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ブックマーク / intmed.exblog.jp (16)

  • 化学物質過敏症、その原典:MCS ・・・ | 内科開業医のお勉強日記

    冒頭にのべるが、わたしは化学物質に関わるアレルギー、粘膜障害などの臓器障害を否定しているのではない。化学物質過敏症(MCI)なる特定の疾患概念に関してかねがね疑問を感じており、そして、背後に取り巻くものに対して疑念をもっているのである。 「化学物質過敏症」に無理解 生徒が加古川市を提訴(神戸新聞  2007/10/03) 三年前まで加古川市立中学校に通学していた男性(17)=静岡県伊豆市=が、自身の「化学物質過敏症」への配慮を求めたのに、学校側の無理解や周囲のいじめで症状が悪化したとして、三日までに、同市を相手に治療費や慰謝料など約九千四百万円の損害賠償を求める訴えを神戸地裁姫路支部に起こした。 (略) これに対し、加古川市教委は「いじめは加害者を特定できなかったが、クラス全体を指導し再発はなかった。教科書のインクを避けるため授業のDVDを作って届けるなど、配慮はしており提訴は残念」として

    化学物質過敏症、その原典:MCS ・・・ | 内科開業医のお勉強日記
    doramao
    doramao 2013/12/28
  • 国は、ナイシトールなどの麻黄含有製品を放置し続けるつもりか? | 内科開業医のお勉強日記

    メタボ対策と言いながら、盛んにコマーシャルしている・・・「ナイシトール85」・・・中身は防風通聖散料乾燥エキス 2.5gである。 成分のひとつは麻黄であり、この防風通聖散もmao (ephedra herb)のひとつであることは皆知っているのだろうか? * 防風(ボウフウ) 0.60 * 黄ごん(オウゴン) 1.00g * 大黄(ダイオウ) 0.75g * 芒硝(ボウショウ) 0.60g * 麻黄(マオウ) 0.60g * 石膏(セッコウ) 1.00g * 白朮(ビャクジュツ) 1.00g * 荊芥(ケイガイ) 0.60g * 連翹(レンギョウ) 0.60g * 桔梗(キキョウ) 1.00g * 山梔子(サンシシ) 0.60g * 芍薬(シャクヤク) 0.60g * 当帰(トウキ) 0.60g * 川きゅう(センキュウ)  ? * 薄荷(ハッカ)  0.60g * 滑石(カッセキ) 1.5

    国は、ナイシトールなどの麻黄含有製品を放置し続けるつもりか? | 内科開業医のお勉強日記
    doramao
    doramao 2012/10/25
    ナイシトールは麻黄(エフェドラ)含有の漢方薬という話。で、それが安易な使用を促すようなCMが流れてて、それに対する危険情報が足りないんじゃない?という事。どらもそう思う。
  • アパートにおける他世帯からの子供の受動喫煙 | 内科開業医のお勉強日記

    Tobacco-Smoke Exposure in Children Who Live in Multiunit Housing Pediatrics Vol. 127 No. 1 January 1, 2011 pp. 85 -92(doi: 10.1542/peds.2010-2046) 5002名の子供の検討で、間接喫煙暴露73% 孤立住宅の45%ほどコチニン濃度増加、この増加は白人住民の212%、黒人住民の46%増加に相当 人種・民族毎の違いには有意差認めず どのレベルのコチニンのカットオフでもアパート住居子供のタバコ暴露率は高い 住居形態が大きな影響を与える Pediatrics誌 online版 2011年1月号 多世帯住宅に住む子供において、たばこ暴露が問題となるという話。 Children Living in Apartments With Nonsmoking Adult

    アパートにおける他世帯からの子供の受動喫煙 | 内科開業医のお勉強日記
    doramao
    doramao 2010/12/13
    あ~、コレなんかわかる。ウチは冷房無いので夏は解放しているんだけど、近隣からの煙が気になる事あるんですよね。
  • NHKの問題番組 ためしてガッテン・・・今度は”LOH症候群”・・・ | 内科開業医のお勉強日記

    NHK全体がおかしいようだが、自覚症状ないようだ 特に、ためしてがってん の 暴走ぶりは目に余る e.g. 抑肝散、眼瞼下垂、ロコモ、肺炎ワクチン、血液どろどろ・さらさら、イソフラボン一方的善玉説・・・ 一部の医師たちの主張だけで、番組作り・・・中にはあきらかに、背後の製薬会社の存在を示唆するような番組作りがなされている。インサイダーも可能なはず・・・NHKは内部調査すべき 今回取り上げたLOH 症候群って、一般的なのだろうか? pubmed検索しても、重複を含めても210程度しか検索されない http://eutils.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/eutils/erss.cgi?rss_guid=1-KHXJhm35hiwQ2oWKouVtj_EH_XvRFkMUJHrgub84_GD7sYDV 要は、”男性更年期”の隠れ蓑病名 この病名に対しては、かなり批判があり、

