【9月10日 AFP】「9.11」のあの日、アル・キム(Al Kim)さんは、米ニューヨークの世界貿易センタービル(World Trade Center)崩壊の惨事から生還した。大きな衝撃から立ち直る中、命のはかなさと「広い視野」から問題を捉える必要性を学んだと言う。 2001年9月11日、午前9時を少し回っていた。当時37歳だったキムさんは救急医療隊員として、世界金融の中心地ロウアーマンハッタン(Lower Manhattan)に急行した。イスラム過激派にハイジャックされた旅客機2機が、貿易センターのツインタワー(Twin Tower)に突入したのだ。 キムさんの任務は、負傷者を二つのタワーに挟まれたマリオットホテル(Marriott Hotel)に避難させることだった。 しかし午前9時59分、負傷者看護の準備をしていると、突進する電車のような耳をつんざく音が聞こえた。本能的に、歩道橋の

