は、国内外の芸術好きの人たちで賑わっています。 「まだ、紅葉してないね~」と敷地内の日本庭園の木々もまだ緑色がほとんど。幾分、
妙心寺の東林院では、梵燈のあかりに親しむ会が20日まで行われています。 東林院 梵燈のあかりに親しむ会 妙心寺の塔頭寺院のひとつが東林院。普段は非公開ですが季節に応じた行事があり、特に6月の「沙羅の花を愛でる会」にはたくさんの方が訪れます。「小豆粥で初春を祝う会」は、毎年1月15日から31日まで行われており、秋の10月には「梵燈のあかりに親しむ会」が行われ、夜間拝観ができます。「梵燈のあかりに親しむ会」の料金は、拝観のみが700円、お抹茶付きが1300円です。時間は18時~21時で20時半が最終受付です。 東林院 梵燈のあかりに親しむ会 「梵燈のあかりに親しむ会」は、今年で20回目を迎える行事で、境内を梵燈の穏やかなあかりで照らされる幻想の空間を味わえます。室内の明かりは必要最小限となっていて、優しいあかりや静けさの中で非日常の時を過ごせるでしょう。 東林院 梵燈のあかりに親しむ会 奥の蓬
10月15日は、旧暦9月の十三夜で、「後(のち)の月」とされ、中秋の名月と並ぶ月見の日です。 この日、ミモロは、京都の北の紫野にある「大徳寺」の塔頭「瑞峯院」へ。 キリシタン大名として知られる大友宗麟が大友家の菩提寺として、天文4年(1535)に建立。客殿、表門、唐門は、創建当時の建物で、国の重要文化財です。また、方丈に面する庭園は、昭和36年に作庭家、重森三玲が手掛けた名庭として有名。 通常、一般公開をされ、多くの人が訪れ、その景色に魅了されている場所です。 「もうみなさん集まってるかな?」と久しぶりに着物で出かけたミモロです。 ここでは、お茶の表千家のお稽古が行われ、ミモロも以前、通わせていただきました。 「こんばんは~お久しぶりです~」と受付で挨拶。 「いらっしゃいませ~元気でしたか?」と以前、お稽古でご一緒だった方が、笑顔で迎えてくださいました。 方丈の西側にあるお茶室で行われるお
10月12日の夜に、粟田神社で石見神楽(いわみかぐら)の奉納がありました。 粟田祭 石見神楽 10月の京都を代表するお祭りのひとつが粟田祭。神輿や剣鉾が出る神幸列は例年スポーツの日(今年は10日)に行われ、その前日の夜に世渡り神事が(今年は雨で中止)、前々日に神賑行事が行われて石見神楽が奉納されます。今年は8日夜に、京都芸術大学(旧・京都造形芸術大学)の学生さんらで構成された瓜生山(うりゅうやま)舞子連中による「石見神楽」の奉納が行われました。本場の島根県から指導者もこられているようで、遠く離れた京都で石見神楽の面白さを広めて下さっています。 粟田祭 石見神楽 「石見」とは、京都では「山城」や「丹波」のような島根県西部の古い国名で、「出雲」の西にある国です。石見神楽は、笛や太鼓の非常に軽快なリズムに乗って激しく踊りながら物語を進めて行くというもので、非常に見ごたえがありますので、一度見ると
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く