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本と経済に関するdeadwoodmanのブックマーク (20)

  • 『学力の経済学』に書かれていた「子どもの学力を上げる方法」まとめ - 俺の遺言を聴いてほしい

    教育では「私は私のやり方で全員一流大学に合格した」みたいな、「個人の体験談」が重んじられがちです。 子どもが全員東大医学部に合格した母親や、ビリから慶應大学に合格したギャル、手の甲に安全ピンを刺し栄養ドリンクを一気飲みしながら勉強して国学院大学に合格した代ゼミの吉野先生など、数え上げればキリがないくらい色々な人が「自分の経験」に基づいて「学力を高める方法」について語っています。 政策決定の場でも「私の経験では〜」と自らの体験談を元に議論を展開していったり、権威がある人の発言を万人に正しいものとして議論を進めるような風潮があったのかもしれません。 一方で、米国では「エビデンスに基づいた教育を行う」という考え方が主流のようです。 2001年にブッシュ政権下で成立した「落ちこぼれ防止法」の中で、「科学的根拠に基づく」というフレーズが111回も使われていました。 「落ちこぼれ防止法」がターニ

    『学力の経済学』に書かれていた「子どもの学力を上げる方法」まとめ - 俺の遺言を聴いてほしい
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/12/23
    “教育が子どもの将来の収入に与える影響を調査した結果、もっとも収益率が高いのは子どもが小学校に入学する前の就学前教育(幼児教育)であることがわかった。”
  • 「人間使い捨て国家」は今、読んでおかなきゃいけない本でした。 - Everything you've ever Dreamed

    明石順平著「人間使い捨て国家」は刺激的なタイトルだが、内容はそれ以上に刺激的である。そして、ブラック企業を容認する国家を糾弾する内容を想像していると(僕はそういう内容と想像していた)、いい意味で裏切られる。なぜなら現在の日社会全般の問題に切り込んでいるからだ。ブラック企業問題に関心がない人に読んでもらいたい。そういう意味で、今、読んでおくべきなのだ。 人間使い捨て国家 (角川新書) 作者:明石 順平 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/12/07 メディア: 新書 ざっくりとした内容は、2000年から現在まで約20年間の労働環境にメスを入れながら、今の日社会の問題点をあぶり出すと共にこれからの日がどうあるべきかの提言である。ブラック企業と対峙している著者なら、ルポ風にブラックな現場に近いルポも書けたはずだ。そのほうが劇的で告発の色合いは濃くなる。だが書はあえ

    「人間使い捨て国家」は今、読んでおかなきゃいけない本でした。 - Everything you've ever Dreamed
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/12/18
    “指摘はシンプルだ。「罰則が軽すぎる」「努力義務しかない」「そもそも罰則がない」。要するにペナルティがペナルティとして機能していないために強い立場にあるものが弱者を搾取し続ける構造が成立している”
  • 「自然災害→経済破綻」その後どうなるのか 最悪のシナリオ

    千葉県に甚大な被害をもたらした台風15号の発生から2週間が経過した。 いまだに停電に苦しむ方や、瓦れきの撤去などで苦労を強いられる被災者が多くおられるにもかかわらず、マスコミの関心は目に見えて落ちている。「危機管理の重要性が浮き彫りになった」なんて総括をしていることからも分かるように、ラグビーだオリパラだと明るい話題へ移っていく気マンマンなのだ。 というわけで、今後はテレビや新聞で被災地のニュースを目にする機会はガクンと減っていくわけだが、「被災地の戦い」はここからが番と言っていい。 千葉県によると、県内の中小企業の被害額が300億円を超える。また、農林水産省も19日朝現在で農林水産関係の被害総額が316億円にのぼると試算し、今後も拡大していくという。つまり、建物の被害回復やインフラ復旧を乗り越えた被災者たちはこれから、「カネ」の問題に立ち向かわなければいけないのだ。 「ご覧ください! 

