東京の有名な繁華街に銀座があります。 東京に限らず、他の地域でも銀座と名の付く繁華街がいくつもありますね。 現在では、銀座は栄えている場所に使われる地名という印象があり、東京の銀座がその元祖のように思われている方が多いでしょう。 ところが、銀座発祥の地は京都市伏見区で、現在の京阪電車伏見桃山駅を出てすぐの場所が銀座町と呼ばれています。 徳川家康が作った銀座 京都に銀座を作ったのは徳川家康です。 慶長6年(1601年)に徳川家が伏見に銀貨鋳造所を作ったのが銀座の始まりです。 銀座発祥の地・伏見銀座跡 しかし、伏見の銀座は、慶長13年に移転します。 移転先は、伏見の銀座から両替町通を北にまっすぐ進んだ中京区の御池通の北側です。 現在、この辺りは京都国際マンガミュージアムが建っていますね。 中京区の両替町通には、「此附近 徳川時代銀座遺址」と刻まれた石碑が立っています。 以前に紹介した書籍「京都