北海道は2日、道南西部の離島・奥尻島の奥尻町にある航空自衛隊奥尻島分屯基地で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。感染者は20~40代の自衛官計17人で、いずれも軽症か無症状という。道によると、奥尻島の感染者は公表分で計37人となった。 道によると、奥尻町のスナックで11月26日にクラスターが発生しており、空自奥尻島分屯基地に所属する複数の自衛官がこのスナックを訪れていた。宿舎での共同生活や訓練などを通じ、同基地内に感染が広がったとみられる。 同基地の濃厚接触者のうち58人は陰性と確認された。道は同基地で残り約10人を検査する。 奥尻島は島全体が奥尻町で人口約2500人。島内に新型コロナ感染者の受け入れ病床がなく、感染者は原則島外に搬送される。 道によると、道内では千歳市の陸上自衛隊東千歳駐屯地でクラスターが3件発生しており、道内の自衛隊のクラスターとしては空自
北海道の奥尻島では新型コロナウイルスの感染が拡大し、多くの飲食店が店を閉じるなど影響が広がっているということです。 奥尻町によりますと、奥尻島では1日までに町の職員8人を含む20人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されています。 観光シーズンではないものの、フェリーを利用して仕事などで島を訪れる人がいて、北海道南部の江差町の乗り場では体温測定器が設置され、船内の消毒作業も、こまめに行われるようになったということです。 奥尻島に住む60代の女性は「今後も感染者が増えるかもしれないので不安です。外を出歩かないようにしています」と話していました。 また、奥尻島観光協会によりますと、島内では多くの飲食店が店を閉じているということで井口和広事務局長は「ウイルスへの警戒感から人通りはかなり少なく、飲食店の多くは昼も夜も開いていません。高齢の人は自分が感染しないか不安が大きく、買い物にも出か
新型コロナウイルスの感染者が相次いでいる道南の奥尻島で、新たに10人以上の感染が確認されたことが町への取材でわかりました。 人口およそ2500人の奥尻島では、接待を伴う飲食店でクラスター=感染者の集団が発生するなど、今月1日までに島民21人の感染が発表されています。 奥尻町の関係者によりますと、その後、新たに10人以上の感染が確認されたということで、感染者は順次、船で島外に搬送されることになっています。 また、PCR検査を受けている人のうち持病のある高齢者1人の体調が悪化したことから、航空機で搬送する予定だということです。 奥尻町には新型コロナウイルスの患者が入院できる医療機関はなく、感染者は島外に搬送されるまで自宅で待機することになっていて、離島で相次ぐ感染に懸念が高まっています。
道は2日、桧山管内の25人、渡島管内の3人を含め、道内で61人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このほか札幌市は66人、旭川市は過去最多の46人、小樽市は1人で、道内はこの日、函館市の2人を含め計176人が感染したことが分かった。また、道内で5人の死亡が確認された。 道によると、桧山管内25人の内訳は、20代男性1人、30代男性1人、50代男性1人、60代男性1人、年齢非公表男性2人、30代女性1人、70代女性3人、年代非公表女性1人。性別非公表で20代8人、30代3人、40代1人、年代非公表2人。 このほか空知管内10人、石狩管内9人、後志管内2人、胆振管内1人、日高管内1人、上川管内4人、十勝管内4人、釧路管内2人。
11月2日、札幌市中央区で砲弾が見つかり、一時周辺で交通規制や住民への避難が呼びかけられました。 2日午後4時半ごろ、札幌市中央区南15条西7丁目の解体中の住宅で「不発弾のようなものが見つかった」と、この家の家族から警察に通報がありました。 この影響で、周辺約100メートルの範囲で住民に避難の呼びかけや交通規制が敷かれました。 砲弾が見つかった現場 また近くを走る札幌市電は一時、静修学園前と中島公園通りで運転を見合わせました。 警察によりますと見つかったのは長さ30センチ直径6センチほどの古い砲弾で、午後6時半ごろ自衛隊が回収しました。 火薬は入っていなかったということです。 警察は午後6時50分ごろ、付近の通行止めを解除し市電も運転を再開しました。
函館の冬の一大イベント「2020はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)が1日、金森赤レンガ倉庫前の特設会場で開幕した。新型コロナウイルス感染予防の観点からイベントはなかったが、「メリークリスマス」の合図で一斉に点灯。夜空に上がる花火と海に浮かぶクリスマスツリーが今年も変わらない輝きを見せた。 例年の開幕日は実行委関係者によるカウントダウンや、日本航空客室乗務員によるハンドベル演奏が恒例となっていたが、コロナ禍を受け、ステージ設営や好評のスープバーも取りやめ、期間中もイベントはない。 点灯直前には係員が距離を取るよう、集まった多くの観客に声を掛けた。ツリーがともり花火が上がると静かな歓声に包まれた。毎年初日と最終日に訪れているという両親と来場した市内万代町の松木斗志ちゃん(6)と太志ちゃん(3)兄弟は「花火がきれいで楽しかった。(昨年よりも)ツリーがきれいだった」と喜んでいた。 25
NPO法人函館エコロジークラブが運営する函館市熱帯植物園(湯川町3)で1日、毎年恒例のサル山温泉がスタートした。湯につかってほっこりとするサルたちの様子が、訪れた来場者を楽しませている。 現在、同園では63頭のニホンザルを飼育。毎年この時期にサル山内の水飲み場に湯の川温泉の源泉を引き、温泉に入るサルの様子が来場者の間で人気となっている。 温泉はサルにとって適温とされる41度に調整。初日の同日は雪がちらつく寒さで、サルたちが湯けむりの中で暖を取り、リラックスした表情で湯につかる愛らしい様子に来場者を和ませていた。千葉県船橋市から夫婦で訪れた山口きょう子さん(76)は「温泉に入るサルを楽しみに来たので見られて良かった。雪も降っていて、雰囲気も良い」と話していた。 サル山温泉は来年5月5日まで。年末は12月29日~1月1日は休園し、2日から開園。時間は午前9時半~午後4時半。 その他の新着ニュー
はこだてグリーンプラザ(函館市松風町)で1日、JRA函館競馬場の特別協賛イルミネーション「光のトンネル」が始まった。全長25メートルのトンネルに4万5000個の電球がきらめき、光のアーチが早速市民や観光客の注目を集めている。来年2月28日まで。 はこだて冬フェスティバル実行委主催の光のトンネルは、入り口の間口を広くし、出口を狭くすることで遠近法による写真映えを強調している。また、トンネル内には流れるライトを使って、馬のシルエットパネルが駆ける疾走感を演出。訪れた人がスマートフォンやカメラを手にトンネル内を歩きながら撮影するなどして楽しんでいた。 修学旅行で友人2人と訪れた宮城県多賀城高校2年の加藤和(のどか)さん(16)は、「イルミネーションだけでなく、出口の先にあるクリスマスツリーもきれいだった」と話していた。点灯時間は日没から午後10時まで。 その他の新着ニュース 【新年号】新外環・空
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