    「自然災害→経済破綻」その後どうなるのか 最悪のシナリオ
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/09/24
    “『地震や豪雨などの災害というのは、その被災地がもともと抱えていた社会的課題を、短時間で一気に最悪の形で浮かび上がらせる』(P.245)”
  • 理性としての「反緊縮」 - 梶ピエールのブログ

    黒い匣 (はこ) 密室の権力者たちが狂わせる世界の運命――元財相バルファキスが語る「ギリシャの春」鎮圧の深層 作者: ヤニスバルファキス,朴勝俊,山崎一郎,加志村拓,青木嵩,長谷川羽衣子,松尾匡出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2019/04/19メディア: 単行この商品を含むブログを見る 果たして、どれだけの日人が、2015年1月から7月までの間に、ギリシャで起こったことを記憶しているだろうか。このとき、ギリシャではチプラス左派政権が成立し、トロイカ―欧州委員会、ヨーロッパ中央銀行、IMF―が政府に要求する緊縮的な「救済策」の受け入れを拒否する姿勢を鮮明にした。さらには7月には国民投票によってトロイカ案の受け入れが否決されたことで、事態は国際的なニュースとなり、その是非をめぐって活発な議論が繰り広げられた。 その「ギリシャの春」のキーパーソンが、チプラス政権の財務大臣を務めたヤニ

    理性としての「反緊縮」 - 梶ピエールのブログ
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/05/13
    “本書を貫いているもう一つのテーマは、一人の学者がアウトサイダーとしての「魂」を保持したまま、いかにインサイダーとしての「役割」をこなすことができるか、というきわめて個人主義的なチャレンジの物語”
  • いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 - hitode909の日記

    リソースが足りない状態の人間について研究した。そのリソースは時間だったり資金だったりする。 スラック、つまり余裕があることが大事で、100円のおやつとか買うとき、それによって財産が100円減ることを考慮する人は居ない、毎月使えるスラックから支払われることになる。しかし、当に切羽詰まってると、少しのお金を作るために借金し、次の入金は利子の返済に当てることになる。 人間、気になることがあると、判断に使うためにリソースを奪われていって、能力が下がっていく。貧しい状態の人は生まれ持った能力が低いわけではなく、お金や時間の心配をしていることで能力が下がっていくことが実験によって確かめられている。という。 現代日で考えると、テレビに繋いでるレコーダーが残り1時間とか3時間とかで、毎日、次の番組を録画するために、歌まつりを早送りで見続けたり、古いバラエティ番組を消すかどうかで議論したりして時間を

    いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 - hitode909の日記
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/01/16
    “貧しい状態の人は生まれ持った能力が低いわけではなく、お金や時間の心配をしていることで能力が下がっていくことが実験によって確かめられている。という本”
  • Amazon.co.jp: 新版 バブルの物語: ジョン・ケネス・ガルブレイス (著), 鈴木哲太郎 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: 新版 バブルの物語: ジョン・ケネス・ガルブレイス (著), 鈴木哲太郎 (翻訳): 本
  • BIのすすめ反社会学講座ブログ

    ナポリ3区の有権者のみなさま、こんにちは。新党アルデンテ代表パオロ・マッツァリーノでございます。 選挙前恒例、勝手にマニフェスト発表、のつもりで、今回はいつもの思いつきアイデアでなく、以前から調べていたベーシックインカム(長いので以下BIと略します)を提案しようと思ってたら、なんと希望の党が公約のひとつに掲げてるではありませんか。 ただ、党のサイトを見たかぎりでは、具体的なことは一切書かれてないんですよね。ホントにわかってるのかな? なんかこの党、公約のすべてが適当なんです。その証拠に、希望の党は福祉の財源をあきらかにしてません。かたや自民党はどうかというと、財源としての消費税率アップは明言してるものの、あいもかわらず場当たり的な福祉政策ばかり。旧来の福祉が限界を迎えている国難は無視ですか。 となると、合理的な選択肢はこうなります。消費税を10パーセントに上げて、その代わり月額5万円のBI

  • 「人を怒らせたら協力しなくなります」 部下がいる人なら知っておきたい、経済学のこと

    最近の経済学は、これまで「経済学」と聞いてぱっとイメージすることと、ちょっと離れたことが研究対象になっている。 例えば感情だ。 私たちは、人が感情に左右されることを知っている。幸福感でいっぱいならやる気はでるし、なんとなくうまくいかず気分が乗らない日は成果も乏しい。 幸福度が高いと、生産性が高まることを裏付ける研究も進んでいる。大竹さんもいうように、まさに笑う門には福来たるだ。 一方で、感情を軽視すると、人の生産性を下げることにつながるという研究もある。 部下がいるビジネスパーソン必読「怒り」に着目した研究結果が紹介されている。ここは部下をもつビジネスパーソンにとって、まず必読のパートだ。 怒りっぽい上司が怒っているときに、わざわざ話をしようと思う人はいない。「落ち着いたときに話をしようかな」とか「時間を置くか」と考える。 人間が完全に合理的なら、与えられた情報に基づく意思決定は、感情に左

