人間は、夜に寝て朝に起きるのが一般的です。 でも、その他の動物たちは、細切れで何度も睡眠をとります。 人間のように1日に1回の睡眠を原則とすることを単相性睡眠、動物のように何度も眠ることを多相性睡眠と呼びます。ただ、人間だから必ずしも単相性睡眠であるとは限りません。赤ちゃんは1日に何度も睡眠をとる多相性睡眠です。 また、睡眠時間の長さも人によって異なります。1日8時間睡眠の人もいれば7時間睡眠の人もいます。他には、目覚めの良さや悪さにも個人差がありますね。 なぜ動物は眠るのか? そもそも動物はなぜ眠るのでしょうか? 誰もがすぐに頭に浮かぶのは、「疲れをとるため」という理由でしょう。しかし、動物は単に体の疲れをとるためだけに睡眠をとるのではないと、分子生物学者の粂和彦さんは、著書の「時間の分子生物学」の中で述べています。 私たちは、一日の疲れを感じて横になる気がしますが、少なくとも、体の休息
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