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ブックマーク / shirousagi.hatenablog.jp (524)

  • ブランディングで最初にすべきは社内で理念を共有すること - ウェブ1丁目図書館

    ブランド力とはどういうことか。 知名度が高いことが、ブランド力と思っている人は多いのではないでしょうか。ブランドに限らず、カタカナ言葉は、漠然としたイメージで語られることが多く、その意味がしっかりと理解されていない印象を受けます。ブランドやブランディングは、特にその傾向が強く感じます。 僕も、まあ、ブランドのことを単に「知名度が高いことなんじゃないの?」と思っていたわけですが。 ブランドは2つの言葉から成り立っている ブランディング・ディレクターでコンサルタントの佐藤圭一さんの著書『選ばれ続ける必然』では、ブランディング(BRANDING)は「BRAND」と「ING」の2つの言葉の組み合わせであると述べられています。 これを見た時、ブランディングとはそういうことだったのかと、すぐに理解できました。 これまで、ブランド力を高めるといえば、広告を打ち、知名度を上げることと同義と捉えられていまし

    ブランディングで最初にすべきは社内で理念を共有すること - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2024/04/08
    広告宣伝はブランディングの一部でしかありません。
  • SDGsは企業活動を制約するものではない - ウェブ1丁目図書館

    SDGs(エスディージーズ)という言葉をよく聞くようになりました。また、サステナビリティという言葉も同時に普及してきました。 SDGsは、日語に訳すと「持続可能な開発目標」となります。そして、サステナビリティは、持続可能性と訳され、SDGsの「S(Sustainable)」から来ています。 今、SDGsやサステナビリティが強調されているのは、これまで通りに人間が活動していては、地球も社会もダメになってしまうとの危機感があるからです。地球の未来のことを考えるのであれば、SDGsについても知っておいた方が良いでしょう。 SDGsの17の目標 SDGsは、地球環境に配慮することだと思われがちですが、それだけではありません。SDGsには、2030年までに達成すべき17の目標があります。 ESG投資の支援や気候変動リスクと金融などが専門の村上芽さんとスタートアップ支援が専門の渡辺珠子さんの共著「S

    SDGsは企業活動を制約するものではない - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2024/03/20
    SDGsへの関心が高まっている今の時代、ESGに取り組む企業の評価は上がっていくはず。
  • 話や文章がおもしろい人の特徴。それは副詞にあり。 - ウェブ1丁目図書館

    おもしろい話をする人や上手に文章を書く人がいます。 おもしろい話も上手な文章も、その人の体験が興味深いものであることが多いですが、それだけでは、おもしろく話せませんし、上手に文章を書けません。 昨日、偶然経験したことが珍しいことだったとしても、話し方や書き方によっては、あまりおもしろく感じないことがあります。反対にそれほど珍しい体験でなくても、話し方や書き方を工夫するだけで、相手に興味深い体験をしたように伝えることができます。 ところで、話や文章におもしろさを感じるか感じないかは、どこで決まるのでしょうか。 副詞の性質 話や文章をおもしろくしているのは、副詞です。 副詞とは、何ぞやと聞かれても、それを説明するのはなかなか難しいのですが、文章論を専門とする石黒圭さんの著書『コミュ力は「副詞」で決まる』では、副詞を品詞のゴミ箱と述べています。 品詞は、文を組み立てるときに果たす役割に基づいた語

    話や文章がおもしろい人の特徴。それは副詞にあり。 - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2024/03/03
    場面に応じて副詞を使い分けると良し。
  • 太平洋戦争の失敗から学べることは多い - ウェブ1丁目図書館

