西陣の妙蓮寺の境内では、芙蓉(ふよう)の花と彼岸花が咲いていました。 妙蓮寺は1294年に日蓮の孫弟子・日像上人によって創建されたお寺です。境内には芙蓉の花が多く、京都で芙蓉の名所と言えば妙蓮寺の名が挙がるという場所。種類も豊富で、妙蓮寺のホームページによると、一重ピンク・一重白・一重酔芙蓉・八重酔芙蓉・くす玉芙蓉・二重ピンク・一重濃ピンクがあるそうです。中でも、朝は白く、時間とともに酔っぱらったように色が赤く変化していく酔芙蓉(すいふよう)が不思議で面白いです。 芙蓉は、花の彩りが少なくなる真夏の暑い時期に咲く花として親しまれていますが、花期が長いのも特徴で、まだ楽しめます。芙蓉は一日花ですので、日によって花の咲く位置が違います。かの松尾芭蕉も「枝ぶりの 日ごとに変る 芙蓉かな」との句を詠んで愛でた花でもあります(妙蓮寺の花を愛でたのではありませんが)。 10月1日に訪れた際には、境内入
「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ 「もう嵐山混雑してるかな?」とちょと心配しながら、向かったのは、「嵯峨嵐山文華館」です。 嵐電で到着、渡月橋のそばへ進みます。 「あれ?今日はまだあんまり観光客いないね~」と、平日ということもありますが、観光客はそれほど多くありません。 修学旅行生が、楽しそうに嵐山の散策をしているだけ…。 ミモロとお友達は、大堰川沿いを進み、「嵯峨嵐山文華館」に到着。 ここでは、10月11日まで企画展「いきものがたり~十二支になったいきものと、なれなかった猫たち~」が開催されています。 「なんか、気になる企画展だよね~」と、ネコのミモロ。 古代中国がその起源と言われる「十二支」。なんで十二支に動物が当てはめられたのかは、諸説あるのだそう。 日本では、愛される十二支、多くの芸術家たちが、作
9月末に京都市下京区の市比売神社に参拝した後、北に5分ほど歩き上徳寺を訪れました。 上徳寺は、2月の世継地蔵尊大祭には多くの参拝者で賑わいますが、それ以外は人が少ないです。 参拝中に境内で人を見かけることは、あまりないですね。 地蔵堂の周囲のお地蔵さま 上徳寺の最寄り駅は、京阪電車の清水五条駅です。 駅からは、西に5分ほど歩けば、常徳寺の山門前に到着します。 山門の左前には、徳川家康の側室の阿茶の局の墓所を示す石碑、右前には冠句の唱道者の堀内雲鼓(ほりうちうんこ)の墓所を示す石碑が立っています。 冠句は、俳句のように五、七、五の字数からなる句で、点者が出した上五字に対して、中七字、下五字を付けて一句とするものです。 山門をくぐると正面に本堂が建っています。 上徳寺は、慶長8年(1603年)に阿茶の局(上徳院殿)が開基となり、伝誉蘇生(でんよそせい)を開山に迎えて建立されました。 創建後は、
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