ニューヨークのコロンビア大学で4月30日夜に100人以上が逮捕されるなど、抗議参加者の逮捕はこれまでに1000人を超えている。 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)では同夜、抗議行動に反対する集団が棒やバットなどを手にバリケードを破ろうとし、抗議者らと衝突。緊張が高まっている。
米グーグルとイスラエル政府のクラウド契約をめぐり、さらに20人の従業員が解雇された/Nathan Frandino/Reuters (CNN) 米グーグルとイスラエル政府のクラウドコンピューティング契約をめぐり、さらに20人の従業員が抗議デモにかかわったとして解雇された。デモ主催団体によると、これで解雇されたグーグル従業員の総数は50人になった。 デモを組織した「ノー・テック・フォー・アパルトヘイト」は22日、グーグルが先週解雇した30人に加え、新たに20人を解雇したと発表した。同団体は、ニューヨークとカリフォルニア州サニーベールにあるグーグルのオフィスで16日に行われた座り込みの抗議デモを組織していた。 同団体は、解雇された中には傍観していただけで職場での運動にはかかわっていなかった従業員もいると主張。今回の集団解雇をグーグルによる「攻撃的かつ絶望的な報復行為」と位置付けて非難した。 グ
グーグル、抗議活動参加者を解雇-イスラエルとの12億ドル契約巡り Davey Alba、Julia Love 米アルファベット傘下のグーグルは、イスラエル政府に人工知能(AI)とクラウドのサービスを提供するための米アマゾン・ドット・コムとの12億ドル(約1850億円)の共同契約「プロジェクト・ニンバス」に対する抗議活動に参加した従業員28人を解雇した。 「No Tech for Apartheid」と称する団体が主導した抗議デモは16日にニューヨークとシアトル、カリフォルニア州サニーベールにあるグーグルのオフィスで実施された。ニューヨークとカリフォルニア州の抗議参加者は10時間近く座り込みを続け、トゥイッチのライブストリーミングなどを通じて行動を記録した人もいた。そのうち9人が16日夕方に、不法侵入容疑で逮捕された。 座り込みに直接は参加していない従業員も含め、抗議活動に関与した従業員数人
グーグル従業員9人を逮捕 イスラエルへのサービス提供に抗議―米 時事通信 外信部2024年04月18日08時33分配信 米グーグルのロゴマーク(AFP時事) 【シリコンバレー時事】米グーグルのニューヨーク、カリフォルニア両州の拠点で、イスラエルへの抗議活動を行った従業員9人が逮捕されたことが17日、分かった。米報道によると、9人は社に対し、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスと戦闘を続けるイスラエルへのクラウドサービス提供を中止するよう求め、「座り込み」を行った。 イラン攻撃「15日実施」検討 閣議で延期決定―イスラエル 16日に加州サニーベールにあるクラウド部門責任者のオフィスなどで抗議活動が行われた。9人は同日夜、不法侵入の疑いで逮捕された。参加者はワシントン州も含め数百人で、抗議の様子は動画配信された。 問題視されたのは、グーグルとアマゾン・ドット・コムが共同でイスラエル政府と契
人質の救出を求め、政府の対応に抗議するデモ。イスラエル最大都市テルアビブの防衛省前で(2024年3月30日撮影)。(c)JACK GUEZ / AFP 【3月31日 AFP】イスラエル各地で30日、イスラム組織ハマス(Hamas)に連れ去られた人質の救出を求める抗議デモが行われた。ハマスとの武力衝突をめぐる政府の対応を批判する声も聞かれた。 最大都市テルアビブ(Tel Aviv)では、デモ参加者が火を放ち、大型トラックを使って環状道路を封鎖。警察が放水銃を使って対応する事態となった。 エルサレムでは、デモ隊が首相府周辺に集まり、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相の辞任を求めシュプレヒコールを上げた。イスラエルメディアによると同日、この他にも小規模な抗議デモが各地で行われた。 昨年10月7日の襲撃で、19歳の娘リリさんが人質に取られたというテルアビブでのデモ参
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のエルサレム事務所前で同機関の解体を求める抗議行動に参加するイスラエル人(2024年3月20日撮影)。(c) AHMAD GHARABLI / AFP 【3月21日 AFP】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のエルサレム(Jerusalem)事務所前で20日、イスラエル人数十人が抗議デモを実施し、同機関の解体を求めた。 イスラエル政府は、UNRWA職員の一部がイスラム組織ハマス(Hamas)と共謀していると非難している。 デモ参加者はイスラエルが併合した東エルサレム(East Jerusalem)にある事務所前に集まり、「UNRWAはハマスだ! ハマスこそUNRWAだ!」とシュプレヒコールを上げた。 参加者の一人、米国系イスラエル人のアリソン・エプスタインさんは「UNRWAはテロリズムを許してきた」「UNRWAは平和のための組織ではない