    企業不祥事が報道されると、次々に組織の腐敗が明るみになっていきます。 組織が腐敗するから不祥事が起こるのか、不祥事が起こるから組織が隠ぺい体質になり腐敗するのか、どちらが先かはわかりませんが、不祥事と組織の腐敗は深い関係があると言えそうです。 不祥事は企業だけで起こるものではなく、政府などあらゆる組織で起こります。組織の不祥事は、なぜ起こるのでしょうか。 不祥事を起こす組織の共通点 日歴史の中では様々な不祥事が発生してきたはずですが、おそらく最大の不祥事を起こしたのは太平洋戦争を決断した当時の日政府でしょう。 真珠湾攻撃に遅れてアメリカに宣戦布告したことから始まり、戦況が不利になっても国民には勝っていると誤報を伝え続けた当時の政府は、不祥事を起こす組織を研究するにはもってこいの材料です。 ジャーナリストの松利秋さんの著書『なぜ日は同じ過ちを繰り返すのか』は、副題が「太平洋戦争に学

    太平洋戦争の失敗から学べることは多い - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2024/02/25
    現代の組織の不祥事は、だいたいが太平洋戦争時にも起こっていたこと。
  • 人事異動は運で決まっていると思ったら読む本 - ウェブ1丁目図書館

    親ガチャという言葉があります。 自分で親は選べないから、どの家庭で生まれるかは運次第という意味で使われている言葉です。努力さえすれば、何でも実現できるわけではないので、人生にとっては運も重要な要素になります。受験も就職も、運に左右されることがあります。 では、会社に入ってからはどうでしょうか。配属、異動、昇進は、自分の希望通りに行かないことがあるので、運の要素が大きいと感じている人が多そうです。 総合職に期待されるもの パーソル総合研究所シンクタンク部 上席主任研究員の藤井薫さんの著書『人事ガチャの秘密』は、会社の人事は運で決まっているようなタイトルですが、読んでみると必ずしもそうではないことがわかります。 書は、就職活動中の方から入社10年目くらいまでの若手・中堅社員を想定したものとなっていますが、それより上の年代の人が読んでも参考になります。 さて、就職活動を終え、新入社員となって

    人事異動は運で決まっていると思ったら読む本 - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2024/01/28
    入社したばかりの配属はガチャのように思えても、その後の昇進は適所適材で決まっていくことが多い。
  • ユーザー体験を劇的に向上させることこそイノベーション - ウェブ1丁目図書館

    企業が成長するためには、イノベーションが必要だ。 よく耳にする言葉です。イノベーションは、日語に訳すと技術革新になります。そうすると、イノベーションは、メーカーのように何かを作っている技術力のある企業にだけ必要なことのように思えます。だから、商品を仕入れて売る商社や小売店にとっては、関係のない話だと考える人が多いのではないでしょうか。 しかし、イノベーションは、技術革新と訳すものではなく、事業をしている限り、どの企業にも個人にも必要になるものなのです。 イノベーションは個人の能力の問題ではない 2017年にスタートアップを支援する会社を設立した田所雅之さんの著書『御社の新規事業はなぜ失敗するのか?』によると、イノベーションの来の目的は、「ユーザーの生産性」や「ユーザーの生活の質」を劇的に向上させることにあるとのこと。 もちろん、技術革新もイノベーションには違いありませんが、上記の目的か

    ユーザー体験を劇的に向上させることこそイノベーション - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2024/01/14
    イノベーションを技術革新と訳すのは、少し意味が違う。
  • 他人に借りがあることは強力なセーフティネットになる - ウェブ1丁目図書館

    現代日人の暮らしは、継続的に仕事と収入を得て成り立っています。一方で、日雇いの仕事をしている人もいますが、そのような働き方は、その日暮らしで不安定なものであり、好ましくないもののように思うところがあります。 でも、仕事と収入が継続する環境にいることは、実はリスクの高い生き方をしているのかもしれません。仕事と収入の継続が途絶えた時、今の暮らしが急変する人は少なくないはずです。 16億人に仕事を提供するインフォーマル経済 文化人類学を専門とする小川さやかさんの著書『「その日暮らし」の人類学』では、タンザニアを中心にその日暮らし(Living for Today)をしている人々の実態が紹介されています。 その日暮らしと聞くと、明日生きているかどうかもわからない悲壮感漂うもののように思ってしまいますが、タンザニアの人々の暮らしは、すぐに破綻してしまうようなものではないようです。もちろん、日ほど