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    doramao
    doramao 2010/11/18
    だよな
  • STAR 3 研究:1型糖尿病:Sensor-Augmented Insulin-Pump Therapy は有意に糖化ヘモグロビン改善 | 内科開業医のお勉強日記

    STAR 3 研究:1型糖尿病:Sensor-Augmented Insulin-Pump Therapy は有意に糖化ヘモグロビン改善 STAR 3 Study Original Article Effectiveness of Sensor-Augmented Insulin-Pump Therapy in Type 1 Diabetes R.M. Bergenstal and Others June 29, 2010 (10.1056/NEJMoa1002853) 1年間多施設ランダム化対照トライアルで sensor-augmented pump therapy (pump therapy)+ inadequately controlled type 485名regimen of multiple daily insulin injections (injection therapy

    STAR 3 研究:1型糖尿病:Sensor-Augmented Insulin-Pump Therapy は有意に糖化ヘモグロビン改善 | 内科開業医のお勉強日記
    doramao
    doramao 2010/06/30
    1型糖尿病者に対する sensor-augmented pump therapy による、glycated hemoglobin 改善作用。
  • Standards o fMedical Care in Diabetes — 2010 | 内科開業医のお勉強日記

    目新しいもの・・・気づかなかった。 Standards o fMedical Care in Diabetes — 2010 AMERICAN DIABETES ASSOCIATION http://rincondocentemfyc.files.wordpress.com/2010/01/standmedcarediabetes2010.pdf 診断クライテリア

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  • 自閉症スペクトラム障害を一般の人は、ライフスタイル変化や科学技術の変化のせいにしたがる | 内科開業医のお勉強日記

    A qualitative analysis of lay beliefs about the aetiology and prevalence of autistic spectrum disorders Child: Care, Health and Development. 10.1111/j.1365-2214.2009.00994.x About DOI ここ20年、" autistic spectrum disorders "と診断された子供が増加ししている。 自閉症スペクトラム障害診断頻度増加の理由づけは、一般の人と医療専門家とに明確な相違があることが見いだされた。 専門家は診断的実践的理由の結果であると考え、多くの一般人は症例数の増加が絶対的に増加していると考えている。 Exeter・Bristol大学の研究結果によれば、一般の人たちは、自閉症が激増し、それは、現代のテクノ

    自閉症スペクトラム障害を一般の人は、ライフスタイル変化や科学技術の変化のせいにしたがる | 内科開業医のお勉強日記
  • 超低炭水化物はせっかくの体重減少による情緒改善効果を減弱させる | 内科開業医のお勉強日記

    脳はブドウ糖が主なエネルギー源・・・で、貯蔵が利かない・・・やっかいな機能(http://www.fi.edu/learn/brain/carbs.htmlダイエットにおいて、低炭水化物がはやってるが・・・やはり正当性に疑問が・・・ Long-term Effects of a Very Low-Carbohydrate Diet and a Low-Fat Diet on Mood and Cognitive Function Arch Intern Med. 2009;169(20):1873-1880. ・エネルギー減少、超低炭水化物、低脂肪(LC) ・等カロリー高炭水化物、低脂肪(LF) 肥満患者における、これら2つの事の、12ヶ月における、情緒、認知機能への影響 両ダイエットとも同様な体重減少で、約14kg LCと比較すると、LF事は心理的情緒状況や情動の改善をもた

    超低炭水化物はせっかくの体重減少による情緒改善効果を減弱させる | 内科開業医のお勉強日記
  • 内科開業医のお勉強日記 : 親のワクチン拒否にどう対応するか!

