先月、病院内で女性看護師1人が新型コロナウイルスに感染した、市立函館病院の院長が、HBCのインタビューに答え、院内感染を通じて得た教訓などを語りました。 「感染の症状が特徴的で重症感が強ければ(医療従事者も)みな気を付ける。病気としては軽く、なおかつほかの人にウイルスを移すという人がたくさんいるのが、この病気を簡単には封じ込められない一つの要素になっているのだろう」(市立函館病院・森下清文院長) 先月22日、市立函館病院の女性看護師が、新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。女性看護師は、道内4人目の感染となった七飯町の男性町議に、病院内の「問診センター」で接触していました。 「のどが痛くて風邪みたいということで近くの医院に通って、なかなか良くならないので、CTをとったら、2月13日、両側に肺炎があるということで、じゃあこれは大きい病院に行って診てもらったほうがいいということで
19日午後、北斗市の高校で体育大会に参加していた生徒14人が熱中症の症状を訴え病院に運ばれましたが、全員症状は軽いということです。 19日午後2時20分ごろ、北斗市向野の道立大野農業高校の職員から、「体育大会で生徒が熱中症の症状を訴えている」と消防に通報がありました。 消防によりますと、グラウンドにいた1年生から3年生の男女14人が手足のしびれや過呼吸など熱中症の症状を訴え、病院に運ばれ手当てを受けましたが、全員症状は軽いということです。 高校によりますと、19日は体育大会が開かれ、午後1時半ごろから全校生徒が参加して長なわとびが行われていましたが体育大会は中止されました。 気象台によりますと、北斗市の日中の最高気温は25度とほぼ平年並みでした。 【道教委が熱中症対策を通知】 学校の熱中症対策については北海道教育委員会が19日、道内すべての公立学校に対策を徹底するよう求める通知を出しました
道南の森町で介護予防のための“ご当地体操”が作られました。 その名も、「森町さくら体操」。 町の夏祭りで毎年使われている「オニウシソイヤ」という曲に合わせて行います。 体操を考えたのは、老人保健施設の若手職員たちです。 このうち、森町名物のイカめしの動きは、足を前に出して伸ばしていきます。 このほか、森町がソメイヨシノが咲く桜の名所であることにちなんだ動きもあります。 体操では、曲に合わせて15種類の動きを行います。 実際に踊ったお年寄りからは、「この体操のおかげで転ばなくなりました」「年を取ると動きが鈍くなります。この体操で、これからも頑張っていきたいと思います」といった感想が聞かれました。
道内のインフルエンザの患者数は1医療機関あたり平均で45人あまりにのぼり、基準の30人を超えたため、この冬初めて警報レベルになりました。 前の冬のピークの2倍近い水準で、道などはマスクの着用や手洗いなどの予防対策を呼びかけています。 道立衛生研究所のまとめによりますと、道内では今月4日までの1週間で1つの医療機関あたりのインフルエンザの患者数は前の週の平均26.85人から大幅に増え、平均で45.38人でした。 前の冬で最も多かった22.96人の2倍近くにのぼり、流行が拡大していることがわかります。 国は1医療機関あたりの患者数が30人を超えると警報レベルとしていて、道内はこの冬初めて全体で警報レベルとなります。 保健所別にみると、中標津が96.33人、八雲が93.33人、深川が61.33人などと多くなっています。 道はマスクの着用や手洗い、それに部屋の湿度を保つなど、予防対策を呼びかけてい
がんで亡くなる人やがんになる人を減らそうと函館市で「がん対策サミット」が開かれました。 この「がん対策サミット」は、函館市や地元の医療機関などでつくる「函館・道南がん対策応援フォーラム」が函館市公民館で開いたもので、市民らおよそ100人が参加しました。 はじめにがん対策の拠点病院となっている函館五稜郭病院の中田智明病院長が講演し、喫煙をやめたり塩分を控えたりして生活習慣を変えることで、がんになる確率が低くなることやがんの早期発見でがんが治ることを強調しました。 この後、函館市の工藤寿樹市長や地元の医師会の会長らが議論し、子どものころからがん予防の知識を学び、がんにならない生活習慣を身につけることが重要だといった意見が出ました。 参加した市民は、「子どもたちへの教育が重要だと感じました。がんで亡くなる人が減るといいと思います」と話していました。
地方自治体は医療費の一割を負担しています。 高齢化によって医療費が増えると自治体の財政を圧迫するおそれがあります。 こうした中道南の江差町などの南桧山地方では病気の悪化を防ぐことで医療費を減らそうという取り組みが進められています。 江差町や上ノ国町など5つの町からなる道南の南桧山地方では高齢化率が35%に達しています。 医療費の負担が増え続け一部の町では医療費の予算の不足を一般財源からの繰り入れで補う状態が続き、財政を圧迫しています。 このため、医療費を減らすため江差保健所などは治療にお金がかかる糖尿病の重症化を防ぐ取り組みを行っています。 この取り組みとは患者の家にまで出向いて生活のアドバイスをする訪問指導です。 まず、医療機関が糖尿病患者の情報を、それぞれの自治体の保健師や栄養士に伝えます。 保健師や栄養士は患者の家を訪ねて生活状況を確認し、1人1人に応じた食事指導などを行います。 こ
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