    他人に借りがあることは強力なセーフティネットになる - ウェブ1丁目図書館
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    daumaneko 2024/01/07
    その日暮らしでも、人との貸し借りによって生活が破綻しにくくなります。ある意味、日本よりも安心感がある社会。
  • 価値創造型の読書が世界が抱える難題を解決する - ウェブ1丁目図書館

    人1億2千万人が、自分に毎年1円をくれると年収1億2千万円になるな。 昔、そんなことを考えたことがあります。しかし、どうすれば、それを実現できるかわかりませんでした。でも、インターネットが進歩した現代では、それが可能になりつつあります。送金はインターネットを使って簡単にできるようになっていますから、後は、1億2千万人が自分に向けて1円を送ってくれれば良いだけです。 ただ、「顔も見たことのない人間にいったい誰が送金するのか」と考えると、例え1円でも送金する人を探すのは難しいでしょう。でも、それは、読書によって可能になるかもしれません。 最先端の思想やアイデアはから得られる なぜ、読書をすると、見ず知らずの人からお金を送ってもらえるのか。 当たり前の疑問が湧いてくると思います。 ここで、新しい思想やアイデアがいったいどこから湧いてくるのかを考えてみましょう。新しい思想やアイデアは、自分の

    価値創造型の読書が世界が抱える難題を解決する - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2023/12/31
    知識の整理や新たな発見には複数人で語る読書が効果的でしょう。
  • 振仮名は漢字の読み方を知るためだけの道具ではない - ウェブ1丁目図書館

    戦国時代に浅井長政という武将がいました。 最近は、浅井長政と書いて「あざいながまさ」と読むのだと言われていますが、かつては、「あさいながまさ」と読んでいました。昔の文献に浅井長政と書かれていたら、「あざい」なのか「あさい」なのか判断できないので、振仮名を付けておいて欲しかったと思うところです。 でも、例え振仮名が付いていても、昔は濁点を使わないこともあったので、「あさいなかまさ」と書かれていたかもしれません。これだと「あざい」か「あさい」か判断しようがないですね。 振仮名は平安時代から付けられた その振仮名ですが、いつから使われ始めたのでしょうか。 日語学を専門とする今野真二さんの著書『振仮名の歴史』によれば、振仮名が使われたのは平安時代からのようです。それより以前にあった日書紀は漢文で書かれていましたが、漢文を読めるように返り点、送り仮名や振仮名も含めた訓点が使われるようになったと考

    振仮名は漢字の読み方を知るためだけの道具ではない - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2023/12/24
    振仮名は、左右両方に付けられていたり、語義を説明したりと、今とは違った使われ方をする場合もありました。
  • 足利義満の死後に回復していった天皇の権力 - ウェブ1丁目図書館

    天皇家は、二千年の長きにわたって続いています。 平清盛や織田信長のような強大な武力を持った武士が登場しても、天皇家は途絶えることなく現代まで続いていますが、室町時代には、足利義満の皇位簒奪計画により、その存続が危ぶまれた時期がありました。 足利義満は、とんちで一休さんに負けてばかりいる情けない将軍様の印象が強いですが、実際の足利義満は、誰も逆らえないほど強大な権力を握っていたのです。 天皇の血を引く足利義満 文学博士の今谷明さんの著書『室町の王権』では、足利義満の皇位簒奪計画を中心に天皇家が現在まで存続している謎を解説しています。このを読むと、なぜ、武士が強大な武力を持ったにもかかわらず、天皇家を滅ぼさなかったのか、その理由がわかります。 さて、足利義満ですが、彼は室町幕府二代将軍の足利義詮の子として産まれましたが、その母は、後円融天皇の母と姉妹でした。そして、母は、順徳天皇の血を引いて

