4月21日に松尾大社の松尾祭(まつのおまつり)の神幸祭があり、桂川を神輿が船に乗って渡る船渡御が行われました。 松尾祭 神幸祭 船渡御 2024年 新緑の京都市街地は、5月にかけて毎週のように春祭りが続いていきます。4月20日以降の日曜日に行われるのが、松尾大社の松尾祭の神幸祭です。神幸祭は、神社に鎮座している神々が、神輿に乗って氏子町内を回り、神様のお宿ともいえる御旅所へと入るお祭りです。普段は氏子が神社まで足を運びますが、祭りの時は神様が出向いて、まさに氏子町内に神の幸(さち)を与えていくのです。このように、氏子町内に神様の方から来て下さることから、松尾祭に限らず神幸祭は通称「おいで」とも呼ばれています。 松尾祭 神幸祭 船渡御 2024年 松尾祭は平安時代から行われている由緒ある祭りで、神幸祭の目玉である船渡御は長く途絶えていましたが、1983年に氏子たちの手によって再開されました。