    「人を怒らせたら協力しなくなります」 部下がいる人なら知っておきたい、経済学のこと
    deadwoodman
    deadwoodman 2017/09/10
    “能力が同じなら、助け合う必要もない、所得再分配も必要がない」となったのではないか、と大竹さんは考察する。 競争を否定した結果、助け合いに否定的な傾向が強まるとするなら、なんとも皮肉な結果だ”
  • 森永卓郎推薦 "正しく"経済を知る10冊 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)

    森永さんおすすめの10冊 <初級編> 『入社1年目から差がついていた! お金が貯まる人は何が違うのか?』工藤将太郎(すばる舎リンケージ) この一冊でお金が貯まる仕組みづくりを習得できます。わかりやすい、まさに“経済の入門書”。 『経済学の95%はただの常識にすぎない』ハジュン・チャン(東洋経済新報社) マクロ経済学から経済学史まで、大学の経済学部で学ぶことをすべて網羅。 『108年の幸せな孤独』中野健太(角川書店) 移民として90年近くキューバで暮らしてきた日人男性の人生から、資主義経済の外側にある“当の幸せ”の意味を学ぶことができます。 <中級編> 『機会不平等』斎藤貴男(岩波現代文庫) 小泉政権による構造改革以降、エリート層と、機会すら平等に与えられぬ層の差はさらに拡大。書は小泉改革以前に新たな階級社会の出現を予言し、警鐘を強く鳴らしたルポ。 『新自由主義の自滅』菊池英博(文

    森永卓郎推薦 "正しく"経済を知る10冊 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)
  • Amazon.co.jp: なめらかなお金がめぐる社会。 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。: 家入一真: Digital Ebook Purchas

    Amazon.co.jp: なめらかなお金がめぐる社会。 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。: 家入一真: Digital Ebook Purchas
  • 普通の人がお金のことについて勉強しておくべきこと - ゆとりずむ

    こんにちは、らくかちゃです。 何のタイミングなのかはわかりませんが、最近『お金のこと』に関する記事が流行っていますね。 そういえば、わたしのフレンズもこんな記事を書いていたような気がします。うん・・・、まあね。間違ったことは書いてないし、知ってて損はないと思う。でもなんだかなー、なーんかここ最近の記事を読んでると ちーがーうーだーろー!! って感じがするんだよね。なんだろう、ふわっとして地に足がつかない感じ。善いこと言ってるのは分かるけど、大多数の人が知りたいものと大きくズレてる感じ。数字の話を聞いていたはずなのに、あれれ、哲学かな?それとも宗教なのかな?って内容ばっかなんだよね。 『若い内からもっとお金のことについて勉強することが必要だ。学校の授業でも取り組むべきだ!』といった意見はよく耳にします。屋さんに行って、お金に関するのコーナーに覗くと、これでもかってほど『どうやってお金を殖

    普通の人がお金のことについて勉強しておくべきこと - ゆとりずむ
  • ベーシックインカムと緊縮財政 - 経済を良くするって、どうすれば

    ベーシックインカム(BI)への支持が広がらない最大の理由は、「生産していないのに、どうして消費が許されるのか」という素朴な疑問だろう。ルトガー・ブレグマン著『隷属なき道』は、面白さに満ちていたが、これには答えていない。「お金を集めても、消費も投資もしない者がいる」という論理とセットにしないと、社会制度としてBIが不可欠になるという主張は、成り立たないように思う。 ……… ルトガーの主張のうち、「貧困の解決には、お金を与えるのが一番」というのは、なかなか説得力がある。ホームレスに3000ポンドを与える実験、ケニアでフリーマネーを与える援助を取り上げつつ、歴史をたどり、カナダ・ミンガムでの試み、50年前の米国での保障所得実験、ガルブレイスやトービンらが賛同したニクソン政権の家族支援計画、そして、福祉の失敗例とされるスピーナムランド制度の評価が覆されたことなどを語る。 残念ながら、家族支援計画は

    ベーシックインカムと緊縮財政 - 経済を良くするって、どうすれば
  •  ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか』 - 西東京日記 IN はてな