    足利義満の死後に回復していった天皇の権力 - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2023/12/17
    天皇家にとっての最大の脅威だったのは足利義満。
  • インターネットで検索しても調べたことにはならない - ウェブ1丁目図書館

    何かわからないことがあったら、インターネットで検索すれば答えが返ってきます。現代では、調べるというと、このインターネットで検索することが主流になっているのではないでしょうか。 先人の知恵を拝借するという意味では、インターネットは大変便利な道具です。しかし、誰も調べたことがないことを知る手段として、インターネットは最適な道具とはなりません。また、誰も気づいていないことは、インターネットに存在しません。そんな誰も知らないことや気づいていないことを見つけ出すには、やはり、自分で様々な場所から情報をかき集めてくるしかないでしょう。 課題は発信することで認知される インタビュアーの木村俊介さんの著書『「調べる」論』は、各界で活躍する20人にインタビューした内容を収録しています。調べるとはどういうことなのか、調べることで何が変わるのか、調べるという実体験から学んだ内容が端的に紹介されています。 木村さ

    インターネットで検索しても調べたことにはならない - ウェブ1丁目図書館
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    daumaneko 2023/12/10
    インターネットに依存すると妄想が膨らみすぎる。事実は、自分の体を使わないとわからない。
  • AIもデジタルも人の行動を監視するものではない - ウェブ1丁目図書館

    デジタル化とAI人工知能)は、現在、最も大きな関心事になっています。アナログからデジタルへの移行、手作業から自動化へ、世界は大きく変わろうとしています。 デジタル化が進んだ社会、AIが何でも自動でやってくれる世界に変わった時、人類はいったいどうなるのでしょうか。 サイバー独裁 丸山俊一さんとNHK「欲望の時代の哲学」制作班による『マルクス・ガブリエル 危機の時代を語る』では、これから訪れるデジタル社会について興味深いことが述べられています。 ガブリエルさんは、「啓蒙なきモダニティというのは必然的にサイバー独裁に向かいます」と述べています。このまま進めば、全世界は北朝鮮中国のような監視社会になることが危惧されるとのこと。 デジタル社会になることに利点を感じ、監視社会になるのを受け入れるのは、人類の一つの選択です。しかし、それが、当に人類にとって好ましいことなのかは事前に考えなければなり

    AIもデジタルも人の行動を監視するものではない - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2023/12/03
    デジタル化は業務の効率化のためにするもの。ストーカーのような使い方をすべきではありません。
  • 寛容さがリベラルを生き残らせる - ウェブ1丁目図書館

    リベラルという言葉をよく聞くようになって、どれくらいの年月が経っているでしょうか。 リベラルは、自由主義や自由主義者といった意味ですが、世間で使われているリベラルには、もっと多くの意味が含まれているように感じます。はっきり言って、リベラルの意味はよくわかりません。 リベラルの意味がわかりにくくなっているのは、その言葉を使う人に寛容さが失われてきているからなのかもしれません。 合理的で強い個人 リベラルの意味がわかりにくくなっているのは、まず、リベラルの出発点が現実の社会とかけ離れていたことが原因と言えそうです。 弁護士の倉持麟太郎さんの著書『リベラルの敵はリベラルにあり』では、「リベラルはその初期設定において『合理的で強い個人』を前提とした」と述べられています。この「合理的で強い個人」概念から構築された社会は、現実の「個人」との間にギャップが発生し、法制度や国家像に歪みをもたらしてきました

    寛容さがリベラルを生き残らせる - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2023/11/26
    リベラルと言っても、自分の主義主張を押し付けるのは、リベラルとは言えません。
  • 住みやすい土地は自然災害を受けやすい土地 - ウェブ1丁目図書館

