10日に、京都の南・城陽市にある青谷梅林へと足を延ばしてきました。のどかな風景の中で梅が見ごろを迎えています。 青谷梅林(あおだにばいりん)は、梅の数が約一万本と言われる京都府最大の梅林です。そのほとんどは白梅で、この梅は栽培用に育てられているものです。そのため、梅は背が低くなるように剪定をされ、規則正しく並んでいるという特徴があります。梅の密度もそれほど高くはありませんが、とにかく植わっている範囲が広いです。現在は約20ヘクタールの面積に梅が植わり、収穫される梅の実の量はなんと約90トンにも達します。北野天満宮の梅の収穫量が、約2.5トン~3トンですので、いかに多いかがわかりますね。ただ、数年前までパンフレットには120トン~130トンの収穫量があると書かれていました。徐々に収穫量は減っているようです。 辺りは古くから梅の名所として知られ、鎌倉時代の末期には後醍醐天皇の皇子・宗良親王が「