    一言でいえば新自由主義批判のですが、新自由主義がいかに格差社会を生み出したか、というような批判ではなく、新自由主義が政治の語彙を経済の語彙に変えてしまい、それが政治を歪めているということを、フーコーの『生政治の誕生』における「統治」の概念を用いながら批判的に分析しています。 と、書くと、読んだ人であれば稲葉振一郎『政治の理論』を思い出すかもしれません。 稲葉振一郎の『政治の理論』でも、フーコーが『生政治の誕生』で打ち出した「統治」の概念をキーに現代社会における政治の変容が分析されていました。古代ギリシャのポリスなどで行われていた「政治」にかわって、近世になると政治の場に権力による「統治」が持ち込まれ、それによって社会問題を解決することが期待されるようになってきたというのです。 ただ、違うのはこのの著者のブラウンが「左翼」だということ。著者は自らをの中でも「左翼」だと言っていますし、フ

     ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか』 - 西東京日記 IN はてな
    deadwoodman
    deadwoodman 2017/07/16
    “本来「統治の倫理」が適用されるべきところにまで「市場の倫理」が幅を利かせ、それが社会を蝕んでいる”←ハーバーマスの「システムと生活世界」や、ラトゥーシュのデクロワサンスを思い起こさせる。
  • 「新自由主義」の妖怪 - 新自由主義という「段階」?  稲葉振一郎 | ウェブマガジン「あき地」 2015.9.30

    これから「新自由主義とは何か?」という題目でしばらくお話をしたいと思います。 この題目は亜紀書房さんの方からいただいたもので、私自身としてはこの題目、ことに「新自由主義 neo liberalism」という言葉を使うことに何がしかの戸惑いやためらいがないわけではありません。どういうことかと言うと、この言葉多分に実体がない――具体的にまとまったある理論とかイデオロギーとか、特定の政治的・道徳的立場を指す言葉というよりは、せいぜいある種の「気分」を指すもの、せいぜいのところ批判者が自分の気に入らないものにつける「レッテル」であって「ブロッケンのお化け」以上のものではないのではないか、という疑いがどうしても抜けないからです。 この問題については拙著『「公共性」論』(NTT出版)で簡単に論じましたので、個人的には「もういいか」という気持ちもあったのですが、今回少し気分を変えて、新しい角度からこの問

    「新自由主義」の妖怪 - 新自由主義という「段階」?  稲葉振一郎 | ウェブマガジン「あき地」 2015.9.30
  • Amazon.co.jp: 検証 日本の「失われた20年」―日本はなぜ停滞から抜け出せなかったのか: 船橋洋一: Digital Ebook Purchas

  • 『大不平等』 グローバリゼーションは格差をもたらしたのか? - HONZ

    グローバリゼーションにブレーキがかかり始めた。欧州での右派政党台頭、トランプの保護主義的政策だけでなく、これまで移民を優遇してきたシンガポールやオーストラリアなどでも就労ビザの厳格化が進み、国境を隔てる壁は日々高くなっている。世界は、グローバリゼーションの何を恐れているのか。絶望的なほどの格差を生み出した真犯人は、グローバリゼーションなのか。グローバリゼーションの流れをとめることで、誰が幸せになり、誰が不幸になるのか。 意外に思われるかもしれないが、1988年から2008年におけるグローバリゼーション最大の「勝ち組」は中間層だった。ここでいう中間層とは文字通り、世界の所得分布で50パーセンタイルに位置する人々のことを指す。20年で実質所得を大きく伸ばしたこの中間層の多くは中国、インドやタイなどに暮らすアジアの新興経済圏の人たちであり、日のような先進国に暮らす人のほとんどは当てはまらない。

    『大不平等』 グローバリゼーションは格差をもたらしたのか? - HONZ
  • 「新自由主義」の妖怪 - 新自由主義という「段階」?  稲葉振一郎 | ウェブマガジン「あき地」 2015.9.30

