8日の散策で衣笠エリアの天皇陵を訪れました。 花山天皇陵 衣笠エリアには、今年の大河ドラマにも登場している花山天皇の御陵や、後朱雀天皇火葬塚、白河天皇火葬塚、二条天皇陵などがあります。葬送地であった蓮台野の周辺でもあり、住宅街の中に突然天皇陵が現れます。龍安寺の裏には”朱山七陵”と呼ばれる陵墓があり、山に登ると一条・堀河天皇陵などもあります。 一条・堀河天皇陵 花山天皇は在位二年足らずで退位され、その後23年後の寛弘5(1008)年に崩御されると「紙屋川上 法音寺北」、「大和寺東辺」に葬られたとの記録があります。後世に、その御陵は不明となりますが、幕末の修陵に際して”法音寺屋敷”という地名や紙屋川の東にあること、寺の位置関係を踏まえ、現在地に存在した”菩提塚”と称される塚が「花山天皇陵」として整備をされました。(参考:【陵墓関係調査報告】花山天皇 紙屋川上陵鳥居改築工事に伴う立会調査) 花