神奈川県大磯町の港で、足が不自由な79歳の妻を海に突き落として殺害したとして81歳の夫が逮捕された事件で、最近、妻の足の状態が悪化し、施設への入所が検討されていたことが警察への取材でわかりました。夫はおよそ40年在宅での介護を続けていて、調べに対し「介護に疲れた」などと供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。 2日夕方、大磯町の大磯港で、足が不自由で車いすに乗っていた藤原照子さん(79)を海に突き落として殺害したとして夫の藤原宏容疑者(81)が逮捕され4日、横浜地方検察庁に送られました。 調べに対し夫は「妻の介護に疲れた」などと容疑を認めているということです。 夫婦は町内の集合住宅で2人ぐらしで、これまでの調べで妻は脳の病気でおよそ40年前に足が不自由になり、夫はそれ以降、日帰りの介護サービスなどを利用しながら介護を続けていたことがわかっています。 また、警察によりま