    これから「新自由主義とは何か?」という題目でしばらくお話をしたいと思います。 この題目は亜紀書房さんの方からいただいたもので、私自身としてはこの題目、ことに「新自由主義 neo liberalism」という言葉を使うことに何がしかの戸惑いやためらいがないわけではありません。どういうことかと言うと、この言葉多分に実体がない――具体的にまとまったある理論とかイデオロギーとか、特定の政治的・道徳的立場を指す言葉というよりは、せいぜいある種の「気分」を指すもの、せいぜいのところ批判者が自分の気に入らないものにつける「レッテル」であって「ブロッケンのお化け」以上のものではないのではないか、という疑いがどうしても抜けないからです。 この問題については拙著『「公共性」論』(NTT出版)で簡単に論じましたので、個人的には「もういいか」という気持ちもあったのですが、今回少し気分を変えて、新しい角度からこの問

    「新自由主義」の妖怪 - 新自由主義という「段階」?  稲葉振一郎 | ウェブマガジン「あき地」 2015.9.30
  • "貨幣や宗教は虚構"「サピエンス全史」ユダヤ人著者が語ったこと。

    3つの革命1万2千年前、狩猟採集から農耕への移行「農業革命」が起きた。ハラリ氏は、人類の生活は豊かになったという解釈は偏っており「史上最大の詐欺だった」と主張する。 「どの観点から見るかで変わります。たしかに農業革命によって人間は大きな集団的な力を得ました。都市、国、帝国といった集団ができました。貿易、経済成長、技術革新も生まれました」 単位面積当たりに得られる物は増え、人類の数は指数的に増えた。 「一部のエリート、例えば、王、牧師、王侯貴族といったような人々の生活は、非常に改善されました。歴史は、そうした一部の王侯貴族の見方や、人間の集団的なパワーという観点から述べられます。そうした場合、農業革命は大きな前進だったと言えます」 ただ、大半の人たちにとって、生活の質は悪化したという。 「人間の体や脳は、木に登ったり、動物を追ったりという狩猟採集生活に適応するように発達してきました」 「と

    "貨幣や宗教は虚構"「サピエンス全史」ユダヤ人著者が語ったこと。
    deadwoodman
    deadwoodman 2017/05/26
    “虚構は重要で、価値があるものだと思います。なければ社会は成り立たない。例えば、貨幣がなければ、今の経済は明日にでも崩壊してしまう。”
  • 『バブル 日本迷走の原点』バブルを知らない我らが世代に送る 客員レビューby 岩瀬 大輔- HONZ

    「岩瀬君のようにバブルを知らない世代に読んで欲しいを書いている」 バブル時代に日経証券部のキャップとして大活躍したジャーナリスト、永野健二氏からそのように言われていたが、ようやく上梓された。 あの時代をMOF担として渦中で過ごし、最近では読売新聞の書評委員として筆をふるう当社の出口会長をして、「あのバブルの時代は何だったのか、誰かにきちんと総括してほしいとずっと渇望していた。やっと読み応えのある1冊に出会った気がする。」と言わしめた一冊である。 私なりに書の内容を整理すると、次の通りである。 1973年の変動相場制への移行とオイルショックを受けて、80年代には世界的な金融の自由化が進み、膨大な量のマネーが世界中を動き回るようになる。日米独の当局は米国の不況脱出を後押しするドル安為替介入・金利引き下げなど協調的なマクロ経済政策を実施するが、国内で求められる経済政策とは必ずしも整合性が取

    『バブル 日本迷走の原点』バブルを知らない我らが世代に送る 客員レビューby 岩瀬 大輔- HONZ
  • 楽市楽座が皮肉にも本能寺の変を成功させた - ウェブ1丁目図書館

    1582年6月2日に京都で能寺の変が起こりました。 天下統一までわずかなところまで来た織田信長を家臣の明智光秀が討ち取り、再び世の中は戦国乱世に逆戻りするかに思われたのですが、その後、豊臣秀吉が明智光秀を倒し順調に天下を統一していきました。 明智光秀が謀反を起こし、織田信長を討ち取った理由はいろいろと噂があります。どの噂も納得がいくものですが、真意は明智光秀に聞いてみなければわかりません。でも、明智光秀が能寺の変を成功できた理由は容易に想像できます。 既得権益を破壊した織田信長 多くの人の織田信長に対する印象は、恐ろしい性格の持ち主といったものでしょう。既得権益の破壊者という印象を持っている方も多いはずです。 織田信長は、これまで大きな権力を持っていた比叡山を焼き討ちしたことで知られています。この時に女性や子供まで虐殺したことから恐ろしい性格の持ち主だという印象が持たれたのでしょう。そ

    楽市楽座が皮肉にも本能寺の変を成功させた - ウェブ1丁目図書館
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