    地震や火山の噴火は、人々の生活をあっという間に破壊してしまうので、起きて欲しくない自然現象です。しかし、日列島は、火山が多く、地震も頻発しやすい場所にあるため、これらから逃げようと思うと海外移住するしかありません。 一方で、富士山などは、人々に自然の美を楽しませてくれます。また、広大な関東平野は多くの人が住むのに適していますし、三陸のリアス海岸も、漁業に適した海岸となっています。 日列島は、地震や火山によって形成され、人が住みやすい地形になったというのですから、災害と快適な暮らしは表裏一体の関係にあると言えます。 きれいな円錐形をしている富士山 日列島の地形がどのようにしてできたのか、その疑問を解消しようと思うと、膨大な勉強時間がかかります。だから、地学を時間をかけてじっくり勉強する根気がない僕のような人間には、その道の専門家が書いた一般向けのを読むのが手っ取り早いです。 地形学

    住みやすい土地は自然災害を受けやすい土地 - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2023/11/19
    断層は怖いイメージが先行していますが、住みやすい土地は断層の上にあるので、人類に恩恵も与えています。
  • 使える知識を身に付けるためにはインターネットだけでは不十分 - ウェブ1丁目図書館

    世の中には、様々な仕事がありますが、その中でも、ライターや作家など身に付けた知識を文章や映像として他者に提供する仕事は、日々の情報収集が大切です。また、情報収集は、会社のマーケティングや営業の仕事をしている人にも関わってきます。 よくよく考えてみると、これらの仕事以外でも、情報収集の重要性が増してきていますから、情報の取捨選択の力は、現代人に必須の能力と言えそうです。 最近は、インターネットの発達で、簡単に情報を入手できるようになっていますから、インターネットを使えれば、どんな情報も得られるように思われがちです。しかし、自分にとって役に立つ情報はインターネットだけでは入手が困難なこともあります。だから、インターネット以外の情報収集の手段も知っておいた方が良いでしょう。 世の中を知りたければ新聞を読む 作家で詩人の池澤夏樹さんは、著書の『知の仕事術』で、「人々が、自分に充分な知識がないことを

    使える知識を身に付けるためにはインターネットだけでは不十分 - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2023/11/12
    インターネットは、言葉を知らないと調べられないし、視界に入る情報も少ない。
  • オーストラリアの歴史において日本は無視できない存在だった - ウェブ1丁目図書館

    地図上で南半球を見て、最も存在感があるのはオーストラリアでしょう。しかし、その存在感と比較して、オーストラリアのことを知っている日人は少ないのではないでしょうか。 コアラやカンガルーがいる国。せいぜい、一世を風靡したエリマキトカゲが連想されるくらいかもしれません。他にオージービーフもありましたね。 日人にとって、これくらいの認識しかないオーストラリアですが、実は近代以降の日に大きな影響を与えてきた国でもあります。 イギリスの植民地となる オーストラリアが世界史に登場するようになるのは、18世紀になってからです。それ以前から、人が住んではいましたが、世界の中のオーストラリアの位置づけが高まり始めたのは18世紀からです。 オーストラリア政治・外交、国際政治、アジア太平洋地域の国際関係を専門とする竹田いさみさんの著書『物語 オーストラリアの歴史』では、18世紀から現代にいたるまでのオースト

    オーストラリアの歴史において日本は無視できない存在だった - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2023/11/05
    オーストラリアは、日本とのかかわりが意外と深い国。
  • ウイルスは生物の敵か味方か - ウェブ1丁目図書館

    新型コロナウイルスの流行で、多くの現代人が、ウイルスを恐怖の物体と認識したことでしょう。 確かにウイルスは、コロナウイルスに限らず、人類に多くの病気を起こさせ苦しめてきました。人間に限らず、その他の生物も、ウイルスの攻撃で大きな打撃を受けることがあります。 一方で、生物進化には、ウイルスが欠かせないという現実もあります。我々現代人が、今の姿になり繁栄しているのも、ウイルスが存在したからです。 ウイルス感染症の流行は注目されていないウイルスが起こす 新型コロナウイルスのような新興ウイルス感染症に対峙するためには、予測ウイルス学が重要になると述べるのは、京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授の宮沢孝幸さんです。 著書の『京大 おどろきのウイルス学講義』で、宮沢さんは、研究の分野では目先の成果が追求され、ウイルス研究も同じだと語っています。今話題になっているウイルスを集中的に研究する傾向があり

