[18日 ロイター] - オックスフォード英英辞典(OED)は今年の単語に、電子タバコを使用すること、または器具自体を表す「ベープ」を選んだ。 編さん担当者は「ベープという言葉に出会う確率は2年前に比べて30倍となっており、使用頻度は過去1年間で2倍以上となった」としている。 ベープの使用がピークに達したのは今年4月。ニューヨーク市が室内での使用を禁止する一方、ロンドンで初のベープカフェがオープンした。 電子タバコという言葉は、1983年、まだ実物が発明されていなかった時期に「ニュー・ソサエティー」の記事に登場。最も初期の使用例の一つとされている。 実際に普及しはじめたのは2009年。オックスフォード辞典のウェブサイトで今年8月、「電子タバコまたは類似の器具によって発生した煙を呼吸すること」という動詞として説明された。名詞としても仕様行為と器具自体を示す。