表のブログでは現在、母子の健康と代替医療というシリーズを書いているところなのですが、自分がこの問題に興味を持つ切っ掛けとなったゼンメルワイスの物語を紹介してきました。本日、無事物語の最終話を書き上げました。是非皆様にも知っていただきたいお話しなのですが、私の読んだ本、『医師ゼンメルワイスの悲劇』は既に絶版となっておりました。読ませる文章を苦手とするどらねこが長文に挑戦したのはそういう理由が在ったからです。 ところで、最終話を書くに当たり悩んだことがありました。当初はお涙頂戴的な狙った文章にしようかな、と考えておりました。彼の話をマクラに、代替医療によってもたらされ得る被害を感情面に訴えて糾弾する事を考えていたのです(無意識のうちに)。しかし、彼の業績を調べるうちに、そんなので良いのか?そう悩むようになりました。彼は自分を妨害した者達に対してさえも感情的に反論しませんでしたし、糾弾を目的とし