先日、四条堀川を歩いていると、交差点の南東角に雨庭(あめにわ)があるのに気づきました。 近年、京都市内では、左京区の妙伝寺近くや下京区のお東さん広場などで雨庭が造られています。 街角で、雨庭を偶然見つけると、こんなところにも京都らしさが演出されているんだなと感心しますね。 貴船石が置かれた雨庭 阪急電車の大宮駅、または、京福電車の四条大宮駅から西に約5分歩くと、四条堀川の交差点に到着します。 この辺りは、近代的な建物が建ち並び、交通量も非常に多いので、都会でよく見る景色と変わりません。 だから、あまり、周囲を眺めながら歩くことはないのですが、雨庭を発見した時は、つい立ち止まってしまいました。 雨庭は、地上に降った雨水を下水道に直接放流することなく一時的に貯留し、ゆっくり地中に浸透させる構造を持った緑地です。 街角に雨庭があることで、緑化が進みますが、それ以外にも、雨水流出抑制、水質浄化、ヒ