Photo: Keisuke Tanigawa国立西洋美術館でパレスチナ人虐殺反対のパフォーマンス、警察による介入も川崎重工に対して展覧会参加アーティストなど一部有志が企図 2024年3月11日、「国立西洋美術館」で開催された「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」の内覧会で、パレスチナでのイスラエル政府による「ジェノサイド」に反対の意を示す抗議活動が実行された。公安と見られる警察が抗議活動を制止する場面もあり、緊迫する事態となった。 Photo: Keisuke Tanigawa Photo: Keisuke Tanigawa 国立西洋美術館のオフィシャルパートナーである川崎重工業株式会社が、イスラエルと武器貿易を行うことに対する抗議だが、「展覧会出品作家有志を中心とする市民」によって計画実行されたもので、同館や展覧会主催者にとっては、全くの予想外の出来事であったとい
在米イスラエル大使館前で、米空軍の兵士が自分の体に火を付ける事件があった/Mandel Ngan/AFP/Getty Images (CNN) 米首都ワシントンのイスラエル大使館前で25日、男性が自分の体に火を付ける事件があった。米空軍や地元当局によると、男性は米空軍の現役兵だった。 首都警察の発表によると、事件は現地時間の午後1時ごろ発生。首都警察が現場に駆け付け、大統領警護隊(シークレットサービス)の応援にあたった。現場のイスラエル大使館前の通りはシークレットサービスの車両で封鎖されている。 CNNが入手したこの事件の映像では、アーロン・ブシュネルと名乗る男性が「これ以上ジェノサイド(集団殺害)には加担できない」と語り、自分がやろうとしていることはパレスチナ人の苦しみに比べれば取るに足らないと話していた。 続いて地面に記録装置を設置して液体を自分に浴びせかけ、「パレスチナに自由を」と繰
イスラエル、早期選挙求め各地で集会 ネタニヤフ首相の退陣要求―戦闘100日、ガザ死者2万3000人 2024年01月14日21時03分配信 13日、イスラエルの商都テルアビブの高速道路を封鎖するデモ隊(AFP時事) 【カイロ時事】イスラエルの商都テルアビブや北部ハイファなど各地で13日、ネタニヤフ政権に抗議する大規模なデモが行われた。イスラエルのメディアが報じた。参加者はイスラム組織ハマスの攻撃を許したネタニヤフ首相の失態や、パレスチナ自治区ガザで拘束下にある人質の解放が停滞していることを批判。「今すぐ選挙を」と訴え、ネタニヤフ氏に退陣を求めた。 自治政府議長ら、攻撃停止訴え イスラエル首相、ハマス打倒で「良い未来」 テルアビブでは、デモ隊の一部が高速道路を封鎖した。これとは別に人質の家族らの団体による集会も開かれ、12万人が参加したという。 ネタニヤフ氏は13日、記者会見を開き、ハマスと
【10月15日 AFP】イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)との武力衝突をめぐり、世界各地の都市で週末、抗議デモが行われた。 デモは英国、ドイツ、イタリア、デンマーク、スイス、オランダなどの欧州をはじめ、トルコやオーストラリア、米国などでも行われた。パレスチナへの連帯が目立ったが、ドイツや米国ではイスラエルを支持する集会もあった。 英ロンドンでは、英BBCの報道姿勢に抗議して、パレスチナを支持するグループが建物入口に赤いペンキをかけた。 ハマスによる7日の前例のない大規模攻撃を受け、イスラエルは翌8日に「宣戦布告」し、ガザ地区への報復攻撃を続けている。(c)AFP
中東のイスラエルで東アフリカのエリトリアからの亡命を希望する人たちのデモが暴徒化し、地元の警察との大規模な衝突に発展して、100人以上がけがをする事態となりました。 イスラエル最大の商業都市テルアビブで2日、現地のエリトリア大使館が独立30周年を記念するイベントを開催しようとしたところ、エリトリアの現政権に反対しイスラエルへの亡命を希望するエリトリア人が大規模な抗議デモを行いました。 地元メディアなどによりますと、大使館の周辺ではエリトリアの政権支持派と反対派とが衝突し、収拾にあたった地元の警察との衝突にも発展して、あわせて100人以上がけがをしました。 現場からの映像では建物の窓ガラスが割られたり警察車両が破壊されたりする様子がわかり、警察はこれまでに39人を逮捕したということです。 エリトリアでは独立以来、強権的な政治体制が続き、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所によりますと、世界各
イスラエルではこれまで政府のチェック機関だった最高裁の権限を縮小させる法案が成立し、三権分立が骨ぬきにされた。この法案成立に各地で抗議デモが発生しており、イスラエルを代表する企業からの批判も相次いでいる。こうした批判の背景には「戦争を先導しながら兵役につこうとしない」宗教保守派を政府が優遇することへの不満もある。 徴兵制の復活を叫ぶ高齢者のように安全地帯から勇ましい主張をする人々はどの国でもいるが、それが政府ぐるみになった時、拒絶反応が湧き上がるのは不思議でない。 「欧米の飛び地」に広がる抗議デモ 欧米の政府や研究者はしばしばイスラエルを「中東唯一の民主主義国家」と呼ぶ。専制君主国家や事実上の軍事政権が林立する中東において、イスラエルは「欧米の飛び地」のようにみなされてきたともいえる。 しかし、そのイスラエルでは反政府デモが拡大し、ビジネス界や軍をも巻き込んだ政府批判が噴出している。 その
