(CNN) 傭兵(ようへい)派遣などを手掛けるロシア企業「ワグネル」の創設者は8日までに、国内企業に対し社員が民兵訓練基地で母国防衛のための教練に参加させる時間的余裕を与えるべきだと要求した。 創設者のエフゲニー・プリゴジン氏は傘下企業「コンコルド・グループ」が出した声明で、ロシアのベルゴロード、クルスク両州を中心にした多くの志願民兵はワグネルの基地で現在訓練を受けていると主張。 「残念なことに一部企業で働く志願民兵が訓練参加の目的での短期の休暇取得を妨げられている」と述べた。これら企業は「国営」ともし、両州から遠く離れた地で生活する人物らが経営にあたっているとも断じた。 さらに軍事訓練への参加を阻む措置の中止などを求め、そうしなければ該当する企業名、幹部職にある人名などを公にするとも警告した。 プリゴジン氏はプーチン大統領に近い新興財閥(オリガルヒ)の一員で、「プーチン氏の料理長」との異
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