    どこの国も反ワクチン運動によりそそのかされたワクチンへの懐疑、疑念が市井に漂っているようだ。 日米で決定的に違うのは、米国のまともなメディアは、奇異な意見に対しては、必ず、権威ある専門家の主張をカウンターパートとして提示することである。 ところが、日では、出版部数の多い新聞社でも、反ワクチン運動の扇動に乗って一方的に有害性を強調し、”前橋リポート”のような取るに足らない報告を金科玉条のごとく扱い無益性をあおっている。 出版部数2番目といえども、Quality Paperではないという証明なのだろうが・・・ なりを潜めていた朝日新聞のアンチ・ワクチンキャンペーン、形を変え、2009年9月29日朝日新聞31面「検証昭和報道」として、芽ぶいている。元国立公衆衛生院感染症室長、母里啓子氏を浜六郎氏の代替として反ワクチングループの旗手としてご指名しているように思える。朝日新聞系週刊誌AERA 20

    内科開業医のお勉強日記 : 親のワクチン拒否にどう対応するか!
  • 低炭水化物ダイエット(アトキンス・ダイエットなど)は血管修復を阻害する | 内科開業医のお勉強日記

    低炭水化物ダイエット(LCHP) の長期影響 Atkinsダイエットのような低炭水化物・高脂肪は、体重はたしかに減るようなのだが、何が悪いのだろう・・・といわれたとき、反論しようがなかった。せいぜい、一過性の現象で、もとに戻りますよ・・・程度だった。 低炭水化物・高脂肪(Atkins)の減量効果( A TO Z Weight Loss Study)の結果と疑問 2007-03-07 あるある大辞典:炭水化物(Atkins)ダイエット礼賛番組 2005-01-09 だが、LCHPが直接、血管新生・修正を阻害するという知見がもたらされた。 炭水化物摂取を減らし、蛋白・脂肪摂取を増やすことで、肥満者の体重減少を有意にもたらす。 しかし、マウスの研究で、低炭水化物ダイエットにて、心血管系にネガティブな影響をもたらし、コレステロール増加、炎症性マーカー増加をもたらす。 Shi Yin Foo

    低炭水化物ダイエット(アトキンス・ダイエットなど)は血管修復を阻害する | 内科開業医のお勉強日記
  • 内科開業医のお勉強日記 : 親の15%が幼児にサプリ 過剰摂取「有害の恐れ」 :行政・メディアの意図的?不作為

    http://www.excite.co.jp/News/society/20090706/Kyodo_OT_CO2009070601000081.html 親の15%が幼児にサプリ 過剰摂取「有害の恐れ」 幼児の保護者の15%が、ビタミンなど特定の成分を濃縮した健康品のサプリメントを、子どもに与えていることが6日、国立健康・栄養研究所の調査で分かった。保護者の6割は「栄養補給」が利用目的と回答。生活に何らかの改善が必要と感じて、サプリに頼る実態が浮かんだ。研究所は「身体に必要な成分でも安易に与え続けると過剰摂取につながり、幼児に有害な作用が出る恐れがある」と注意喚起している。 アメリカの報告だと、約34%(SE 1.2)がビタミン・ミネラルサプリメントを直近1ヶ月使用報告。 多くが医学的に適用外で、弊害を引き起こす可能性がある Vitamin and mineral suppleme

    内科開業医のお勉強日記 : 親の15%が幼児にサプリ 過剰摂取「有害の恐れ」 :行政・メディアの意図的?不作為
  • 山本病院詐欺事件:おそまつなNHKの医学的認識 これで公共放送と言えるのか? | 内科開業医のお勉強日記

    2日前の話題で恐縮なのだが・・・ 7月2日、午後7時のNHKニュースをみていたら、例の”山病院の架空心臓カテーテル検査”事件のことで、”部屋の中を走り回らせたりして、わざと狭心症をおこさせて・・”とアナウンサーが述べてた。 聞き間違いかな? ・・・ と おもったら、昼間には“ルームランナーで”などと報道してたらしい 負荷心電図というものがあるということを警察とNHKは知らない様だ http://lohasmedical.jp/blog/2009/07/post_1878.php#more TB:http://lohasmedical.jp/mt/trackback/2159 ”トレッドミルによる負荷心肺機能検査”は循環器必須の検査なのに・・・ルームランナー呼ばわり 山病院・架空請求がホントだとすると、とんでもない詐欺事件で、厳罰に処してほしい。 だが、私たち一般医家が恐れるのは・・・警

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    doramao
    doramao 2009/07/06
    レントゲン写真と止血帯に幻惑された?
  • 臓器移植法衆議院議決の中、ふざけた議員たちの実名報道を! | 内科開業医のお勉強日記

