今日は、インスリンとは別の糖を取り込む働きをする「GLUT」について少し触れておきましょう^^。 人間では、インスリンがなくても「GLUT」と呼ばれる輸送タンパク質が糖を運んで細胞に取り込んでくれる働きをします。しかし、日本人はこのGLUTが少ない人種ということがわかってきました。また糖尿病は、このGLUTに対して抵抗性(異物と認めてしまう)を持ってしまうことが問題になります。 口から摂取された糖質は、食道、胃、十二指腸、小腸と長い旅を続け、その間に分解されて細かくなります。そして最終的に小腸で吸収されるときには最小単位である単糖のグルコースやフルクトースになります。その後門脈という血管を通り、肝臓に運ばれ、必要に応じて動脈へと流されるのですが、これが血糖と呼ばれるもので、血糖が多くなると細胞での糖の取り込みが始まります。 糖が細胞内に入る時には必ずGLUTという糖輸送担体を通過します。G
![NO.466 糖尿病と糖質の悪影響 その6 「GLUTとは?」 | Think Health](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/689954964e15c40f0ef0236a7c28e7dabdf3c58d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Flogo%2F1%2F201008%2F03%2F35%2Fb019563520100803082013.jpg)