    ウイルスは生物の敵か味方か - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2023/10/29
    生物進化にとってウイルスは欠かせない存在。
  • 科学的な姿勢が不確実性を減らす - ウェブ1丁目図書館

    世の中には、科学のような非科学もあれば、非科学のような科学もあります。 両者の線引きは、なかなか難しく、素人が判断するには難しい事象がいくつもあります。これまで、科学的に正しいとされていたことが、ある時、まちがいがわかることはありますし、その逆も起こることがあります。 天動説はまちがいで地動説が正しいといった証明がなされても、我々の生活に与える影響はほとんどありません。しかし、病気に効果がある薬と信じて服用していたのに後から何の効果もないことが証明されると困りものです。だから、科学と非科学を分けるものは何かを知っておくことは、科学の素人にとっても大切なことです。 科学の二面性 科学が社会に受け入れられるためには、わかりやすく説明することが必要になります。現代の日社会では、科学的に説明できることを望む人が多いように見えますから、全体的に科学が受け入れられた社会と言えそうです。 神戸大学大学

    科学的な姿勢が不確実性を減らす - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2023/10/22
    科学の世界にも信仰のようなものはあります。
  • ヒトが進化によって獲得した教育 - ウェブ1丁目図書館

    ヒトは、なぜ教育を受け、そして学習するのか。 その答えとして、よく耳にするのは、大人になった時に必要な知識を子供のうちに身に付けておく必要があるといったものです。また、大人になってからも学習するのは、変わりゆく社会についていくためだと。 しかし、これは、ある社会を維持させるために誰かが決めたことであり、生物としてのヒトが、なぜ、学習し、他人を教育するのかの答えではありません。いったい、ヒトは、どのようにして学習と教育を身に付けたのでしょうか。 ヒトは教育で生きる動物 どのように学ぶのが効率的か、教育とはどうあるべきかを論じた書籍はたくさんありますが、生物学的な視点で、ヒトが、なぜ学習し教育をするのかを解説した書籍は目にする機会が少ないです。 教育心理学、行動遺伝学、進化教育学を専門とする安藤寿康さんの著書『なぜヒトは学ぶのか』は、そんな数少ない生物学の視点で学習と教育を解説した書籍です。

    ヒトが進化によって獲得した教育 - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2023/10/15
    教育もまた、人間が進化で獲得したもの。
  • 政治にも経済にも基本的なルールがある - ウェブ1丁目図書館

    政治や経済のニュースは、よくわからないことが多いです。 なぜ、あの国は戦争をするのか。 なぜ、衆議院の解散は、今から何ヶ月後だと予想できるのか。 なぜ、金融緩和が経済に良い影響を与えるのか。 これらは、ニュース番組でコメンテーターが解説してくれることが多いので、なんとなくわかったような気分になります。でも、朝起床した時に内容なんて全部忘れていて、結局、「なぜ」の数が全く減っていないことに自分の頭の悪さを痛感させられます。 ルールを知る 国際情勢も、政治も、経済も、ニュースの内容が理解できなかったり、わかったと思ってもすぐに忘れてしまうのは、それらのルールを知らないことが原因です。 憲政史研究者の倉山満さんの著書『2時間でわかる政治経済のルール』では、それらの基的なルールが一般向けに解説されています。 例えば、衆議院が解散され総選挙が行われるのはいつかを知りたければ、まずカレンダーを見るこ

    政治にも経済にも基本的なルールがある - ウェブ1丁目図書館
    daumaneko
    daumaneko 2023/10/08
    政治も経済も初歩的なルールを知っていればニュースを理解しやすくなります。