草は草食動物に葉茎や花や実を食われても根があれば何とか再生出来る。 木の葉や木の実も同じだが、樹木の致命傷は大切な「幹」や「根」を食われることだ。 だからそこが最もガードが固く、絶対に「食えない」「消化されない」強固な構造に築き上げた。 だからこそ数百年、数千年の寿命が維持出来る。 植物にとって葉は有機物製造工場であり、花や実は子孫を残す為の大切なもの。 どちらも「食われたくない」が前提であり、少々はやむを得ないが全滅はしないと言う意志が表れている。 ギブ&テイクが共存の条件だから仕方ないのだろう。 植物の意志を読みとれば・・ 「少々食べてもいいけど 大半は足元に戻してね 利子を付けて」・・だ。 また生えるし・・ 利子とは植物に必要なリン酸で、 「うんこたっぷりひっつけて返せ」と言っている。 それを忠実に守るお手本はキャベツを食べる青虫だ。 デメリットよりはるかにメリットが大きいのは食われ