弘前公園の桜の記事の最後として、その管理技術の高さを象徴する2本のソメイヨシノを紹介します。 公園東側の北寄り、中央高校口を入るとすぐ、市公園緑地課や公園緑地協会が入る「緑の相談所」という茶色の建物がある。建物自体目立たないが、その裏手にひっそりと大きなソメイヨシノがある。 実は通りにこういう看板が立っているのだけど、日本最大幹周(日本一太い)のソメイヨシノ 説明板を抜粋すれば「地上1.3メートルの幹周:537センチ、樹高:約10メートル。環境省の調査で日本最大幹周のソメイヨシノとされた。植栽時期は明治15年の可能性もあるが、少なくとも明治34年には植栽されていたものと思われる。」 確かに太い もう1本は内濠越しに天守閣を見上げる東内門の前。 右が東内門 目立つ案内看板はなく、ごく普通のソメイヨシノの1本だと気に留めずに通り過ごしそうだが、この木は現在の「さくらの町弘前」の原点とも言える、