    昨日、所用でほとんどテレビなどを見ることができなかったのだが・・・朝、新聞を見て驚いた 採決では異様な光景もあった。笑い声ややじ・・・。賛成、反対両方の木札を壇上まで持っていき、投票行動を茶化すような議員がいた。 「脳死は人の死」に・・・という 臓器移植法の衆議院会議議決 (産経新聞 H21.6.19朝刊) 我々が選んだはずの議員たち・・・さぞ真剣に投票していると思いきや・・・ ふざけた行動をとった議員の実名を報道してほしい! 可決された法案 2006年3月31日第164国会衆法第14号 ”脳死”と”移植”に関して現実味がない、ほとんどの人たち・・・でも、ある日突然、人や身近な人に降りかかるかもしれない問題でもある。 "8年前に「脳死」と診断されながら生き続けているお子さん"のテレビ報道が頻回に流されるようになった・・・これが議決時の投票行動に影響をあたえたとフジテレビ朝の番組で報じて

    臓器移植法衆議院議決の中、ふざけた議員たちの実名報道を! | 内科開業医のお勉強日記
    doramao
    doramao 2009/06/19
    ここで実名を公表するのがメディアの役割だろう!何をやっているんだ。
  • 厚労省の愚?:化学物質過敏症保健病名へ? | 内科開業医のお勉強日記

    CSという略号を使っていることから、“MCSとは別の概念”を作り上げたのか? ”multiple"というところがポイントなのに・・・何らかの別のエビデンスでも出現したのか? ”毎日新聞”なので、ソースとして信用できないが、厚労省が愚の選択を行った? 化学物質過敏症:10月から病名登録、70万人救済に道 2009年6月12日 2時30分 http://mainichi.jp/select/today/news/20090612k0000m040141000c.html(魚拓) さしあたり、以前のブログ記載を再掲しておく 内科開業医のお勉強日記 : 化学物質過敏症 2005年6月13日・化学物質過敏症というのは、MCSでないというなら、日独特の概念である。 ・MCSであるとすれば、日語訳を正しく変更すべきであり、この疾患概念の必要性、心身的な問題からとらえる必要性がある。疾患概念が確立して

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  • ワクチン拒否者について | 内科開業医のお勉強日記

    ジャーナリストとやらが、アンチ・ワクチンにいかに洗脳されているか、今までも取り上げてきた木村太郎談「はしかで死ぬ人よりもワクチンで死ぬ人が多い」 2008年 02月 25日 はしか:”現状は世界の恥” : 日の世相・メディアによる健康被害の実例 2007年 05月 09日 彼らの無知?あるいは、商売上の反ワクチン的言動による社会的損失は計り知れないものがある。 “ワクチン拒否は個人の疾病リスクを増加させるだけでなく、社会全体のリスクを増加させてしまう。 ワクチンによる予防効果の結果、いくつかの疾患が減少した結果、大衆の記憶が薄れ、特定の患者のワクチンリスクに関心が移り、リスク・ベネフィットが、ワクチンリスク偏重となる。” 日における、反ワクチングループと大多数のマスコミ、それらに影響された司法判断のにより、“ワクチン接種禍”騒動・・・真犯人はもちろん長期的観点や一時の感情的バッシングに

    ワクチン拒否者について | 内科開業医のお勉強日記
    doramao
    doramao 2009/05/07
    「桝添厚労大臣は大衆迎合的な一時しのぎの対応ばかり・・・マスコミ報道に左右され、一部の患者団体の意向にふらふら」「負の経験を日本は積み重ねているのである」
  • うがいの予防エビデンス無し?  ・・・ あるだろ! 適当なこと言うな・・・東大医科研・東北大学 | 内科開業医のお勉強日記

    009年2月6日 23時16分 (http://www.excite.co.jp/News/society/20090206/Cabrain_20504.html) うがい、実はインフル予防に効果ない? 風邪やインフルエンザの感染予防法として効果があるとされている「うがい」。しかし、実は全く科学的根拠がなく、予防効果はないかもしれない―。2月6日に東京都内で開かれた講演会で、2人の研究者が「うがいの予防効果」に疑問を投げ掛けた。 インフル患者、前週の1.8倍に 文部科学省の「振興・再興感染症研究拠点形成プログラム」の一環として開かれた公開講演会「新型インフルエンザ研究最前線~3人のトップ科学者が語る」(主催=文科省、理化学研究所感染症研究ネットワーク支援センター、東大医科学研究所)で、東大医科学研究所の河岡義裕教授と東北大大学院医学系研究科の押谷仁教授が、それぞれうがいについての見解を示し

    うがいの予防エビデンス無し?  ・・・ あるだろ! 適当なこと言うな・・・東大医科研・東北大学 | 内科開業医のお勉強日記
    doramao
    doramao 2009/02/12
    近頃は街中の耳鼻科ですら、ヨード系うがい薬の無効性を説いているというのにこの有様。消毒薬は傷、粘膜に使用するなよ、話がごっちゃになるし。
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