司法制度見直しでデモ激化 近く法案可決、混乱拡大懸念―イスラエル 2023年07月24日07時05分配信 22日、エルサレムでイスラエル国旗を振るデモ隊(AFP時事) 【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ政権が裁判所の権限を縮小する司法制度見直しを再び推し進め、抗議活動が激しさを増している。近く関連法案が国会で可決される見通しで、混乱の拡大が危惧される。 バイデン氏、イスラエル大統領と会談 司法改革への懸念伝達か イスラエルでは最高裁が「合理性」を基準に、政府や閣僚の決定を無効にすることができる。この権限をなくす法案が国会に提出され、11日未明に3段階で行われる読会(全体審議)のうちの第1読会で賛成多数で承認された。23日に第2読会が開かれ、以降、第3読会も行われる予定で、通過すれば関連法案で初めてとなる。 法が成立すれば三権分立が脅かされるとの懸念に加え、それ以外の見直し策もなし崩し的に
イスラエルの直面する危機 2023年07月19日 23:07 イスラエルアメリカの外交政策 イスラエルはどうやら危機に直面している模様です と言っても対外的な危機ではなく、対内的な反ネタニアフの動きと最大の同盟国米とのぎくしゃくです。 尤もこれが今すぐイスラルをどうこうするという訳ではなく、おそらくは何らかの形で何とか納まると思われるが、このままいけば対外的危機よりもイスラエルにとってはより危険な要因かと思われる。 米との關係についていえば、これまでも人権派のバイデンとネタニアフの関係は、良好とは言えませんでしたが、ネタニアフの司法改革政策を巡り、対立は表面化した模様です。 イスラエルメディアは、バイデンがネタニアフに対して、司法改革を拙速に進めることに反対と発言したが、その後米大統領府はそのような趣旨を伝えたが、直接ネタニアフに改革反対を表明したことはないと訂正したと報じています。 (米
6月、警官が配備される中、ストックホルムのモスクの外でコーランを燃やすデモ参加者/Caisa Rasmussen/TT News Agency/Reuters/File (CNN) スウェーデンの当局は、首都ストックホルムにあるイスラエル大使館の外で「モーセ五書」と「聖書」を燃やす抗議活動を許可した。スウェーデンの国営ラジオ局が14日に報じた。 ラジオ局によると、1人の人物が15日に集会を開き、聖書などを燃やす抗議活動を申請していた。 欧州ユダヤ人会議(EJC)は14日、報道向けの発表でスウェーデン当局の判断を「強く」非難。「挑発的にして人種差別的、反ユダヤ主義的で不快感を覚えるこのような行為のための場所はいかなる文明社会にも存在しない」と主張した。 イスラエルのヘルツォグ大統領も、ツイッターに非難の言葉を投稿。自身はイスラエル大統領としてイスラム教の聖典「コーラン」を燃やす行為を非難した
クウェートの首都クウェート市の店舗で、スウェーデンで行われたイスラム教の聖典コーラン焼却デモへの抗議として、スウェーデン製の商品を陳列棚から撤去する従業員(2023年7月1日撮影、資料写真)。(c)YASSER AL-ZAYYAT / AFP 【7月15日 AFP】スウェーデン警察は14日、首都ストックホルムにあるイスラエル大使館前でユダヤ教の聖典トーラー(Torah)などを燃やす行為を含む抗議デモを許可したと明らかにした。イスラエルやユダヤ系団体は猛反発している。 同国では、数週間前にストックホルムの主要モスク(イスラム礼拝所)前でイスラム教の聖典コーラン(Koran)を燃やすデモが行われ、世界中から非難を浴びたばかり。 今回のデモは15日に予定され、ユダヤ教のトーラーと聖書を燃やすとされている。警察への許可申請書によると、コーランを燃やすデモへの対抗措置で、言論の自由への支持を表明する
イスラエルの国会に相当するクネセトは7月10日、司法改革の一環として、政治家の議決の妥当性を最高裁判所が審査することを阻止する法案を第一読会で審議し、11日未明に64対56の賛成多数で承認した。 ベンヤミン・ネタニヤフ首相が率いる連立政権は、夏季会期の終わる7月末までに、第二読会と第三読会での審議を完了させたいとしている(「タイムズ・オブ・イスラエル」紙7月11日)。 法案の第一読会での通過を受けて、11日の早朝からベングリオン国際空港を含むイスラエル全土で大規模な抗議デモが行われた(「i24ニュース」7月11日)。テルアビブ市内では、中央省庁ビルのあるエリエザー・カプラン通りに抗議者が集結し、警察は騎馬隊を使って道路上の抗議者を排除しようとしていた。同通りでの抗議は数百人から始まったが、午前11時過ぎには数千人に拡大したという(「Yネットニュース・ドットコム」7月11日)。
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